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更新日:2025年12月19日
令和7年11月30日(日曜日) 14:00~16:00
浅間温泉文化センター
フリースクール・居場所団体(信州フリースクール居場所等運営者連絡協議会)✖ 保護者団体(長野県PTA連合会)
■当日プログラム
○各団体代表者から現状と課題について説明
信州フリースクール居場所等運営者連絡協議会代表 村上陽一 様
長野県PTA 連合会会長 城村義人 様
○グループセッション
相互理解を深めるワークを通じて、団体や個人の垣根を越え、一人ひとりの子どもを共に支えるために何ができるかを考える
【当日の様子】


【グラフィックレコーディング】

◎満足、不満の理由
・フリースクール関係者、居場所関係者、PTA、教育区係者など様々な方が集まり、お互いの考えを聞き合ったことに意味があると感じた。もう少し、教育関係者特に現場の教員が参加すると更によかった。
・もう少し多くの関係者がいてもよかった。お互いを知り合う良い機会だった。
・子供の人数が少ない、子供がいる方の気持ちや感情は聴けるのに子供たち自身の声が少ないなと感じた。
・ワークショップの時間が短すぎた。お互いを知りこれからの交流のきっかけにするという意味では良いかもしれないが、今日1日の対話の時間としては少なかった。
◎全体を通して、印象に残っている場面、発言
・不完全に対する寛容さ 寛容はキーワードになっていくと思います。社会の不寛容さ、一度でも失敗すると蹴落とされるようでは息苦しすぎます。とても響きました。
・欠席カード。お子さんの変化に気づけなかった気持ちがすごく伝わってきました。休みたいと言うまでが辛かった、というお子さんの気持ちを後から聞いた親としての複雑な気持ちがとても印象的でした。
・不登校全国6位。長野県の子どもたちの息苦しさ、先生方も休職が増加している。大人も子どもも感じている息苦しさのとはいったい何だろう?
・不登校の原因が、学校と保護者で認識に大きな違いがあること、不登校の当事者は子どもや保護者ではなく社会や地域である、このことが印象的でした。
◎相手方の団体の取組や課題の理解が進んだ、または進まなかった理由
・PTAとして向いている方向が少しだけ垣間見えた感じがします。私も昔、教員でもあり、保護者としてPTAの役員も経験しましたが、今も昔もあまり変わっていない事を感じました。
・PTAも、今までのやり方では存続が難しいという理解が、より裏付けられました。
・課題感は伝わってきたのですが、「こんな試みがあるよ」「こういう活動をしているから協力してほしい」みたいな具体的な一歩が見えてこなかったのと、それを提示するタイミングがなかったかなーと思いました。
◎相手方の団体とお互いに知恵や力を渡し合うことでできそうなことは見つかりましたか
・現場を見学してもらったり、対話の場を増やしたり、不登校当事者の家庭でも無理なく参加できる方法の模索など、ぜひ、いっしょに実現していきたいです。
・協力するというよりも、それぞれのスタンスを尊重し、子どもたちが自分に合った選択肢を選ぶことができるようにすることができれば、と思う
・互いの活動を知ることから、という段階でした。知恵や力を渡し合うフェーズにいくには、解像度が高く、他分野であっても既に連携の経験値やスキルのあるファシリが必要かと思いました。
◎その他感想などがございましたら、ご自由にお書きください。
・今回のように、接点を持ちにくい二者が一つの場で対話することは、とても意義深いと感じました。貴重な機会を設定していただきありがとうございました。
・PTAの負担については、コミュニティ・スクールと重複している負担から軽減したらいいのではないかと思います。また、単独の学校でがんばるべきなのか、中学校区などで連携した方が良いのか、なども、考えてみたいと思いました。
・PTAの運営でさえも、子どもたちとともにできるのでは、と思います。実際、私自身がPTAの時に経験し、非常に楽しく豊かな時間となりました。また、保護者だけでなく卒業生も含めた地域の方々も巻き込むようなプロデュースができるとPTA活動がより一層面白くなりそうです。保護者・卒業生の実際の仕事に結びついたり、地域の方々の商売にもつながるような仕組みをつくると、負担感よりも「それ私できます」という手があがりやすいこともあるかと思います(すべて経験談)
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