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更新日:2016年6月21日

第994回長野県教育委員会定例会会議録 

1 日 時

    平成27年(2015年)7月16日(木) 午後1時30分から午後2時20分まで

2 場 所

    県教育委員会室

3 議 題 

 ○議 題 

  議第1号 平成28年度長野県立高等学校入学者選抜要綱(案)について 

  議第2号 平成28年度長野県教育委員会事務局職員採用選考(案)について

         (埋蔵文化財に関する業務に従事する職)

 ○教育長報告事項

  (1) 平成27年6月県議会定例会の結果について

  (2) 平成28年度長野県公立学校教員採用選考申込状況について

  (3) 長野養護学校高等部分教室の須高地区への設置について 

 ○その他

   (1) 長野県立歴史館 戦後70年企画 「長野県民の1945-疎開・動員体験と上原良司-」について

4 出席者   

  ○教育長          伊 藤 学 司

  ○委  員

   教育長職務代理者  櫻 井 久 江

   委   員         耳 塚 寛 明

   委   員         生 田 千鶴子

   委   員         平 林 尚 武

   委   員         矢 島 宏 美

 ○その他

  小林教育次長、菅沼教育次長、北澤教育政策課長、兒玉義務教育課長、今井高校教育課長、

    中坪特別支援教育課長、北澤教学指導課長、原心の支援課長、高橋文化財・生涯学習課長、

    宮下保健厚生課長、小野沢スポーツ課長

 

会議録 

伊藤教育長

 ただいまから、第994回教育委員会定例会を開会します。

 それでは議事に入ります。

 はじめに、議第1号「平成28年度長野県立高等学校入学者選抜要綱(案)について」、今井高校教育課長から説明をお願いします。

 

今井高校教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら御発言をお願いします。

 耳塚委員お願いします。

 

耳塚委員

 選抜要綱そのものに関わることではない質問をしたいと思います。

 強いてあげると、2ページ「調査書及び学習成績一覧表の作成」の(2)ア(ア)に関わることですが、「目標に準拠した評価により、必修教科について5段階の評定を行うこと」となっておりますが、この評定における学校差の問題について、過去に何か問題が指摘されたことがあったのかどうか。あるいは、学校差自体についてどうみなすかということについて、一定の見解があるかどうかということをお尋ねいたします。どうしてそういうことをお尋ねするかと言うと、大阪府教委が全国学力・学習状況調査のデータを用いて学校の評価の補正を行うということがわかりましたが、もともとの評価の学校差というのが問題になって、公平を期すためということが理由に挙げられていました。その問題自体は、どこでも起こり得ることではないかと思っておりますので、質問します。

 

今井高校教育課長

 絶対評価に変わりましてから、このことについて大きく問題の御意見をいただいたことはございません。本県では学習成績一覧表ということで、志願者全員の一覧表を各中学校から提出してもらっています。これは、全体の評価のバランス等を高校側でも見させていただくということで集めさせていただいておりますが、それによって客観的な部分を担保するという意味合いも持っております。また併せて、それぞれの中学校で、絶対評価のアンバランスがあるのではないかという疑問の声が保護者や受検生から上がらないように、各学校で評価の指針に基づいて、絶対評価の信頼が揺らがないように付けて欲しいと依頼してございます。特にそこで県として調整とかそういうことでの検討をしたことはございません。今の時点では大きな問題の声は出ていないということです。

 

耳塚委員

 ありがとうございました。実際問題として、例えば7ページの相関図が出てまいりますけれど、この図をおつくりになって、外れ値のような、2象限、4象限のところに相当するようなケースが目立つのか。学力検査で実力を発揮できなかったとか色々な問題があると思うのですが、いくらなんでも予想できないようなところに点が付くとか、そういったことはあまり考えられないと思ってよろしいでしょうか。

 

今井高校教育課長

 やはり多くの集団になりますと、そういうところに点が打たれるケースは全くないとは言えなくて、当日十分力が発揮できなかったり、あるいは逆に当日の点数が非常に高く出るということもあると思いますし、特異と言ってはいけないのですが、少し離れた点の受検生については、各校で慎重に検討するようにという指示を出してございまして、それぞれ個別の事情等も、資料のあるわかる範囲では配慮している、慎重に検討しているところでございます。

