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更新日:2023年6月15日

知事会見(令和5年(2023年)3月3日(金曜日)15時20分~15時37分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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取材者からの質問

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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本文

阿部知事からの説明

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 それでは本日、新型コロナに関連してマスク着用の考え方の見直し等についてということで会見をします。お手元に資料をお配りしているかと思いますが、3月13日以降、政府の方でもマスク着用ルールを見直してマスク着用は個人の判断が基本になります。それに併せて改めて私の方からも今日、県民の皆さまにマスク着用について考え方をお示ししたいと思います。資料(会見資料1/スライド2ページ)にありますように、基本的に国の考え方と同じですが、若干、長野県としてお願いさせていただくところがあります。まず、「マスク着用は個人の判断が基本」、そして、「ただし、以下のような場合には注意しましょう」ということで、一つは医療機関・高齢者施設などを訪問するとき、それから混雑した電車・バスに乗車するとき、こうした場面では、周囲の方に感染を広げないためにマスクを着用しましょう。また、重症化リスクが高い方が感染拡大時に混雑した場所に行くときは、ご自身を感染から守るためにマスク着用が効果的です。これらの点については国からの呼び掛けと同じ内容になっています。その後、少し付け加えていますけれども、施設の管理者あるいはイベント主催者等からマスク着用が呼び掛けられたときは協力をお願いしたいと思います。政府のチラシですが(会見資料3/2ページ)、「事業者の判断でマスク着用を求められる場合や従業員がマスク着用している場合があります」と一番下のところに記載していますが、ぜひこうした事業者、管理者の皆さまの呼び掛けには協力していただきたいと思います。それから、まだ新型コロナがなくなっているわけではありませんので、発熱等の症状がある方は引き続き外出を控えていただきたいと思いますし、やむを得ず外出する場合には、人混みを避けていただくことと併せて、周囲の方に感染を広げないようマスク着用をお願いしたいと思います。いずれにしても個人の判断が基本になりますので、着ける方、着けない方、お互いを尊重し合って対応いただくようにお願いしたいと思います。それから裏面です(会見資料3/3~4ページ)。「新たな会食のすゝめ」、「新たな旅のすゝめ」に沿って、会食・旅行をお楽しみいただき、日常生活を取り戻していっていただければと思います。ただ一方で、まだ5月7日までは2類(感染症)相当の取り扱いになっていますので、基本的な感染対策の徹底等は引き続きお願いしていきたいと思います。換気・手洗いと距離の確保、それから症状がある人は外出を控えて、重症化リスクが高い方は速やかに受診・相談いただきたいこと。それから、オミクロン株対応ワクチン未接種の方は改めて接種の検討をお願いしたいということです。なお書きのように、今はだいぶ新規陽性者数が本県においても減少傾向が続いていますけれども、今後状況が変化する可能性も全くないわけではありませんので、場合によってはより強いお願いをさせていただくこともあり得るということでご理解いただければと思います。それから、次のページ(会見資料1/スライド4ページ)ですけれども、今のはマスクの話ですが、マスク以外の対応も、5月8日から5類感染症に変えていくという政府の方針ですので、それに伴ってさまざまな対応が変わっていきます。国から一定程度考え方が示されてきつつありますが、それを踏まえて県としての対応方針は検討中です。円滑に5類(感染症相当)へ移行していく上で今、何を継続するのか、何を見直すのか、何を止めていくのかということについて検討している状況ですので、3月中を目途に取りまとめて、県対策本部会議で方針を決定した上でお伝えしていきたいと考えています。ぜひご理解、ご協力をお願いします。それからもう一つ、県機関における職員のマスク着用の考え方の見直しについてという紙(会見資料2)をお配りしています。今申し上げた県民の皆さまへの呼び掛けと軌を一にして、県機関における職員の対応も見直していきます。マスクの着用については職員個人の判断を基本とするということではありますが、ただ、県は県民の皆さまにいろいろな行政サービスをしていますので、中には健康に不安をお持ちの方等もいらっしゃると思います。そうしたこともありますので、例えば来庁者と接するような場合は、マスク着用を原則としていきたいと思いますし、また、高齢者等の重症化リスクが高い方が生活されている場、入院されている場、こうした機関の職員がマスク着用を原則としていきたいと思います。ただ一方で、来庁される方については、原則通り、それぞれの県民の皆さま、来訪者の皆さまの判断に委ねる形にします。加えて、基本的な感染対策については、県庁としても継続していきます。今申し上げたのは3月13日からの対応になります。ずっとマスク着用が当たり前のようになってしまっているわけですが、徐々に普通の生活に変えていかなければいけないということもありますので、今申し上げたような観点を踏まえて、それぞれの皆さまに適切にご判断いただき、対応していただきたいと思いますし、県庁全体ではできる限り日常の生活を取り戻せるようにいろいろな施策の推進も含めて取り組んでいきたいと思っています。私からは以上です。よろしくお願いします。

