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更新日:2016年6月21日

第1005回長野県教育委員会定例会会議録 

1 日 時

   平成28年(2016年)3月24日(木曜日) 午前11時00分から午後4時00分まで

2 場 所

   県教育委員会室

3 議 題 

  ○議 題 

   議第1号 職員の処分について

   議第2号 平成28年度長野県教育委員会基本方針案について

   議第3号 県立武道館基本構想の策定に向けた基本方針について

   議第4号 教職員の人事異動について

   議第5号 長野県教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の組織に関する規則の一部を改正する規則案について

   議第6号 長野県教育委員会事務処理規則の一部を改正する規則案について

   議第7号 学校職員の特殊勤務手当に関する規則の一部を改正する規則案について

   議第8号 学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則案について

   議第9号 長野県立学校職員の勤務成績の評定に関する規則及び長野県市町村立学校職員の勤務成績の評定に関する規則の一部を改正する規則案について

   議第10号 長野県立高等学校管理規則の一部を改正する規則案について

   議第11号 教育職員免許法施行細則の一部を改正する規則案について

   議第12号 平成29年度教員採用選考について

   議第13号 長野県信濃美術館協議会委員の任命について

   議第14号 青年の家(松川・須坂)の廃止について

   議第15号 学校運営協議会を設置する学校の指定について

   報第1号 特定任期付職員の採用について

   報第2号 学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則について

 

 ○教育長報告事項

  (1) 平成28年2月県議会定例会の結果について

  (2) 平成27年度学校納入金等調査について

  (3) 長野県高等学校将来像検討委員会の審議のまとめについて

  (4) 平成27年度長野県学校保健統計調査の結果について

  (5) 「長野県中学生期のスポーツ活動指針」を踏まえた取組状況について

  (6) 平成27年度全国中学校体育大会及び全国高等学校総合体育大会における冬季大会(スケート競技・スキー競技)の成績について

 

4 出席者 

 ○教育長         伊 藤 学 司

 ○委  員

  教育長職務代理者  櫻 井 久 江

  委  員         耳 塚 寛 明

  委  員         平 林 尚 武

  委  員         矢 島 宏 美

  委  員         荻 原 健 司

 

  ○その他

  小林教育次長、菅沼教育次長、北澤教育政策課長、兒玉義務教育課長、今井高校教育課長、

  中坪特別支援教育課長、北澤教学指導課長、原心の支援課長、高橋文化財・生涯学習課長、

  宮下保健厚生課長、小野沢スポーツ課長

 

会議録 

伊藤教育長

 ただいまから、第1005回教育委員会定例会を開会します。

 本日の審議事項中、議第1号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。

 つきましては、議第1号を非公開とすることが適当と思われますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第1号につきましては非公開とすることに決定しました。

 なお、議第1号につきましては、本日の最後に審議することにします。

 それでは議事に入ります。

 はじめに、議第2号「平成28年度長野県教育委員会基本方針案について」、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 矢島委員。

 

矢島委員

 前回の意見を取り入れていただいて、本当にありがたいと思います。ありがとうございます。内容はこちらで結構なのですけれども、意見として2点ほどお願いしたいと思います。1つはスクールソーシャルワーカーの件なのですけれども、学校定着型か派遣型かというところで、しばらくは派遣型、学校から要請があったら動く形を継続するという方針があると思います。いじめ不登校地域支援チームとして学校訪問を行うということで、いじめ不登校地域支援チームとなると、何となくイメージとしていじめと不登校がメインになる。もちろんそれはそうかと思うのですが、やはり貧困家庭や、いじめ不登校でなくても虐待を受けているお子さんであるとか、そういうお子さんがいるということを意識してほしいと思います。そうなると、学校訪問を行うときの支援チームの名前も変わってくるのではないかと思います。それから、派遣型で当面行われるということなのですが、学校定着型の良いところ、巡回して少しの乱れやSOSを察知できる専門の人がいることはすごく重要だと思います。しばらくは派遣型ということであれば、学校の先生が早期発見できる体制を強化していただきたいと思います。そしてもう1つの提案として、スクールソーシャルワーカーを要請した学校や行政に、良かった点、改善点を年1回くらい聞くような機会があれば、昨年の市町村の教育長との意見交換会のときにも様々な意見が出て、改善すべき点も言われたかと思います。ぜひ現場の声を聞いていただきたいという思いがあります。

 もう1点は、4ページにあります「特別支援教育の充実」なのですけれども、下から2行目の「特別支援教育担当教員に限らず全ての教員の理解や知識の向上を図る」というのは、本当に重要だと感じています。特別支援コーディネーターの方が学校内で連携して子どもたちの支援をしているのですけれども、残念なことに、なかなか機能していないコーディネーター、学校が現実にはあります。先日、親の会に参加していろいろな方の話を聞く中で、一番何をしてほしいか聞きましたら、全てを否定されると言うのですね。これもダメ、これもできない、あれもできないと言われて、良いところ1つでもいいから認めてほしいと涙を流して話された保護者がいるのですね。私は、それさえも保障できていない学校は何なのだろうと思って、それが特別支援コーディネーターだけではなくて、管理職もそうだと言うのですね。生きづらさを感じている中で、学校の中でまた二次障がいになってしまうのはとても残念なことですので、ぜひ、特別支援コーディネーターが関わって支援している方、または特別支援教室に通っているお子さんと保護者の生の声を聞いていただいて、何をしてほしいかということが課題になってくると思いますので、ぜひスチューデントファーストを掲げている以上、子どもの視点に立って、特別支援教育の充実を図っていただきたいと思います。以上です。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。御指摘のように、しっかり取り組まなければいけないと重々わかっている学校、教員もいるし、残念ながら全員、全校が同じようになっていないのが現状であると思っておりますので、担当教員もそうですが、管理職の意識を変えていくことが大変重要だと思っております。様々な校長等に対する研修の場を通して、管理職の意識改革が重要ではないかと思っておりますので、しっかりその方針で取り組んでいきたいと思っております。