 

耳塚委員

 要するに、誤差をある一定の方法で補正するという作業が、客観的に見て必要だとは思われないことを裏付けるような状況があれば良いと思うのですけれども。いずれにしても、データを少し持っておいた方が良いのではないかと感じました。御検討いただければと思います。

 

伊藤教育長 

 ありがとうございます。他にございますでしょうか。

 生田委員。

 

生田委員

 お願いいたします。1ページの4「入学志願」なのですけれども、通学区規則が長野県にはあるかと思うのですが、通学区を越えて入学したいという声がどれくらいあるのかをお伺いしたいということと、これは昭和48年に制定されているかと思うのですが、半世紀たった今、子どもたちを取り巻く社会、生活状況にそぐわないことはないのかという点。今の時代の現状と半世紀ほど前に定められた規則がマッチしているのか疑問があるのですが、それをお伺いしたいと思います。

 

今井高校教育課長

 通学区規則に関しては、制定されたのは昭和48年ですが、それから何回か見直しがされてございます。現在では、県内の通学区は北信、東信、南信、中信の4つの通学区になってございまして、なおかつ隣接する通学区の高等学校には志願することができるとなっておりますので、この規則の縛りでいくと、北信と南信の間だけが志願できないということになっているのが現状です。ですので、志願のための転居が必要になるのは、南信から北信の高校へ行く子と、北信から南信へ行く子なのですが、毎年数名程度でございます。それも、特定のクラブ活動などそこの学校でしかできない活動が理由となって志願しているという認識です。北信と南信についての壁は必要ないのではないかという声も聞こえてきますので、引き続き時代に合わせた通学区ということで検討が必要だと思っておりますが、現状はそういうことでございます。

 

生田委員

 ありがとうございます。長野県はかなり広いので、南信北信の距離があってそれは理解できるのですが、私が懸念するのは、管理下に置かれたシステムは、とかく管理する側にとって都合の良いように制度が決まってしまう傾向が否めないと思います。やはりスチューデントファーストと語っている以上、志願してくれる子どもたちはまだ良いのですが、こうだから仕方ないと諦める子どもたちがもしいるとすれば、その子たちの選択肢を狭めてしまっていると思いますので、距離的な問題は御本人、御家族がクリアされる問題ですが、ただ、選択できる可能性を広げていただきたいという思いがありますので、今後の検討ということでお願いしたいと思います。

 

伊藤教育長

 他にございますでしょうか。よろしゅうございましょうか。

 それでは、議第1号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第1号を原案どおり決定します。

 次に、議第2号「平成28年度長野県教育委員会事務局職員採用選考(案)(埋蔵文化財に関する業務に従事する職)について」、高橋文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。

 

高橋文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。

 文化財については長らく採用をしてこなかったわけでございますが、説明にもありましたが、リニア新幹線等の工事、今後も大型の公共工事があるという中で、しっかりそうしたものについて対応できるようにするために、社会人経験を念頭に置きながら、若干名の採用に踏み切りたいと思っております。

 それでは、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定します。

 続いて、教育長報告事項に入ります。

 はじめに、教育長報告事項(1)「平成27年6月県議会定例会の結果について」、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。

 この6月定例会から、新しい議員さんが加わっての新しい議会になりました。また、答弁の方も、今までは櫻井委員長と私という体制でございましたけれども、新制度になったということで、私が委員長の分まで含めて1人で対応させていただきました。若干感想を申しますと、今回は特に主権者教育、選挙年齢の18歳への引き下げということに関して、数多くの議員の皆様から、主権者教育にどう取り組んでいくのかとか、それに伴って政治的中立性をしっかり確保していけるのかという強い御質問がございまして、これは私どもに対する質問と同時に、選挙管理委員会の深澤委員長にも同様の質問がなされたところでございます。選挙管理委員会とは先に協定を締結させていただいて、この主権者教育に向けて協力していきましょうと連携させていただいているところでございますけれども、これから今年度、来年度にかけて実際の投票も迫ってくる中で、主権者教育について高校教育段階でどう取り組んでいくかということに関しては、おそらく色々な形で試行錯誤をしながらしっかり対応していかなければいけないと思ってございますので、今議会で出された様々な意見を踏まえながら、また教育委員さんと意見交換をさせていただいて、主権者教育の充実に取り組んでまいりたいと思ってございます。

