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更新日:2018年9月13日

林業総合センター

キッズコーナー
苗木の話

写真:清水研究員
ただいま帰りました。

 

nisioka
清水研究員が調査から帰ってきましたよ。
彼女にも仕事の話を聞いてみてください。

 

イラスト:りんたろう君イラスト:みどりさん

清水さん、こんにちはみどり&りんたろうです。

 

写真:清水研究員
こんにちは、研究員の清水香代です。

 

イラスト:りんたろう君
清水さんは、どんな仕事をしているのですか。

 

写真:清水研究員
長野県の森に多く生えているドングリの木やサクラなどの広葉樹を育てていくことや、手入れができなくなった針葉樹の人工林に、広葉樹を混ぜるための森づくりのやり方を調べているの。
それに、木を伐って木材を山から運び出した後に植えるためのよい苗木を作る研究もしているわ。

 

イラスト:みどりさん
さっき、柳澤さんにはシカの調査をしていると聞いたのですが、清水さんは今日、何をしてきたのですか。

 

写真:清水研究員
私は、「採種園(さいしゅえん)」といって、苗木用の種を作っている畑に行って、今年のカラマツの花がどれくらい着いていて、どのくらい種を収穫できるかを調べてきたのよ。

 

イラスト:みどりさんイラスト:りんたろう君

えっ?!カラマツって花が咲くのですか?
見たことないです。どんな花なんですか?

 

写真:清水研究員
カラマツには雄花(おばな)と雌花(めばな)があって、それぞれ別の場所に着くわ。形も全然違うの。雌花は、雄花の数に比べて、とっても少ないことが多いの。たくさん花を着ける年も毎年ではなくて、何年かに一度くらい。
カラマツの雌花は4月の終わりくらいに咲くわ。カラマツの松ぼっくりより一回り小さいけど、そっくりな形をしていて、枝に上向きに着くのよ。ほら、写真の様に、ピンク色と黄色と黄緑のしましまがとっても鮮やかなのよ。

 

 

カラマツの雌花(めばな)

 

カラマツの雄花(おばな)

 

イラスト:みどりさん
わぁ、ピンク色の模様が綺麗ですね。今度、カラマツの枝をよく観察して探してみます。
あと、よい苗木ってなんですか?

 

写真:清水研究員
たとえば、スギだったら・・・、いま日本中でたくさんの人が困っているスギ花粉症は、わかるかしら?
スギ花粉症は、スギの雄花が作る花粉が原因で起こるアレルギー症状で、くしゃみや鼻水が出たり、人によっては身体がだるくなったりするの。だから、スギを柱などに使うために伐った後、次に育てるスギを花粉の少ないものにすれば、スギ花粉症の人たちが、毎年春先に困らなくなるようになるかもしれないでしょ?そのために、花粉をあまり出さない種類のスギを育てる研究をしているの。
実は、私もスギ花粉症だから、早く花粉の少ないスギが増えるように頑張っているわ。
もちろん、花粉を出さないだけじゃなくて、早く大きくなるかどうか、まっすぐに伸びてくれるかどうかとか、木材として使うために大切な性質についても合わせて調べているのよ。

 

スギの雌花(めばな)と雄花(おばな)

 

 

イラスト:みどりさんイラスト:りんたろう君

わかりました。

どうもありがとうございました。

お問い合わせ

所属課室:長野県林業総合センター 

長野県塩尻市大字片丘字狐久保5739

電話番号:0263-52-0600

ファックス番号:0263-51-1311

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