 他にございますでしょうか。

 前回、素案の段階で御意見を頂戴したところを踏まえて修正しましたが、基本方針の文言を変えるだけではなく、変えたことを踏まえてしっかり28年度1年間、具体の施策に取り組んでいくということでございますし、限られた方針の中に盛り込めなかった事柄についてはやらないということではなくて、十分読み込めるので、実行段階でしっかり実施していくと考えておりますので、そういった事を含めて御理解いただきましたら、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定します。これに基づいて、28年度事務局が一丸となって、具体の施策を実行していきたいと思います。

 次に、議第3号「県立武道館基本構想の策定に向けた基本方針について」、小野沢スポーツ課長から説明をお願いします。 

 

小野沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 よろしいでしょうか。この2月にここで御議論いただいて作成した案にパブリックコメントをかけて、おおむね賛成の意見をいただきました。もちろん、今後に向けて、利用率向上のための工夫とか、経費についても当然低廉な無駄のないものとしていくという御意見を賜って、しっかりこれから知事部局とも協議を進めていきたいと思ってございます。

 それでは、議第3号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。御異議ございませんので、議第3号を原案どおり決定します。

 次に、議第4号「教職員の人事異動について」、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 よろしゅうございましょうか。年度末で退職される方に心から感謝申し上げますとともに、新年度、新体制の下で教育行政に取り組んでまいりたいと思っております。

 それでは、議第4号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第4号を原案どおり決定します。

 次に、議第5号「長野県 教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の組織に関する規則の一部を改正する規則案について」、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 

荻原委員

 1ページ目、大きい2の(2)、こちらは信濃美術館のリフォームに合わせてこういう形で人を置くということですか。

 

高橋文化財・生涯学習課長

 文化財専門幹以下の職種を置くわけですけれども、埋蔵文化財センターあるいは千曲市の県立歴史館等で、文化財の関係を専門にする職員をこの4月1日で2名採用する予定でして、その職員の将来的な職を今から規定するものです。

 

荻原委員

 ありがとうございます。

 

伊藤教育長

 信濃美術館はいわゆる学芸員ですが、埋蔵文化財の専門の人をということです。

 よろしいでしょうか。

 それでは、議第5号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第5号を原案どおり決定します。先ほどの人事と相まって、この組織改正によって来年度以降、特に全国高等学校総合文化祭の準備など、かなり大きな仕事になってまいりますので、いろいろな機能をしっかり務めてまいりたいと思います。

 次に、議第6号「長野県教育委員会事務処理規則の一部を改正する規則案について」、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 手続き規則でございますので、よろしいでしょうか。

 それでは、議第6号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第6号を原案どおり決定します。

 次に、議第7号「学校職員の特殊勤務手当に関する規則の一部を改正する規則案について」、兒玉義務教育課長から説明をお願いします。

 

兒玉義務教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 これも条例改正に伴う規則改正でございますので、議第7号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第7号を原案どおり決定します。

 次に、議第8号「学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則案について」、兒玉義務教育課長から説明をお願いします。

 

兒玉義務教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 耳塚委員。

 

耳塚委員

 これに問題があるとかそういうことではなくて教えていただきたいのですが、3級を4級にすることの意味なのですが、これは僻遠性が増したということですよね。昔だったら段々便利になる、僻遠性が小さくなる方向に変化していったのですが、今は逆のことが起きていると理解してよいですか。

 それからもう1点は、手当の方なのですけれども、これは全てそこに在職している間ということになったのですか。昔は、何級か以上はキャリアに付いていませんでしたか。

 

兒玉義務教育課長

 それでは1点目でございますが、3級から4級に変わったというところですが、秋山小学校が分校化されまして、分校化されることで点数が上がりますので、それで3級から4級になったということでございます。

 それから2点目でございますが、以前はそういうような制度があったと伺っておりますが、現在は在職中ということです。

 

伊藤教育長

 今回は秋山小が分校化したということなのですが、実際基準点数で考えると、病院がなくなったとか高校がなくなったとか、そういうことで点数が上がるということが、今後いわゆる消滅都市の話ではないですけれど、可能性としては十分あり得ると思います。

 他に何か御質問ございますでしょうか。

 他にございませんようですので、議第8号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第8号を原案どおり決定します。

 次に、議第9号「長野県立学校職員の勤務成績の評定に関する規則及び長野県市町村立 学校職員の勤務成績の評定に関する規則の一部を改正する規則案について」、今井高校教育課長から説明をお願いします。

 

今井高校教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 よろしいでしょうか。これも国の制度改革に伴う概念、言葉の定義の変更の部分でございますので、特段御質問等ないようでございましたら、議第9号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第9号を原案どおり決定します。

 次に、議第10号「長野県立高等学校管理規則の一部を改正する規則案について」、今井高校教育課長から説明をお願いします。

 

今井高校教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 これらの概要については、これまでの定例会等で御確認をいただいている内容でございまして、その規則という形で改正させていただきたいと思います。

 それでは、議第10号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第10号を原案どおり決定します。

 次に、議第11号「教育職員免許法施行細則の一部を改正する規則案について」、今井高校教育課長から説明をお願いします。

 

今井高校教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら、発言をお願いします。

 よろしゅうございましょうか。これも国の制度改革に伴う様式等の変更でございますので、議第11号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第11号を原案どおり決定します。

 まだ12時前でございますが、ここまでで一連の規則改正等が終了しましたので、ここで午前中の審議をいったん終了したいと思いますが、何かございますでしょうか。

 それではここで休憩とし、午後1時30分から、議第12号以降を再開したいと思います。

  

