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更新日:2016年12月25日

知事会見(平成24年(2012年)10月5日(金曜日) 15時45分~16時20分 県庁:会見場)

項目

知事からの説明

  1. 県議会9月定例会が閉会、静岡県知事との懇談会(10月10日)の開催、ネーミングライツ・パートナーの募集について

取材者からの質問

  1. 県立4年制大学設立について
  2. 静岡県知事との懇談会(10月10日)の開催について
  3. 生活保護制度の見直しについて
  4. オスプレイの安全性確認について
  5. 宇宙飛行士油井亀美也さんの宇宙ステーション滞在決定について
  6. 原子力規制委員会によるヨウ素剤配布の検討について
  7. 県教育委員人事案について
  8. 山の日の制定について
  9. メガソーラー事業について
  10. 2機目のドクターヘリ導入後の成果について

配布資料一覧

■ネーミングライツ・パートナーを募集します~企業の皆様からの“提案募集”も行います~(PDF:394KB)

本文

知事からの説明

 1 県議会9月定例会が閉会、静岡県知事との懇談会(10月10日)の開催、ネーミングライツ・パートナーの募集について

長野県知事 阿部守一
 それでは10月5日の会見を始めさせていただきます。
 9月の定例会、本日で閉会ということで、補正予算も無事ご議決をいただいたわけでありますので、今、経済状況、非常に足踏み状況が続いている中で、しっかりと経済対策の効果も上がるように、この補正予算の適切な執行をまず心掛けていきたいと思っております。
 また、森林づくり県民税についても、議会のご議決をいただいたわけでありますので、私どもとしては、県民の皆さま方にご負担をいただくわけでありますから、さらにしっかりとご理解をいただく取り組みを行うとともに、来年度から使途については一部模様替えを致しますけれども、しっかりと税負担をいただけることに見合う効果が上がるように準備をしていきたいと思っています。
 私の方からは2項目申し上げたいと思いますが、まず一つは静岡県知事との懇談会の開催であります。既に26日に企画部の方からプレスリリースを行っているかと思いますが、来週10日の水曜日、静岡市の日本平ホテルにおきまして、静岡の川勝知事との懇談会を行う予定にしております。前回は平成22年の1月に村井知事の時代でありますが、軽井沢で開催ということで、今回で2回目でございます。知事懇談会、県境を接する隣県同士ということで、共通する課題、あるいはお互い問題意識を共有できるものについて取り組んでいく意思確認、あるいは情報共有の場という形で考えていきたいと思っておりますが、昨年の8月には、岐阜県知事の古田知事、それから今年の5月には富山県の石井知事とそれぞれ懇談を行わせていただきました。静岡県との間では、長野県の場合は、一つは高規格幹線道路、三遠南信道路でありますとか中部横断自動車道。これは両県にまたがる課題でありますし、これまでも整備について連携をしてきたところでありますけれども、そうした基盤整備の話もしていきたいと思っておりますし、また、静岡県は富士山の日を制定していらっしゃいますけれども、長野県も山の日を制定していきたいし、また全国的な山の日も、ぜひ国民的な議論の盛り上がりの中で制定を目指したいと思っておりますので、そうしたことについても意見交換を行ってきたいと考えています。
 それから二つ目でありますけれども、ネーミングライツについてでございます。ネーミングライツについては、かねてから募集をしてきておりますが、本日、10月5日から11月30日までネーミングライツパートナーを改めて募集をしていきたいと思っています。施設特定型とそれから提案募集型、2つの仕組みで募集をさせていただきたいと思っております。今回は引き続き、前回に引き続いて、伊那文化会館、動物愛護センター、松本平広域公園、この3施設募集致しますし、加えて新しく、菅平の薬草栽培試験地、ちょっと変わったところでありますけれども、この薬草栽培試験地も私どもの方から募集の対象として提示をさせていただきます。また加えて、提案型についても引き続きご提案を、こういうものがネーミングライツにふさわしいんじゃないかと、あるいはこういうところに関心があるということを県民の皆さま方からお出しいただきたいと思っています。今回、一人1改善提案事業5,100件、職員から出してもらっていますけれども、そうした職員の中からもネーミングライツの積極的な推進というご提案もありますし、また歩道橋みたいなものをネーミングライツにしてはどうかという提案もあったところでありまして、今回提案型の例として私どもとしては歩道橋も可能であるということでお示しをしているところであります。ぜひ大勢の県民の皆さんとの協働で施設の運営、そして発信をしていきたいと思っておりますし、厳しい財政状況の中での財源確保という観点もございますので、積極的に県民の皆さま方のご提案をいただければありがたいと思っています。私の方からは以上でございます。

