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更新日:2014年6月30日

諏訪建設事務所

第4回砥川流域協議会

第4回 砥川流域協議会 要旨

 

日時: 平成15年7月24日(木)  18:30~21:30
場所: 下諏訪町役場 4階講堂

議事内容および決定事項

1)『項目別討議資料』シートについて
 ・今後の討議の際参考とするため、会員全員に、配布した『項目別討議資料』シートに記入をお願いしたい。

 ・現在河川改修について議論・検討しているため、記入項目には主に河川改修に関するテーマを選定。流域対策及び利水対策については「その他」欄に記入する。選定テーマは以下の6項目とする。
 (1)引き堤
 (2)ワカサギ
 (3)護岸構造
 (4)河床掘削
 (5)橋梁架替
 (6)その他

 ・会員は意見・提案(コメントor対案など)を記入の上、事務局に提出。事務局はそれを取りまとめ、次回以降の討議資料を準備する。

 以上の座長提案について了承。

2) 当面の開催予定について

 ・第5回から第7回までの開催予定及び討議予定テーマについて了承。
  
 【今後の開催予定】
  第6回 平成15年8月21日(木) 18:30~21:00 下諏訪町役場 4F講堂  
  第7回 平成15年9月 4日(木) 18:30~21:00 下諏訪町役場 4F講堂

質疑・応答等

Q1. 7月末に示される予定の県の流域対策原案に関しては、いつ討議するのか。
A1. 流域対策も合わせて議論していくべきだという少数意見もあったことを議事録に残しておくことで、多数意見である、80%の河川改修案の討議を先行して進めることで方向性を決定した。


1. 河川改修を先行して議論すべき

・現地検討会も開催し、会員の関心も高まっている。まず河川改修について集中的に議論し、流域対策に関する議論は提案スケジュールに沿った方が良い。
・議論の先を変えるのではなく、現在危険な箇所を早く安全な状態に改修して欲しい。この河川改修で明らかに今より良くなるのだから、河川改修を具体的に進めていった方が良い。とにかく一歩前進した方が良い。
・問題は、土手が災害復旧で築造されているということ。砂が溜まっているところが多いということ。医王渡橋は大正13年から溢水していない。河川改修の議論を先行し、流域対策は跡から追加すれば良い。
・部会の中で唯一意見が一致したものは、「砥川は危険である」ということで、医王渡橋 から下流の天井川がそれにあたると言うことであった。だから、まずこの部分(今回提 示されている河川改修原案)の河川改修を先行すべきである。
  流域対策は手を付けたといっても、即効性のある流域対策は考えられない。そのよう な意味合いからも河川改修を優先すべきである。
  但し、基本高水が確定しているのに、(その8割で)河川改修計画を立てているため、見切り発車ではあるので、流域対策が示された時点で整合性だけは確認すべきであ る。
・基本高水の280m3/sは5年後に検証するとしており、確定には至っていない。従って230m3/sというのは何年確率なのかもわからない。部分的に可能なところから話し合いのテーブルにつくということなので、河川改修を先行するこ とで良い。

2. 流域対策を先行して議論すべき

・本来砥川の治水安全度は1/100とされており、流域対策が示された時点で全体として審議すべきではないか。本当の災害は残り20%の部分がもの(大きな災害を引き起こす)を言う。残り2割が後世に大きな影響を及ぼすことになる。
・ 流域対策の案が示されないと、河川改修原案についても適切な判断ができない。
・流域対策には無理があり、具体的でかつ効果のある流域対策の案は提示されないのではないかという不安がある。
 基本高水も、過去の技術者が生涯をかけて算出した経験式に基づいているもので、山林などの保水能力を3年や5年で検証できるはずがない。
・今の進行状況は、上流より下流のことばかり考え ている。流れてきた土砂を下流でどうしようかということを議論している。 土砂が流れてくる前の上流から対策を考えていく方が、素人にもわかりやすく納得が いく。まず、20%の処理を考えてから、下流に議論を移した方が良い。
・砥川で怖いのは土石流である。現在 はこの土石流を堤内に閉じこめているような状況だ。この土石流対策をどうするかが 大切である。上流の町管理の支川からの土砂流出も多く、この部分を含めた上流域 の対策を進めて頂きたい。

3.平行して議論すべき・その他

・7月に対策が出た時点で平行して進めるのもひとつの方法である。
・河川改修の2.8kmにこだわらず延長を増やしていくという考 え方はあるのか?そうすれば、流域対策の原案が示された時点で組み入れることも 考えられてくるのではないか?

Q2. 福沢川合流から上流の引堤区間は、引堤でなく現況の堤防嵩上げで対応できないか。
A2. 一般的には、嵩上げでは安全度が落ちる。引堤の議論時に精査し回答する(可・不可どちらともいえない)。(事務局)

Q3. 今回計画で治水基準点という記載が無いが、どういうことか。
A3. 治水基準点は河口となる。(事務局)

Q4. 過去に河床整理をした時、堤防付近まで河床整理をすると堤防が決壊する危険があるということで、堤防際は土砂をとってないが、現在ではどのくらい危険なのか?
A4. 河床を下げすぎると護岸の基礎が浮い てしまう。河床より根入れを1m下げることになっている。根入れが確保できるような河床整理をしている。(事務局)

Q5.(浮島の部分を今回の河川改修計画に取り入れて欲しいとの要望に対し)浮島及び浮島上流のいわゆる阿弥陀様の堰堤を改修計画に取り入れて良いか?(座長)
A5. 支障ありません。(事務局)

Q6. 環境や親水性を考慮した場合、5月8日の知事説明の基本方針1番(縦・横断形状を工夫することにより、基本的には現河道敷内で影響を収め、家屋等の買収が極力少なくするよう計画する。)に抵触しないか。
A6. 流域協議会の中で審議されたことで、(計画反映)出来ることは取り入れていきたい。(事務局)

お問い合わせ

所属課室:長野県諏訪建設事務所総務課

長野県諏訪市上川1-1644-10

電話番号:0266-53-6000

ファックス番号:0266-57-2946

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