【午後の部】

 午前中に引き続き、第1005回教育委員会定例会を再開いたします。

 多数の議題がございましたので午前中から開始をさせていただきまして、議第11号までの議案の審議を終了しましたので、議題12号「平成29年度教員採用選考について」から審議を行いたいと思います。それでは議第12号について、兒玉義務教育課長から説明をお願いします。

 

兒玉義務教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 耳塚委員お願いします。

 

耳塚委員 

 2点ございます。1点は、少し研究をしていただけないかというお願いです。博士号取得者を対象とした選考で、現在対象としているのは、中学校、高等学校の数学分野と理科分野の学位に限定されています。これはこれで数は多くありませんが良いと思っているのですが、例えばSGHなどの課題研究の指導などでは、人文社会科学の経験が物を言うのではないかと感じています。資格要件をどう設定するかという問題は、理系の場合は免許がなくてもよいとしているのですが、文系もそうする必要があるかどうかわからない等の検討をしなければいけないことはあると思うのですけれども、少し検討してもよろしいのではないかと思います。

 それからもう1点ですけれども、大学では入試の結果、どういう層が受験をしていてどういう層が合格しているのかということを、例えばセンター試験の得点を標準化して、大体のところは把握して、危険な兆候がないか確かめるのですけれども、教員の場合にはやりづらいと思うのですが、層の変化は敏感に捉えておく必要があるのではないかと思います。最近、長野県ではないのですが、高校の後輩が先生になっているという声を聞いて、同じことが起こっていると困ったなという感想を持ったものですから、申し上げました。方法的には少し難しいかもしれませんけれども、単に市場原理に委ねておけば上手くいくということではないと思うので、御検討をよろしくお願いいたします。

 

兒玉義務教育課長

 博士号の件につきましては、研究を進めていきたいと考えております。

 それから受験者と合格者の層の分析でございますが、大事な視点だと思いますが、どのようにしていくかということも含めて研究していきたいと思います。

 

伊藤教育長

 他にございますでしょうか。

 櫻井委員お願いします。

 

櫻井教育長職務代理者

 正規教員経験者を対象とした選考というのは、非常に時代に即したものと思います。出産とか介護で離れていた人がかなり大勢いると思いますので、そういった方々の体験を基にまた勤めていただけることも良いことだと思いますので、非常に喜ばしいものと思います。ぜひ、こういうことを活発にしていっていただきたいという思いであります。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。他にございますでしょうか。

 教員採用については、毎年少しずつ改定する中で、来年度の採用についても、先ほど説明がありました、最後の9ページにあるようなポイントで改定をしていきたいと思ってございます。比較的積極採用を続けているということもございますけれども、倍率的には、長野県は全国と比べるとまだまだ多くの志願者を集めている県ではありますが、じわじわと倍率が下がってきている中で、いろいろな工夫をしながら、いろいろな経験、バックグラウンドを持った方々にも受験をしていただいて、1人でもより良い人材を何とか確保することが大変重要だと思っております。若干採用的には複雑になっていく面もあるのですが、画一的、均一的な人間だけでなくて、多様な能力を持った、多様な経験をされた方々を採用するために、今年はこのような形での改善を図っていきたいと思ってございます。ただこれが完成形というわけでは当然なくて、他の分野でも、例えば今回英語という形で、少し能力が高い方を採ることを目指そうと思っておりますけれども、それ以外の分野でも客観的な基準を定めて、それに基づいて一次選考を免除するとか、そういうことは不断にやっていきたいと思ってございますので、また意見を頂戴できればと思っております。 

 また、先ほど御指摘いただきましたように、博士課程の理科、数学の高校は免許不要としていますけれども、中学は必要と分けている部分もございます。そういう面では、博士は免許なしというのは全く決まりではございませんので、他の教科に広げた場合には、免許はしっかり必要にするという手も十分あろうかと思っております。それらも含めて、私も全国の都道府県の教育長との会議の議題にさせていただいたことがあるのですが、やはり1人でも良い人材を採ろうとしていろいろな工夫をしていますので、工夫合戦ではないのですが、余所の県で面白い取組だなというのは、貪欲に我々も採っていけばいいと思っております。もう一方、直接選考には関わらないのですが、先ほど義務教育課長が説明した中で、2ページの真ん中(9)のところで、小中高の英語の受験者で英語の点数を持っている方は書いてくださいということで、中学や高校はこれまでもずっとやってきておりましたし、先ほど言ったように、さらにすごい点を取れば一次免除というような選考になりますけれども、これからは小学校の教員も英語が必要であるということで、ここに記入をしていただくことで、大学の段階でもしっかり英語を勉強していただくことを受験生に促していきたいという狙いでここに書いております。いずれは、その点数を何らかの形で評価すると。正式な教科化が決まった、それを見据えてやっていきたいと思っております。まずは、こういうことを書いてもらうことによって、意識喚起をしていきたいと思っております。

 他にこの件で何かございますでしょうか。

 ないようでございましたら、議第12号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第12号を原案どおり決定します。

 次に、議第13号「長野県信濃美術館協議会委員の任命について」、高橋文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。

 

高橋文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 よろしゅうございましょうか。

 補助執行という形でございますので、業務を含めて県民文化部でしっかりやっていただいております。信濃美術館、大きな改革の時期を迎えてございますので、委嘱した委員についても、そういう意味でも様々な御意見をいただくことが必要になると思っております。

 それでは、議第13号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第13号を原案どおり決定します。

 次に、議第14号「青年の家(松川・須坂)の廃止について」、高橋文化財・生涯学習課長から説明をお願いします。

 