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取材者からの質問

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

市民タイムス 萩原真一 氏
 マスクに関して基本、国の(方針)にするということですが、今もう高校は卒業式が始まっていますが、小・中学校の卒業式とかそういった式典の場でのマスクの考え方を改めてお願いします。

長野県知事 阿部守一
 学校については、また教育委員会から別途、国の考え方も示されてきているわけですけれども、基本的には年度替わりのところで対応を変えていく形になろうかと思います。卒業式も、もういろいろな学校で行われていますけども、卒業生は入場等の場面ではマスクをしないといったような対応をされている学校も出てきているので、基本的な考え方を踏まえていただきながら学校において適切な判断をしていただきたいと思っています。

中日新聞 大久保謙司 氏
 今回、県の判断で基本的に国の方針に沿いながら、管理者・イベント主催者等からの着用の呼び掛けにはご協力をお願いするという部分が、踏み込んだものをあえて入れたというところで、これは県としての、例えば観光ですとかイベントですとか、県は特別な事情とかそういうものを配慮したものというか、どのような観点から追加されたのかを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 先ほども少し申し上げましたように、国においてもマスク着用についても事業者等が、例えば先ほどのパンフレット(会見資料3/2ページ)では「事業者の判断でマスク着用を求められる場合や従業員がマスクを着用している場合があります」と書かれているように、施設の管理者等の皆さまがご来場される方等にお願いするということは当然想定されているところです。県としては、それぞれの施設の皆さまの判断がありますし、またそれぞれの状況がありますので一律にこうだということは申し上げませんけれども、ただ、施設を管理されている方等が呼び掛けている場合はできるだけお願いに応えていただきたいと。施設でなるべくマスクしてほしいと呼び掛けているのに全くみんな守らないということだとやはり施設の皆さまが困るということも想定されますので、県からは管理者等が呼び掛けたときには協力していただきたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 安藤公彦 氏
 知事ご自身は13日以降、マスクの着用はどのように対応されるご予定なのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 場面によりけりだと思っています。基本的には、例えば外を出歩くようなときはマスクをしないように考えていますが、一つは、寒いのでマスクをしているというところも正直ありますし、もう一つは花粉症ということもあってマスクをしている方が気分的に安心感があるという部分もあるので、全く着けないようにするかどうかというのはその時々の状況によると思います。まさにマスクの着用は個人の判断が基本となりますので、常にしなければいけないとか、常にするということでなくて、やはりご自身の健康状態とかそれから居る場所の状況を踏まえて考えていくというのが私としての考え方です。

日本放送協会(NHK) 安藤公彦 氏
 政府の方針に加えて県としての若干のお願いということで、下線(会見資料1/スライド2ページ内下部)を引っ張っているところだと思うのですけれども、これは県独自の方針ということまでのものではないでしょうか。国の方針に対する補足説明ぐらいのものなのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 国のパンフレットは分かりやすく簡略化しているところがありますが、例えば(令和5年2月10日)新型コロナウイルス感染症対策本部決定として「マスク着用の考え方の見直し等について」という文章があります。その中には例えば、症状がある方は外出を控える、やむを得ず外出する時には人混みを避け、マスクを着用すると書いていますので、その部分とは基本的に同じですし、先ほどの事業者の部分も、事業者がそういうことを求めることがありますということと表裏の記載になっていますので、基本的には国が示している方向性と同じ内容だと思っています。ただ、もう少し分かりやすくお伝えしようとしています。

日本放送協会(NHK) 安藤公彦 氏
 県内の業界団体、さまざまな業界の団体に対する県からのお願い・周知については、今どのようになっているのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まさにきょう、このようにお話をしているように、基本的には個人の判断という形になってきますし、事業者の皆さまもそれぞれのご判断ということが基本になります。いくつかの事業者の皆さまの感覚をお伺いしていますが、考え方はさまざまあります。当面、マスク着用を呼び掛けようとされている事業者の方もある一方で、お越しになるお客さまへのマスク着用は基本的にはお願いしないというような、いろいろな施設ごと置かれている状況によってさまざまですので、事業者が求めているときは協力していただきたいと思っています。
 ありがとうございました。

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