取材者からの質問

 1 県立4年制大学設立について

信濃毎日新聞 岩間基樹 氏
 先ほど、平野議長の会見で県短大の4年制化の県が話題になりまして、今議会通じていろいろな意見が出たということで、これまでの経過も踏まえて拙速にものを進めないようにというようなお話がありました。知事の方では年内に基本構想を決定したいという目標を掲げてらっしゃいましたけれども、9月定例会に向けて素案が出されたのが県会の開会日の前日くらいだったかな。そういったこともあって議会側とすれば、もむのに時間的にも大変だったというような感想もあるようで、今後のスケジューリングにもよるんですけれども、十分時間をとらないならばもっと議論をもんで何カ月か延ばしてというようなことも平野さんの方がおっしゃっていましたが、議会側もしくは県民の理解を得ていくためにですね、先週も聞きましたけれども、どのように進めていきたいかという辺りをお伺いしたかったんですが。

長野県知事 阿部守一
 この県立大学については、私は丁寧な説明を県民の皆さま方にも議会の皆さまに対しても引き続き行っていく必要があると思っておりますし、前回も申し上げたかもしれないですけれども、例えば来年度予算をどうするかという話と違って、一度方向付けをすれば極めて長い間にわたってその方向で進んでいかなければいけないプロジェクトでもありますので、そういう意味で多くの皆さんの理解をいただけるような形で発足させていく、スタートさせていくということが重要だと思っています。

 2 静岡県知事との懇談会(10月10日)の開催について

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 来週の静岡県知事との懇談会の関係でお伺いをしたいんですけれども、知事としては特にどんな点を情報共有、問題意識共有をしたいと考えておられるのかということについて教えてください。

長野県知事 阿部守一
 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、両県にまたがるようなプロジェクトはぜひ足並みをそろえて一緒に推進・進捗(しんちょく)を図っていきたいと思っておりますので、そうした点については、協力関係を築いていきたいと思っておりますし、また山の日の制定に向けても、静岡県も日本一の富士山を抱えていらっしゃる県でありますし、私どもは多くの3,000メートル級の山々を擁している山岳県でありますので、そうした観点で共同歩調をとっていくことができればありがたいなと思っています。

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 特にこの間ですね、原発の事故ですとか、あとは南海トラフの巨大地震のことだとかもありまして、災害の関係についても問題意識もあるかと思うんですが、その点についてはどうでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 災害の点については静岡県、かねてから東海地震対策も含めて先進的な取り組みを進めていらっしゃる県でありますので、静岡の取り組みに私どもは学ばなければいけない点もあろうかと思います。災害対策についても意見交換をしっかり行っていきたいと思っています。

 3 生活保護制度の見直しについて

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 2点目なんですけれども、生活保護制度の見直しについて国の方で議論があるんですけれども、就労に前向きな受給者への対応を手厚くする一方で不正受給に対する罰則強化というのが盛り込まれるような方針での議論があるかと思うんですが、長野県内で見るとですね、受給世帯の8割は高齢者、障害・傷病世帯ということで、なかなか就労が難しい立場の世帯も多い状況があるかと思います。国のこの制度の見直しについて、知事の方でですね、どんな制度改正を望むかということを現時点であれば教えてください。

長野県知事 阿部守一
 そうですね。国の見直しの中身を私は十分把握していないので、直接的なコメントにはならないかもしれませんけれども、これは生活保護制度というのは最後のセーフティーネットであるわけですから、そういう意味ではいろいろな課題があるとはいえ、しっかりそこのネットについては張り続けるというかね、そこからさらに漏れてしまうような方が出ることが無いような仕組みにしておくということが私は重要だと思っています。今お話があったように、高齢世帯等が増えていく中で、生活保護の在り方もかつてと比べるとだいぶ変わってきている部分もあると思いますので、私は何度も申し上げますが、社会保障と税の一体改革の話が必ずしも明確なビジョンが出てきていないという中で、やはり年金制度との関係も含めて、きちんとした方向付けを国にはぜひしていっていただくことが必要ではないかと思っています。