高橋文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 これも、2年3カ月かけて丁寧に地元と話し合いを続けてまいりました。時代の変遷の中で、青年の家が果たしてきた役割は、社会情勢が変わる中で一定の役割を終えたということです。しかし、地元にとっては大変貴重な施設であったということでございましたので、今度の後利用を含めて、地元と丁寧に対話を重ねてきたところでございます。廃止の決定後も、今話にございましたが、地元の方では後利用、この施設をどう活用していくかということも検討を加速していく形になりますので、言ってみれば、何らかの形で今後も地域の方々が利用する場面が出てくるかと思っておりますが、県立の施設としてはいったんここで役割を終えるということにさせていただきたいと思っております。

 それでは御発言がないようでしたら、議第14号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長 

 御異議ございませんので、議第14号を原案どおり決定します。

 次に、議第15号「学校運営協議会を設置する学校の指定について」、今井高校教育課長から説明をお願いします。

 

今井高校教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 

荻原委員

 委員さんの数は何人くらいですか。

 

今井高校教育課長

 委員は10名です。規則上は10名以内となっておりますが、10名で考えております。

 

伊藤教育長

 他にございますでしょうか。
 これも今までずっと議論を重ねてきた最後の仕上げの部分でございますので、特に御発言ないようでございましたら、議第15号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、議第15号を原案どおり決定します。

 次に、報第1号「特定任期付職員の採用について」、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。

 専決報告ということで、人事委員会との関係もありまして、私の方で専決させていただきました。笹本館長が就任を予定しておりますけれども、信州大学で長らく中世の日本史、中でも特に武田信玄、武田家の研究については、全国トップの方でございます。その関係で、山梨から長野にかけて、深いネットワークと文化的な知見をお持ちでございます。真田丸、武田の時代は終わってしまいましたけれども、そういう意味では、非常にタイムリーで、真田のことも含めて幅広く歴史館が研究の部分と情報発信の部分で全国に発信していただく意味で、これ以上ない方に館長に就任していただけることになったのではないかと思います。すでに1年前に図書館には平賀館長に外部からお越しいただきまして、着々と改革を進めていただいているところでございますので、歴史館も笹本新館長の下、専門性を踏まえながら正しい発信、改革をしていただいて、できれば県立の社会教育施設が大いに機能を発揮して全県を引っ張っていく、こういうことを新館長に期待しているところでございます。

 それでは、報第1号を原案どおり承認したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、報第1号を原案どおり承認します。

 次に、報第2号「学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則について」、兒玉義務教育課長から説明してください。

 

兒玉義務教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。

 先ほど御説明したように、給与の支払いの関係がございまして、施行の日が今日付けになっておりますが、今日の朝、給与を支払ったということです。1日間に合わず専決をさせていただきました。ちょっと特異な事例でございます。

 それでは、御意見、御質問ございませんようですので、報第2号を原案どおり承認したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

伊藤教育長

 御異議ございませんので、報第2号を原案どおり承認します。

 続いて、教育長報告事項に入ります。

 教育長報告事項(1)「平成28年2月県議会定例会の結果について」、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 

荻原委員

 文教委員会での質疑の中で、和田委員さんから白馬高校の県外からの入学数28人中15人と書かれているがそういった認識でよいかということで、このときにはこういった御答弁だったのですけれども、最終的に県外からの入学者はどういう状況になっているのか教えてください。

 

今井高校教育課長

 現在、入試の選抜中でございますが、現時点では国際観光科には県外から13名入学予定となっております。

 

伊藤教育長

 今、いわゆる通常の入試は終わりまして再募集をしている最中でございます。確定はしておりませんが、13名ということです。15名というのは、白馬高校の全国募集をする際の1つの目安でございましたし、国の交付金を獲得する際に、数字的目標という形で掲げさせていただきました。ただ、初年度でそれだけの人数が集まるというのはちょっと現実的ではなくて、だんだん知名度が上がって、数年後には15名くらい集まればという思いがあったわけでございますが、私どもの思い以上に全国から注目を集めて、新年度にしてすでに少なくとも13名の方に県外から来ていただくことが確定している状況でございます。そういう意味で、本当に全国の注目が高かった。逆に言うと、全国から入ってきたお子さんたちが、白馬を選んで長野県にわざわざ来てよかったと思ってもらえるような、良いカリキュラム、良い高校づくりを進めなければいけないという大きな責務があると感じております。

 他に御質問でも何でも結構でございます。何かございますでしょうか。

 よろしゅうございましょうか。県議会、大変教育の関心が高く、一般質問も38人のうち22人の方に御質問を頂戴しました。それだけ県民の期待も高いし関心も大きいということを我々も受け止めて、よい教育行政をしていきたいと思います。

 以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

 次に、教育長報告事項(2)「平成27年度学校納入金等調査について」、北澤教育政策課長から説明をお願いします。

 

北澤教育政策課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 

荻原委員

 勉強させてください。資料の3ページの下の表の左の一番下に構成比とあって、保護者56.0%とあります。この構成比は過去最大にはどれくらいあったのかとか、ここ数年どういう状況になっているのか、教職員も合わせてですけれども、その推移を教えていただけるとありがたいと思っております。なければないで、今すぐでなくても結構です。

 

北澤教育政策課長

 また後ほどお伝えします。

 

伊藤教育長

 恐縮でございます。何年か前のものは探せばすぐ出ますので、それと比較をしたいと思います。

 

荻原委員

 印象だけですけれど、構成比は少なくなってきているのですか。

 

伊藤教育長

 全体としては当然子どもの数は減っています。教員の数もそれに応じますので、比率はそれほど変わらないとは思いますが、結構大きな前年度繰越金というのが減っているのか増えているのか横ばいなのかは少し過去のデータを見ないと。

