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更新日:2023年1月18日
小児がん等の治療のために造血細胞移植を行った場合、移植前に実施された定期予防接種により獲得した免疫は低下もしくは消失し感染症にかかりやすくなります。そのため、感染症の発生予防、または症状の軽減が期待できる場合には、移植後に定期接種として受けたワクチンの再接種が推奨されていますが、その費用は被接種者(保護者)の全額自己負担となっています。
長野県では、感染症のまん延防止及び小児がん等の患者を支援するため、令和元年度から、市町村が造血細胞移植(自家移植を除く)を受けた20歳未満の者のワクチン再接種費用の助成をする場合に、その経費の一部を補助しています。
[図1]「造血細胞移植後のワクチン再接種費用助成事業」概要図
造血細胞移植後にワクチン再接種を受けた20歳未満の者に接種費用を助成する市町村に対して、予算の範囲内で補助金を交付します。
以下の1~4の条件全てを満たす者に対して費用の助成を行う市町村。
※ 予防接種法第2条第2項に定められた疾病にかかるワクチン
・ヒブ ・小児用肺炎球菌 ・B型肝炎 ・四種混合 ・三種混合 ・二種混合
・不活化ポリオ ・麻しん、風しん ・水痘 ・日本脳炎 ・子宮頸がん ・BCG
[注]上記の条件は県が市町村に補助を行う場合の対象者であり、市町村によっては上記条件以外の方も助成の対象としている場合があります。
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小諸市、佐久市、川上村、南相木村、軽井沢町、御代田町、立科町、上田市、東御市、長和町、岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村、伊那市、辰野町、箕輪町、飯島町、南箕輪村、飯田市、松川町、高森町、阿南町、豊丘村、松本市、
塩尻市、安曇野市、朝日村、大町市、白馬村、小谷村、須坂市、千曲市、坂城町、信濃町、飯綱町、小川村、中野市、
山ノ内町、木島平村、長野市
※制度の詳しい内容については、直接市町村へお問い合わせください。
※助成制度導入状況については、お住まいの市町村へお問い合わせください。
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