 4 オスプレイの安全性確認について

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 最後、オスプレイの関係でお伺いをしたいのですけれども、沖縄県の飛行訓練でですね、市街地で転換モードで飛行するということがあって、運用ルールに反した可能性が指摘されているところかと思うんですが、沖縄県民の方をはじめですね、不安が多くある中でのこういった訓練について、知事としては現段階でどう受け止めていらっしゃるのか教えてください。

長野県知事 阿部守一
 ちょっと、まずそこの事実関係は私はよく把握していないですが、まず今回オスプレイが飛行しているというのは、政府が安全確認というか安全宣言をしたことを前提として飛行していると思っています。私どもはさらに具体的な考え方の確認を防衛局に対しては行っているところでありますけれども、少なくとも今現時点で飛行を行う最低限の条件というのは、政府が示した、こういうルールの下で運用しますということが守られるということが必要最小限の条件だと思いますので、万が一そこが守られていないということであれば、それは大きな問題だろうと思います。

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 この間ですね、県の方に対して、オスプレイの飛行訓練だとか行うに当たって、説明だとかというのは、知事の方にも北関東防衛局の方などからおありだったのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 危機管理部の方で、何度も説明に来てもらっていますし、私の方からも具体的な内容の確認等は行わせてきていただいてますし、今も行っている状況です。

信濃毎日新聞 河原千春 氏
 内容の確認というのは前回というか、前に会見でもおっしゃっていたようなどこを市街地とするのかというような、そういったことですかね。

長野県知事 阿部守一
 担当課長の方から、今私どもの方で確認している具体的な内容について、御説明を致します。

危機管理部危機管理防災課長 池田秀幸 
 現在、北関東防衛局に確認している内容でございますが、10月1日に職員が出向きまして、事務レベルで確認させていただいておりますが、中味的にはですね、例えば人口密集地などとかそういった記述がありますが、具体的にはどういう地域を示しているかとか、あるいはブルールートと呼ばれているものの始点、終点でありますとか、そうしたものにつきまして12項目ほど確認をしているところでございます。

 5 宇宙飛行士油井亀美也さんの宇宙ステーション滞在決定について

日本放送協会(NHK) 原田季奈 氏
 宇宙飛行士で川上村出身の油井亀美也さんが、2015年から宇宙ステーションに滞在することが決まったということですが、それについて知事の感想ををお願いします。

長野県知事 阿部守一
 そうですか。それは大変うれしいニュースですね。やはり長野県出身の宇宙飛行士が誕生するということは県民にとっても誇りでありますし、何よりも大勢の子どもたちに夢と希望を与えるものだと思いますので、ぜひご活躍を期待したいと思います。

日本放送協会(NHK) 原田季奈 氏
 宇宙飛行士の方が宇宙に行くと交信をしたりとか、ゆかりの何かをしたりということがあるんですけれども、長野県としてこういうことをやってくれたらうれしいなということがあったりしますか。

長野県知事 阿部守一
 それは信濃の国を歌ってくれたらうれしいですけれども、またご本人と機会があればそういうお話もさせていただけるとありがたいと思います。

 6 原子力規制委員会によるヨウ素剤配布の検討について

日本放送協会(NHK) 原田季奈 氏
 続いて二つ目をお願いしたいのですが、国の原子力規制委員会がヨウ素剤の配布を検討しているということで、県内でも飯山市と野沢温泉村と栄村の一部が対象になろうとしていますけれども、それについて今の受け止めを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 はい。原子力規制委員会が原子力対策指針のたたき台を公表したということで、原子力発電所から概ね30キロは原子力災害対策重点区域にするということが示されていると承知しています。ただ、この原子力発電所から30キロ以遠の区域をどうするかということについては、まだ今後の検討課題だと承知しています。この国の動きをみて、私どもも地域防災計画の修正等も検討していく必要が出てくるかと思いますが、他方で新潟県が、これは国の指針とは別の観点から県全体を対象にヨウ素剤の備蓄計画等も行っていくということになっているので、北信の一部の市町村からは新潟県と同レベルの対応を長野県でもお願いしたいというご意見を伺っております。そういう観点で、私どもとしては安定ヨウ素剤の備蓄購入、服用等についてはですね、防災会議の原子力災害対策部会で検討を始めていく必要があると思っておりますし、その他の必要な点については国の動向も見ながら取り組んでいきたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 原田季奈 氏
 原子力規制委員会では、自治体からも意見を伺いたいということも言っていたのですが、何か既にお伝えしたのか、もしくは今後伝えたい意見なり希望なりはございますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まだ伝えてはいないですね。今後、意見照会があるのかどうか分からないですけれども、これは前にもこの場でお話したかもしれないですけれども、原発の立地県と立地県以外の対応というのは今までまったく違っているわけですよね。モニタリングポストの設置も含めて。今回の福島原発の事故を受けてそうした測定体制等は原発立地県以外でも整備をしてきておりますし、私どもも整備をしてきていますが、とはいえ立地県の取り組み状況と立地していないところの取り組みというのは、まったくこれは県の取り組みが違うという以前に、国としての対応のさせ方が違ってきているわけでありますけれども、こうした事故、原発の事故が起きたときには、県境というのは基本的に関係がない世界になるので、やはり原発立地している、していないということにかかわらず、距離とか風向きとかそういうものを勘案して同じような対応ができるような国としての方針作りと具体的な支援策というものが必要ではと思っています。