 

荻原委員

 ありがとうございます。

 

伊藤教育長

 学校の納入金でございますので、直接的に教育委員会がどうこうではないのですが、ただ同時に、学校納入金がかなり増えてしまうというのは、今貧困も大きな問題になってございますが、特に義務教育段階で家庭の負担が安易に増えてしまうと好ましくないということで、学校納入金については、真に必要なもののみにするとか、もしくは保護者の十分な理解を得てということで行っております。こういう調査を続けていること自体も、安易に学校納入金に転嫁して、例えば市町村で出すべきお金を保護者に課すことがないようにとか、県の負担を保護者に課すことがないようにという観点もございますし、例えば修学旅行なども華美に豪華にお金をかけすぎることがないように、当然遠くに行って多くのことを学ぶためには若干値段が上がってしまう部分はあるのですけれども、内容についてもしっかり精査をして、各学校で十分議論してもらいたいということもございます。今年のデータは、先ほど言ったように総額が増えるのですが、これはより正確に統計を取るという観点からでございますので、それを除くと決して高まっていないということです。

 

北澤教育政策課長

 データは遡って調べたいと思いますが、ちなみに昨年の状況は、構成比を見ますと全体で60.3%。ですから若干増えています。保護者は55.7%、教職員は4.6%。これは1年前の状況です。それほど大きな変化はないと思います。

 

伊藤教育長

 矢島委員。

 

矢島委員

 今の教育長の話にもあったとおり、私も数字がよくわからないので、前年度の繰越金が31.0%ということで、これが多いか少ないかも問題かと思いますが、やはり今貧困家庭とか経済的に苦しい家庭がある中で、繰越金をこれだけ繰り越すことが妥当なのかどうかを含めて調査していただけたら意味があるかと思います。

 それから給食費でよく未収、なかなか集められないということで、先生方が自腹を切るとかそういう話を聞くこともあるのですが、この収入が未収を見越した上での収入なのかどうかというところを教えてください。

 

北澤教育政策課長

 あくまでこれは徴収金ですから、未収についてはここには入っておりません。

 

菅沼教育次長

 繰越金が31.0%ということなのですが、正確かどうかはありますが、PTAの会計は3月に締めるのですが、4月にかなり支出をしなければいけない状況があります。しかし4月にお金が入ってこないということですので、どうしてもこういう形で貯めておかないと支払いができないので、このような形になっています。

 

伊藤教育長

 これが毎年度増えてくれば、単年度で黒字なのにそんなに徴収してどうするのだということになるのですが、それが不変だと、今次長が言ったように、資金繰りの年度間問題ですので、5年くらい前のものがわかったら御報告します。

 よろしいでしょうか。それでは以上で、教育長報告事項(2)を終了します。

 次に、教育長報告事項(3)「長野県高等学校将来像検討委員会の審議のまとめについて」、今井高校教育課長から説明をお願いします。

 

今井高校教育課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 櫻井委員。

 

櫻井教育長職務代理者

 特に「中山間地域における高校と地域振興」ということで、今回都市部と中山間地域に分けていただいたことを非常に評価したいと思います。やはり学校の存在が大きいことを改めて認識していただきたいと思います。そういう中で、いろいろと特徴を出していかなければいけないし、いろいろやっていかなければならないわけですが、都市部と中山間地域では本当に異なるということで、別々に考えていただけることは本当にありがたいと思います。白馬高校が良い例でありますが、地域が本気になって学校と一緒にやっていくことを支援していただきたいと思いますし、これからそういった地域高校も出てくると思いますので、そういう意味でもしっかりした考えの下でやっていただきたいと思います。やはり都市部と中山間地域と分けていただけることは本当にありがたいと思います。

 それから「魅力づくりの方針」の中で様々なことを挙げていただいてありがたいと思いますが、総合学科等を見させていただいて、本当に素晴らしいと思うのですが、これはともすると、それぞれの特徴を持ったところが一緒になっていて、それぞれの大切な特徴が埋没しがちになってしまうこともあると感じましたので、これからは特徴をしっかり出すことを前面に出していただきたいという気がしました。以上です。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。他にございますでしょうか。

 矢島委員お願いします。

 

矢島委員

 このまとめは本当に素晴らしいなと、読んでいて力強さというか希望を感じました。ありがとうございます。1つ情報なのですけれども、2ページ目の28年度の検討内容に書いてあるのですけれども、今長野県の高校生が自主的に自分の学校以外のつながりを持って、それぞれの地域で自分たちのことを考え動くという大きなムーブメントになっていると思うのですが、その姿を見て、本当に高校生は素晴らしいと感じるのですね。もちろん、パブコメとか地域懇談会があるのですが、積極的に高校生の生の声を聞く機会もあってもよいのではないかと思いました。

 

伊藤教育長

 ありがとうございました。具体的に今回の12ページのところで、ウの上のところでございますが、「高校生が主体的に身の回りの課題について考え、解決に向けて行動する力を育む観点から生徒の学校づくりへの参画を奨励」していくことも具体に持ち出したところでございまして、まさに高校生が高校づくり、地域づくりに主体的に参画してもらいながら、2期再編も、自分事、自分の地域の問題としてしっかり捉えていくことも御提言いただきましたので、また我々の方で考えていきたいと思います。

 他にありますでしょうか。

 耳塚委員お願いします。

 

耳塚委員

 今後の行程表を見ますと、第1期を踏襲して高等学校再編計画と「再編」という言葉で括られていますけれども、中身は狭い意味での再編が中心になるとは言え、学校とか学科をどうするかという話以外の、日常的な教育活動についての改革の方向性等も関わっていまして、その意味で、狭い意味での再編に焦点づけられないその他の部分も大切にして、広い意味では教育改革だと捉えてお進めいただければと思いました。