 その他、どんな質問が出てどんな答えをしたのかなど、もし御質問があればお願いいたします。

 

生田委員

 様々な質問が出たとおっしゃいましたけれども、提案のような御意見は出されたのでしょうか。

 

伊藤教育長

 例えば主権者教育に関しては、御質問をいただく中で、特別支援学校の高等部においても、しっかり主権者教育をやってもらいたいという御提案、御質問は頂戴しております。大きく注目されるところは高校でということになってしまうのですけれども、特別支援学校に通っているお子さんもしっかり1票を投じられるように取り組んでほしいという御要望はいただいております。今回の文教委員会では、スマートフォン等についても、これはまさに提案なのかもしれないですけれども、余所の地域では条例でスマートフォンの使用の規制をかけているところもあるので、そういったことも考えるべきではないのかという御提案もいただいております。

 教育政策課長から印象に残ったことなど何かありますか。

 

北澤教育政策課長

 やはり先ほどの話にもありましたとおり、主権者教育の関係が議会や委員会を通じて一番注目が大きかったところだと思います。内容については申し上げたとおりです。他には特別支援学校の中信地区の再編計画についても関心が大きいところでございますし、特別支援学校の医療的ケアが必要な児童生徒のための十分な対応といったこともあったかと思います。あとは、現在進行形の中では、武道館の関係も議論されたところでございます。  

 以上です。

 

伊藤教育長

 他に何か御質問、御意見ございますでしょうか。

 それでは以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、教育長報告事項(2)「平成28年度長野県公立学校教員採用選考申込状況について」、兒玉義務教育課長から説明をお願いします。

 

兒玉義務教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。

 耳塚委員お願いします。

 

耳塚委員

 志願状況から見て、もう少し志願者が多くないと安定して質が保てないと思われたとか、御意見がありましたらお願いします。

 

兒玉義務教育課長

 ほぼ平年並みというか、去年は1,895名でやや多い年でございましたので、その年に比べると今年度は遜色なく平年並みと言えると思います。ただ、小、中、特別支援学校教員選考においては今年度栄養教諭の枠をつくりましたので、その枠に43名募集しております。この分だけ志願者が増になるはずなのですが、増にならずに減になっているということで、若干志願者の数が減っているところであろうかと思います。高校につきましては、志願者がやや減っていますが、受験率、最終的に受験した方は去年とほぼ同じ人数ということになりますので、例年並みということになろうかと思います。

 

伊藤教育長

 それぞれ倍率を見ますと、小学校が4.4倍、中学校が7倍、特別支援学校が一番低い数字になりますが3倍を切っている状況でございます。高等学校につきましては、相変わらず高い7倍という形になってございます。他県の教育長と意見交換をしているのですが、1つの目安として3倍を切ると選考上少し厳しいかなという中で、すでに関東、関西中心に小学校でも3倍を切ってしまっていて大変困っているという話を聞くのですが、その状況と比べると、本県はまだまだ優秀な多くの方の中から選抜できる環境があると思ってございますけれども、じわりじわりと少しずつ、やはり少子化ですから当たり前なのかもしれないですけれども、減っている傾向がございます。いわゆる受験生の募集という観点ではしっかりPRしながら、より多くの方々に受けてもらって、その中からより良い教員を選考できるようにということを心がけていきたいと思います。今年に関しては、とりあえず試験が終わったところでございますが、1次選考をこれからいたしますし、また2次に移っていきますので、今受けていただいている中で最も優秀な方を、適切に採用していきたいと思っております。

 よろしいでしょうか。それでは以上で、教育長報告事項(2)を終了します。

 次に、教育長報告事項(3)「長野養護学校高等部分教室の須高地区への設置について」、中坪特別支援教育課長から説明をお願いします。

 

中坪特別支援教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。

 

櫻井教育長職務代理者

 長野地区の再編整備ということで、着々と進めていただきありがたいと思います。今回須高の分教室でありますが、他の地区も過密なところがたくさんありますので、引き続き松本地区をはじめ他の地区もこういうふうにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 

