県民の安心・安全なくらしを守るため、防災・減災対策に全力で取り組みます

危機管理監兼危機管理部長　前沢　直隆

　近年は気象災害が激甚化、頻発化しており、本県においても、令和元年東日本台風災害、令和２年７月豪雨災害、令和３年の大雨災害と立て続けに大きな自然災害に見舞われました。また、新型コロナウイルス感染症などの新たな危機事象への対応も求められています。

　このように、県民の皆様の安心した暮らしを脅かす危機事象は、いつ、どこで発生するか分かりません。強い緊張感を持ちながら、事案発生時に迅速かつ適切に対処できるよう、日ごろから初動対応への備えを意識し、引き続き、県内防災関係機関や国・市町村、民間企業やＮＰＯ等との連携を図ってまいります。

　今年度は特に、災害時の「逃げ遅れゼロ」を推進するため、地域における防災人材の育成に取り組むとともに、避難所の環境改善としてＴＫＢ（トイレ・キッチン・ベッド）の更なる充実を進めます。また、９月27日を「信州 火山防災の日」と制定したことを踏まえ、火山防災対策を一層進めるとともに、あわせて火山及び周辺地域の魅力発信による地域振興にも力を入れてまいります。

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