 またその中で、探究科の拠点校づくりが提示されておりまして、そちらも順調に進めばいいなと感じております。以上です。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。御指摘いただい12ページの上のところで御提言いただいておりますが、イの「基本理念を活かす高校教育改革の進め方」というところでございます。「高校教育改革が、少子化に伴う学校再編や新しいタイプの高校の設置のみということであれば、一部の学校の対象校と学校の設置・管理を担う教育委員会の責任・権限で実施すれば事は足りる。しかしながら、」ということで、一歩踏み込んだ御提言を頂戴しているところでございまして、先ほど課長が説明しましたように、まさにこれは長野県の高校全体の教育改革なのだと、1つの起爆剤にしていくという思いで御提言をいただいております。なかなか大変な面はあるわけですが、その思いを実施していくために、いろいろな御意見を頂戴できればと思います。

 平林委員いかがですか。

 

平林委員

 少子化あるいは産業社会の変化、あるいは交通網の整備、充実の一方で、いろいろ不便を来して、過疎化が進むとかいろいろな複雑な要素が絡み合っている中で、高等学校の再編が検討されていくのだと思います。間違っているかもしれませんが、昭和55年くらいに木曽福島にあった2つの学校が統合して1つの学校になった。その後、平成になってから専門高校が一緒になって、具体的には今の木曽青峰高校になった。私個人としては、10年くらい早かったのかなと、本当は1回で再編が済んだと。その後、北信、東信地域と計画があったように、正確ではないですけれどもお聞きをしました。それが取り上げられないで、平成の第1期高校再編というように、少し間隔があるわけですね。だから予想できないことが随分あると思いますが、地域の実情その他を分析して、1つの流れの中で、地域間の不公平、地域に不安が残ることがないように、きめ細かに対応して進めていただければと思います。具体的には、120人の生徒数という1つの基準もございますが、小規模校には小規模校の良いところがあるし、大規模校には大規模校の小回りの利かない弱点もあるし、きめ細かくいろいろなデータを集めて、それを突き合わせながら1つの方向を出すように御努力いただければと思います。以上です。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。

 荻原委員。

 

荻原委員

 13ページに国際バカロレアのことが書かれているのですが、これについてお伺いしたいのですが、検討委員会では、他県に見られるようなバカロレア資格の取得に向けた取組を長野県でもやろうよという意味ですか。この文章だけ見ると、他県ではこういうことをやっていますだけで終わっていて、議論がどういう状況だったのか教えていただければと思います。

 

今井高校教育課長

 18ページを御覧いただきたいと思うのですが、上から5つ目の丸になりますでしょうか。国際バカロレアについては今後研究していく必要があるということなのですが、すぐに取れることは難しいので、まずはそういった教授方法とか理念といったものを取り入れながら、将来的には認証を受けることも検討していく必要があると、こういう表現になっています。

 

荻原委員

 ありがとうございます。

 

伊藤教育長

 目指すべきものではあるがすぐには難しいと、現実を踏まえた提言を頂戴しております。

 よろしいでしょうか。

 こういう形で有識者会議から報告をいただきましたが、新年度はいよいよ検討の舞台が教育委員会に移ってくるということでございますし、これから総論から各論に入る段階で、非常に難しい問題が噴出するのが高校再編でございますので、そういう意味ではこの教育委員会議の場でも、何度もこれからいろいろな形で御指導いただきながら、事務局の方で進めていきたいと思います。

 では以上で、教育長報告事項(3)を終了します。

 次に、教育長報告事項(4)「平成27年度長野県学校保健統計調査の結果について」、宮下保健厚生課長から説明をお願いします。

 

宮下保健厚生課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 櫻井委員。

 

櫻井教育長職務代理者

 裸眼視力1.0未満が非常に増えているわけなのですが、それを抑える方策とか予防は何かないものかと思うのですが。 

 

宮下保健厚生課長

 御指摘のとおり、裸眼視力1.0未満が増えているわけですが、やはりスマホとかゲーム機を近い距離で長時間にわたって見ていることが原因になっているのではないかと考えております。その辺につきましては、学校等でも見方ですとか時間等について考えていく必要があると思いますので、引き続き指導等していきたいと思います。

 

伊藤教育長

 他にございますでしょうか。

 矢島委員。

 

矢島委員

 昨年も同じことを発言したと思うのですけれども、虫歯のあるお子さんで未処置の人が小学校では21.1%ということで、減ってきてはいますがやはり20%以上いるということで、虐待の早期発見につながる数字かと思います。学校医は虐待を発見できる立場にありますので、例えば、毎年ずっと治さないお子さんがいるとしたら、情報提供としてスクールソーシャルワーカーの方に伝えるとか、家庭の背景を見つめる1つの指針になるのかなと思いますので、もちろん個人情報なので慎重に扱う必要はあるのですけれども、そういう視点も持っていただければいいかなと思います。

 

宮下保健厚生課長

 ありがとうございます。確かにそのような視点はとても大切だと思っております。また、虫歯の処置ができない子どもたち、例えば経済的こともあるかと思いますので、その辺の子どもたちについてはSSWの方と協力しながら、経済的なことも考えながらということでやっていきたいと思います。

 

伊藤教育長

 他にございますでしょうか。

 非常に興味深いデータで、大きな体格がどんどん少なくなって、頭打ちになってむしろ縮んでいる。これは長野県だけではなくて全国でもこういうデータになっているということなので、食生活や生活様式が改善される中で、あるところまでは伸びたのだけれども、ここで止まるというのが非常に明確にわかる。

 それでは以上で、教育長報告事項(4)を終了したいと思います。

 次に、教育長報告事項(5)「『長野県中学生期のスポーツ活動指針』を踏まえた取組状況について」、小野沢スポーツ課長から説明をお願いします。

 