 7 県教育委員人事案について

信越放送(SBC) 田中茂夫 氏
 議会の関係で、今回の人事案なんですけれども、教育委員に元清内路村の村長の桜井久江さんの人事案、議会で同意得られたということですけれども、それの受け止めをいただきたいんですけれど。

長野県知事 阿部守一
 受け止め。これは私として教育委員にふさわしい方ということで人事案件を出させていただいたわけでありまして、議会でご同意いただいたということは大変ありがたいと思っています。

信越放送(SBC) 田中茂夫 氏
 今後教育の問題ですね、いろいろ、さまざまな問題を抱えているわけですけれども、その中の委員長ということについてはどんなふうな受け止めでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 委員長は法律上、互選で決めるという形になっているわけでありますので、教育委員会の判断になるわけでありますけれども、私としては今、非常に課題が多い中でですね、特に県と市町村、もっと言えば国と県と市町村。今日の午前中も教員組合の皆さんと意見交換をさせていただきましたけれども、そこの在り方というのは非常に問われているのではないかと思っています。これは責任の所在という面でもそうですし、権限という側面でもそうですけれども、そういうことを考えたときにはぜひ、桜井さんには首長経験ということでぜひ現場に近い、そして基礎自治体の視点から長野県教育をご覧になっていたという知見を十分ですね、長野県の教育委員会のために生かしていっていただきたいと思っています。

 8 山の日の制定について

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 二つお尋ねしたいのですけれども、一昨日知事は東京の方へ行かれて山の日の制定に関する会議というか、ちょっとお邪魔しなかったので分からないのですけれども、行かれて山の日の制定に関わっていくというそういう動きがあったかと思うのですが、これまでも県内でも、山岳関係者のフォーラムとかいろいろありまして、改めてちょっと確認にしておきたいのですけれど、知事は独自の「山の日」、長野県独自の制定というよりは、全国一律の祝日制定みたいなそういう志向ということでよろしかったのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 基本的には全国、日本全体の制度として「山の日」が設けられることが望ましいと思っています。ただ、そこに至るプロセスで、例えば今年議論が盛り上がって来年できるというような環境であれば、そこだけでいいと思いますけれども、必ずしもそういう状況でなければ、県として単独で山の日を制定していくということも視野に入れて対応していくことが必要だと思っています。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 これまで県会等でも質問がたまに出たりしているかと思うんですけど、現時点でも県独自で制定するならばこういうところが課題だというのを改めて伺えますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 県独自で制定するならばというか、県も全国も基本的に同じような視点だと思いますけれども、やはりこれは、例えば県が決めて、決まったけれども何か忘れ去られましたみたいな話になっても仕方ないんでですね、県民的な盛り上がり、県民の多くの皆さんの意見、総意でそうした日が必要だよねということにつながっていくことが重要だと思いますし、これは全国的に、例えば国民の祝日なり、国民の祝日の手前の何とかの日の制定という形、山の日の制定という形であったとしても、これはやはり国民的な議論と盛り上がりという中で制定されていくということが望ましいと思っています。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 そういうことからすると、今、独自制定に向けて何かピッチを上げるというよりは、全国的な盛り上がりをもう少し注視していくということでよろしいんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 両方にらみながら対応していくということだと思っています。

