サイバー犯罪の被害防止のために
インターネット環境の整備が進んだことやスマートフォンやIoT(Internet of Things)機器の普及により、サイバー空間は私たちの生活にとても身近で欠かせないものとなっています。半面、サイバー空間に関係したトラブルに巻き込まれる事例も増えてきています。サイバー空間を安全・安心して活用するために心がけていただきたいことを紹介します。
トラブル事例
一般的留意事項
- 個人情報の公開や提供は必要最低限に
→個人情報の公開・提供はやめましょう。
個人情報を公開・提供することの効果と危険性をよく考えましょう。
- 違法・有害な情報を扱うサイトは利用しない(近づかない)
→「無料で○○がダウンロードできます。」、「会員登録すればアダルト動画が見放題。」などとうたう違法・有害サイトは、利用すると著作権法違反になる可能性や、ワンクリック詐欺にあう可能性があります。
正規の手続きによらず無料でソフトウェアや音楽・動画ファイルをダウンロードすることも、著作権法に触れる可能性があります。
これらのサイトに会員登録をすることで、登録に使用したメールアドレス宛に迷惑メールや架空請求メールが送られてくる可能性があります。
- ID・パスワード管理を徹底する
→インターネットカフェや公衆無線LAN(自由に接続可能なWi-Fi環境など)では、クレジットカード番号の入力や、ネットバンキング等ID・パスワードが必要なサイトの利用は、やめましょう。
- 知らないWi-Fi接続サービスを利用しない
→誰が設置しているのかわからないWi-Fi接続サービスを利用すると、端末情報などが盗み見られる可能性があります。
無料で使えるからと安易に接続しないようにしましょう。
- コミュニケーションは思いやりと謙虚な姿勢で
→インターネット上での発言は、不特定多数の人に見られる可能性があります。
不用意な発言で予想外のトラブルになることも多いことから、慎重に、冷静に相手を思いやったコミュニケーションをとるようにしましょう。
- セキュリティ対策、ウイルス対策を怠らない
→OS(オペレーティングシステム)やウイルス対策のバージョンは常に最新の状態にアップデートしましょう。
インターネット上のセキュリティ情報サイトを確認して、最新のセキュリティ情報をチェックすることもお薦めします。