小野沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 平林委員お願いします。

 

平林委員

 3ページの4の「各校の取組工夫例について」の下の(5)「その他」であります。「多様なスポーツを経験するよう所属する運動部以外に相撲や陸上等の大会に参加するようにしている」、それから2番目の「一定期間の兼部を認めるようにしている」。こういう取組についての例が記されておりますが、私はこれについては非常に良いことだと思います。学校スポーツは、施設設備等難しい面もございますが、そろそろシーズン制を研究してみる、そして導入することが大切なのではないかと感想を持ちました。シーズン制について研究してみてください。以上です。

 

小野沢スポーツ課長

 今御指摘がありました、いろいろなスポーツをシーズンに応じて行っていくという考えでございます。すでに県内の中学校におきましても、子どもたちが自分たちでどんな運動をするのか選びながら行なう総合的な運動部が実際に存在しております。そういう意味では、その取組の様子を見ながら、その取組例などを共有しながらいろいろな形で子どもたちがスポーツに向かえるように考えていきたいと思います。

 

伊藤教育長

 その際に、それぞれの中体連の規約がどうなっているのか、総合運動部みたいなものだと大会には出られないよということであれば、そういった部分について関係団体と話をしてもらうとか、平林委員がおっしゃったように、長野発の運動部活動という1つの形ができればとてもいいのかなと思います。

 他にございますでしょうか。

 

櫻井教育長職務代理者

 今思い出しておりましたが、中学生期のスポーツ活動指針を出したときには騒動になって、かなり厳しいことを言われたり何を考えているのだと言われたりしたのですが、それからここまできてこういう結果をもたらしていただいて、ほぼ全ての学校で改善してきているということで、これが示されてから地道な努力の積み重ねでここまで来たということで、今胸がいっぱいです。本当に良かったなと思います。ありがとうございました。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。

 荻原委員。

 

荻原委員

 1つは感想で1つは質問です。感想の方は、今櫻井委員がお話のように、朝練をやるかどうかという議論で、当時は一スポーツ関係者として参加させていただきました。私はもともと中学校、高校と群馬でした。そういう者からすると、長野県の子どもたちはすごく練習熱心だし、実際練習している。ただ一方で、調査結果の資料を拝見させていただきましたけれども、隣の新潟とか山梨の学校は朝練をやっていないという。でもスポーツの成績はそちらの方がよっぽど良い。要は質と量。そのことも各学校で考えてもらって、量をたくさんやれば強くなるということではやはりないので、そういうところを各学校で考えていただきたいと思いました。

 それから1点、直接的にこれとは関係ないのですが、学校の先生の顧問の手当て。もちろん今すぐにわからなくても結構ですけれども、私が国会にいたころは、4時間以上やって1日1,200円もらえる状況だった気がするのですが、今は倍になって2,400円になった。

 

伊藤教育長

 もう少しあります。

 

荻原委員

 とにかく倍にしろということで倍に上げていただいたのですけれども、長野県の場合はどのような状況になっていますか。要は、全国の部活顧問をやっている先生が署名活動している動きもあるので。確かに顧問している方は大変ですよね。

 

伊藤教育長

 兒玉義務教育課長ありますか。

 

兒玉義務教育課長

 部活手当はあります。ちょっとお時間いただければ。

 

伊藤教育長

 この会議が終わるまでには答えがくると思います。国会での御活動のおかげで手当が上がったということで、それでももちろんまだまだ4時間以上ということでもらえない部分も多いという指摘もありますけれども、かつてのように時給を見間違うような数字ではなくなってきています。

 矢島委員。

 

矢島委員 

 2ページの3の「運動部活動の運営について」というグラフで2点お願いします。1つは(6)「アンケート等の実施」で、昨年度実施しない28校が平成27年度は72校ということで、アンケートの内容がどのようなものかということと、本当に効果があるのかどうかということをお伺いしたいです。もう1点は(3)の「体罰・ハラスメント防止等の校内研修の実施」というところで、実施していないところが増えているのですが、今はどこの学校を見ても、体罰やハラスメントの校内研修がされている中で、これは運動部に関して研修していないのか、全体的な体罰・ハラスメントの研修をしていないのか、そこを教えていただきたいと思います。

 

小野沢スポーツ課長

 生徒や保護者へのアンケート調査ということですが、これは運動部活動に関しての話でございますので、いわゆる朝練を原則廃止したことに対する状況だとか、スポーツ活動指針に伴う取組についてアンケートしたものでございます。実施をしていないところが増えている状況ではございますが、前回調査のときは、まさしくスポーツ活動指針の取組について、どうしようかという方針を決める際に保護者とか生徒にアンケートを取って、その結果を踏まえて取組方針をまとめたということでございまして、今回はある程度方針が固まってきている中で、そういう形ではなく、全体の学校のアンケートの中で取り込んでいくということで、部活動に限ってアンケートをするというところは減ってきている状況かと思います。それから体罰やハラスメント防止の校内研修の実施に関しましては、運動部活動に関してということで実施しています。

 

伊藤教育長

 すぐそういうデータは出ないのですけれども、個別に聞くと、学校全体として体罰防止の研修を全くやっていないところはないと思っていますので、そういう意味では学校部活動に限ってもこれだけやっているということかと思っていますし、生徒、保護者へのアンケートも、今言ったように、朝部活をどうするかという見直しのアンケートだったのが、今はむしろ(4)の学校評価の中に部活に関するものも設定してもらうことによって、不断の見直しや評価にするということで、特別から日常へ変わっていく過程かと思っています。

 