 9 メガソーラー事業について

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 すいません、もう一点ですね、今回、県会でもシャープの経営の不振に関する富士見町のメガソーラー事業への影響というような質問もあって、知事からは現時点で影響はないとみられるというか、そういうご答弁だったかと思うんですけど、今度11月県会に土地の貸付の契約の案件は提出できそうだということはご答弁で分かったんですが、シャープを選ばれた観点の中には、地域貢献策が、土地の貸付枠以外にもですね、地域貢献策がいろいろ充実していて地元へのメリットであるとか、諏訪地域全体をソーラーバレーにしたいというような、そういう構想が充実しているというあたりも評価のポイントになっているかと思うんですけども、経営不振だといろいろ連日の報道の中で、なかなかその先行きも厳しいなということを感じずにはいられないんですが、今度の貸し付けの契約の案件の中に地域貢献策を確実に遂行してもらうというようなそういう条項というか、そういうものを入れていくような形で担保するというか、そういう必要性というのはお感じにはならないでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 具体的な契約の中身はよく詰めていかなければいけないと思いますが、この場で申し上げてきていますけども、すでにシャープとは例えば環境フェアでの催しに協力をいただいたり、あるいは、共同研究の議論についても具体的な取り組みを進めていこうということで始まってきていますので、そういう中で具体的な契約の中でですね、いろいろな例えば不測の事態が起きたときに、どういう形の条項をおくかというようなことはしっかり詰めた上で、契約をしていくということが必要だろうと思っていますが、何度も繰り返しますけども、現時点で私ども富士見産業団地で予定されているメガソーラー事業に対して、マイナスの影響が出てくるというような話は無いということは改めて申し上げておきたいと思います。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 そうすると、そういう契約の内容はこれから検討していくと。

長野県知事 阿部守一
 これは別にシャープであろうが、どんな企業であろうが、私どもとしてしっかり事業を担保していくということが重要だと思っていますし、これはいろいろな経済環境の変化に伴って不測の事態がどういう形で起きるかということもありますので、そういう場合にも例えば契約が途中で中断したときにどういう形の対応するかとかですね、そういうことも十分われわれ検討した上で契約を結んでいくという形になります。

信濃毎日新聞 古志野拓史 氏
 最後に、固定買取制度にかかわることで一般論としての認識で結構なんですけれども、今回こういうあのシャープのことも含めて20年の長きにわたる事業の先行きを見通すというか、そういう難しさを県の立場でもお感じになっているかどうか、ご認識を伺えませんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 固定価格買取制度は、自然エネルギーを普及拡大させていくためのひとつの大きな重要な手段だと私は思っておりますので、確かに長期的・継続的に事業をいろいろな事業体が行っていただくということが必要でありますけれども、この固定価格買取制度がなければ、事業自体の不安定さというのはもっと大きかったわけでありますから、そういう意味で、自然エネルギーの普及拡大にとっては、私は有効なプラスの制度だと思っています。

 10 2機目のドクターヘリ導入後の成果について

朝日新聞 伊藤唯行 氏
 知事の公約でもあったドクターヘリが2機になって一年ですが、この一年の成果と何か見えてきた課題などあれば教えてください。

長野県知事 阿部守一
 今、直近のデータを私は把握はしていませんけれども、2機体制になったことによって、選挙のときも申し上げてきていましたけれども、重複要請がかなり解消されてきているという事実があります。広い長野県、しかも交通・道路状況は必ずしも良い場所ばかりではない中で、ドクターヘリの要請があったときに、出動中で対応できませんということについては、かなり大幅に縮減されたということで、救うことができる命を救うことができる可能性は飛躍的に増えたと思っています。また、地域的にもこれまで佐久総合病院で、県全体から見ると、東に偏った地点に1機あったわけですけれども、長野県のほぼ中心部にある信州大学附属病院に配置ということで、南信地域も含めて地域的なバランスの取れた対応が可能になったと。そういう意味で大きな成果が上がってきていると思っていますし、また、ドクターヘリを運用する中で、キーワード方式で、迅速な出動が大事なので消防本部とも連携する中で、一定の用語が入っていれば出動していくというルール作りもされている中で、1機体制で運用していた当時と比べると、運用面でも進歩してきていると思っています。

長野県知事 阿部守一
 はい、ありがとうございました。

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