伊藤教育長

 他にありますでしょうか。

 それでは以上で、教育長報告事項(3)を終了します。この方向で粛々と進めていきたいと思います。 

 それでは、報告を終わりましてその他に入ります。

 その他(1)「長野県立歴史館戦後70年企画『長野県民の1945-疎開・動員体験と上原良司-』について」、高橋文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。

 

高橋文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。

 よろしいでしょうか。

 歴史館では戦後70年ということで、かなり力を入れて、県内の様々な関係者にお話を聞いたり御協力をいただく中で、長野県と先の大戦という形の中で、いわゆる戦争という話だけではなくて、長野県はどうであったかという部分について、かなり掘り下げて展示をしていただく形になっておりますので、できる限り足を運んでいただきたいと思っております。委員の皆様も都合がつけばぜひ御覧いただきたいと思います。

 以上で、その他(1)を終了します。

 その他、全体を含めて何かございますでしょうか。

 矢島委員お願いします。

 

矢島委員

 お願いします。3点あります。

 1つは、若者の読書離れが続く中、先日の新聞に、国立青少年教育振興機構が新設した絵本専門士の資格に、全国約800人の応募の中から37人が認定され、その中の3名が長野県の方という記事があったのですね。800人の中から選ばれた3人の長野県の方、スペシャリストとしてこういう方たちの力を借りることが長野県教育においてもとても重要になってくると思いますので、ぜひこういう方の力を借りながら長野県の子どもたちは本が好きというところに持っていけるような教育をしていただきたいということが1点です。

 2点目として、5月28日の第992回の定例会で、性被害防止教育キャラバンの実施について報告があったと思うのですが、その時に私は、特別支援学校でもぜひ行っていただきたいと要望をいたしましたが、その後御検討をいただけたかどうかということです。

 3つ目としては、岩手県の中学2年生が自殺した事件についてなのですけれども、これは特別なことではなくて、どこでも起こり得る可能性のあることだと思います。長野県内で、生活ノートに辛いとか死にたいとか、何かそういうことを書いてきた時に、担任の先生がどうしているか、またそれが共有できているかどうか。それぞれの学校にいじめ防止等の対策のための組織が設置されていると思うのですけれども、それが実際に機能しているかどうかということ。そしてアンケートを年数回採られていると思うのですけれども、採りっぱなしになっていないかどうかというところを、今一度確認していただきたいと思います。今回の事件もとても残念な事件でありますけれども、この事件を無駄にすることなく、子どもの命を無駄にすることなくしっかり受け止めて、今一度長野県の学校でどのような形でいじめ防止に取り組まれているのか確認していただきたいと思います。私は、それが間接的には非違行為防止のためにもなるかと思います。以上です。

 

伊藤教育長

 今の3点について、事務局から現段階でお答えをすることがありましたらお願いいたします。 

 原課長お願いします。

 

原心の支援課長

 岩手県の自殺に絡んででありますけれども、それにつきまして組織的な対応、情報共有が重要であると思っております。それについて、各学校にもう一度体制を見直してもらうように連絡をしたところでございます。

 

伊藤教育長

 今いただいた御意見を含めて、岩手県の自殺事件への対応、私も再度県内の学校の点検が必要だと思っております。一方で、事案が進みつつある中で、国からも新たな通知が来る動きもありますので、長野県としてしっかり徹底していかなければいけないと思っております。システムはできたけれどもうまく機能していないということがないように取り組まなければいけないと思います。

 その他いただいた絵本専門士については、もう少し調べさせていただきたいと思います。

 

生田委員

 今の矢島委員の自殺の件で1つお願いしたい点ですけれども、高校生くらいになると、SOSは出さない前提で生徒たちを見ていただきたいなということ。そして、アンケートをやることはとても大切だと思うのですけれども、アンケートをやったことで安心してほしくないということ。この2点について、現場でどのような対応、対策があるのかということを議論していただきたいと思います。

 

伊藤教育長

 ありがとうございました。今後の対応についてしっかり検討したいと思います。

 他にございますでしょうか。

 それでは以上をもちまして、第994回長野県教育委員会定例会を閉会いたします。

 お疲れ様でした。

 

 

 

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電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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