矢島委員

 ありがとうございます。体罰・ハラスメントの校内研修を、運動部に特化したところとされていないところがあるのですけれども、わざわざ特化しなくても、その時間をわざわざとらなくても、普段やっている体罰やハラスメント研修に、少し運動部のことを入れるだけでも意識が違ってくるので、時間を取ってこれだけに特化した研修ではなくて、体罰・ハラスメントの研修の一部に入れていただければ大分違うと思います。

 

伊藤教育長

 ありがとうございます。それは、この結果を伝えるときに、ぜひ市町村各学校にやってもらいたいと思います。

 他にございますでしょうか。

 兒玉義務教育課長お願いします。

 

兒玉義務教育課長

 先ほど荻原委員からの部活手当の件でございますが、平成27年4月1日に改正をいたしまして、1日3,000円となっています。それまでは1日2,400円でございました。600円上がったということです。

 

荻原委員

 長野県がですか。

 

兒玉義務教育課長

 全国的にです。

 

伊藤教育長

 国で決めて、それを踏まえて決めていますので、長野県はそうなっています。ただ、全国標準にはなっていると思います。

 

荻原委員

 3,000円にさらに上乗せしている県はあるのですか。

 

伊藤教育長

 承知はしていないです。

 

荻原委員

 上乗せはしてもいいのですか。

 

伊藤教育長

 もちろんです。ただ財源は国から出ませんので、持ち出しになります。かなり裕福な県ですね。

 

荻原委員

 ありがとうございます。

 

伊藤教育長

 他にございますでしょうか。

 これについては、引き続き取組状況を踏まえながら、絶え間ないスポーツ活動の改善に取り組んでいきたいと思います。

 以上で、教育長報告事項(5)を終了します。

 次に、教育長報告事項(6)「平成27年度全国中学校体育大会及び全国高等学校総合体育大会における冬季大会(スケート競技・スキー競技)の成績について」、小野沢スポーツ課長から説明をお願いします。

 

小野沢スポーツ課長

 (資料説明)

 

伊藤教育長

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、発言をお願いします。

 ぜひ荻原委員お願いします。

 

荻原委員

 やはり課長がお話のように、SWANプロジェクトがきちんと軌道に乗って、良い選手が出てきている証だと思いますので、ぜひこれからもさらに力を入れて取り組んで、素晴らしい選手を輩出していただきたいと思います。教育長がこれで退任ということですけれども、長野のスポーツを強くするために、ぜひスポーツ庁に。以上です。

 

伊藤教育長

 他にございますでしょうか。

 よろしければ、以上で教育長報告事項(6)を終了します。

 その他、何かございますか。

 北澤課長お願いします。

 

北澤教育政策課長

 先ほどの学校徴収金の3ページのPTA会費の構成比のところですが、報告事項(2)です。遡って調べまして、保護者と繰越金の構成比をお話させていただきます。26年度の保護者は55.7、繰越金が30.4、25年度が57.3、繰越金が30.5、24年度が56.3、繰越金が30.7、23年度が56.9、30.4、22年度は58.0、29.7ということで、若干動きはありますけれども、保護者の構成比は55から58、繰越金は大体30.4近辺を推移しています。

 

荻原委員

 繰越金はやはりこれくらいを残しておかないと。

 

北澤教育政策課長

 先ほど次長が申しましたように、新年度すぐに支払うものもありますので、そのためのものです。

 

伊藤教育長

 その他何かございますでしょうか。

 それでは、公開による審議を終了する前に、私から一言申し上げたいと思います。

 すでに御承認をいただいていますとおり、3月31日をもって長野県教育長の職を辞任させていただきます。今日が最後の教育委員会定例会になりますので、御挨拶、御礼を申し上げたいと思います。

 今調べてもらいましたら、ちょうど3年前の4月2日、第957回の教育委員会の定例会に初めて教育委員として出席し、教育長に互選をいただいて以来、今日で49回の定例会になるところでございます。本当に3年間、様々なことに取り組ませていただきまして、教育委員の皆様にはその都度、大所高所から御指導、御助言をいただき、また御支援をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。今日の議題を見ながら感慨深く思っていたわけですが、武道館もそうですし、青年の家もそうです。また、白馬高校の学校運営協議会のこともそうですし、報告事項では長野県高等学校将来像検討委員会や中学生期のスポーツ活動等々、今日ちょうど最終の会を迎えたわけでございますが、就任以来2年、3年かけて取り組んできた内容が、1つの区切りに今日来たと思ってございます。しかし同時に、武道館はこれから建設に向けてスタートします。将来像検討委員会は来年度からが本当の本番かなと思っておりますし、中学生期のスポーツ活動指針も今後も引き続き改善していかなければいけないと思ってございます。このように、教育行政の取組は、短期間で結果が出るものではないですし、急に決めて右向け右というものではないものでございますので、じっくり検討しながら決めたことを徹底するという意味では、息の長い取組でございます。合議制の教育委員会の制度というものは、まさに教育行政の継続性、安定性を図っていく上で、大変重要な制度だと思ってございます。私は教育長を辞しますけれども、4月以降も新しい原山教育長の下、そして事務局を教育委員の皆様、ぜひ引き続き御指導、御支援をいただきながら、長野県の教育行政がより良くなっていくようにお願いを申し上げたいと思います。私も東京に戻りますけれども、引き続き長野県の教育に関しては大変強い関心を持って見守っておりますし、私が役に立てることであれば、東京からでも長野のために、微力ではございますけれども、力を発揮できればと思ってございますので、引き続き委員の皆様には、教育長ではなくなったから関係ないよと言わずに、エールを送っていただければと思います。3年間本当にありがとうございました。

 それでは、以上で公開による審議を終了いたします。これから非公開の審議に入りたいと思いますので、恐れ入りますが、傍聴人の方は御退出をお願いします。

 

 

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電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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