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更新日:2023年11月30日
諏訪市に住んでいるので、諏訪湖畔をよく散歩しますが、最近、すごく臭いです。
ちょっと耐え難い匂いです。
せっかく観光地であり、また居住者には良い散歩コースなのに、もったいないと思いませんか?
匂いを嗅いだことありますか?
私は3年ほど前に県外から引っ越してきましたが、地元の方は口を揃えて、諏訪湖は汚いと言います。
海のない県のせっかくの湖なのに、もったいないです。
大手2丁目にある川も、水草が野放し状態で、鴨やサギもきません。
綺麗な時は来るのに。
仕事サボってませんか?
やる気のない人間はやめてください。
税金の無駄です。
長野県環境部長の諏訪孝治、建設部長の新田恭士と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました諏訪湖や河川に関するご意見について、お答えいたします。
この度、いただいたご意見を拝見し、諏訪湖や河川の環境に対しご心配いただいていることと拝察いたしました。
諏訪湖については、2018年度に20年後の将来像を「人と生き物が共存し、誰もが訪れたくなる諏訪湖」とし、上流域や下流域を含めた地域が一体となって諏訪湖を創生するための「諏訪湖創生ビジョン」を定め、諏訪湖の水質保全や水辺整備等を県、市町村、地域住民、企業等が協働し、継続的な取組みを行っております。
悪臭につきましては、この時期に考えられる原因の一つとして、一年草の水草であるヒシがあります。ヒシは春から夏にかけ大量に繁茂し、県が行う水草刈取船による除去や地域住民も参加する手刈りを行い、対策を進めておりますが、秋には枯れて悪臭を発生すると住民の方より指摘されています。このような中、ヒシの大量繁茂の問題については「諏訪湖創生ビジョン推進会議」において関係者との共通課題として、引き続き対策の検討を進めるとともに、令和6年4月に開所予定の諏訪湖環境研究センター(仮称)では、水質及び生態系の一体的な調査研究を進めることとし、ヒシを含めた水生植物の適正管理について科学的に評価・検討してまいります。
この他、ビジョンによる取組みとしては、地域の団体が自ら取り組む清掃・美化活動である「アダプトプログラム」によるごみ拾いが行われている他、ごみ調査等により実態を把握するなど、今後も継続して臭いを含めた諏訪湖の環境改善にも取り組んでまいります。
また、ご指摘のあった大手2丁目にある衣之渡川につきましては、現地の建設事務所でも状況を確認しており、水草は主にハスでございました。河川内の草や立木の伐採については、限られた予算のなか、治水上の緊急性の高い箇所から順次実施しているところです。ハスは治水上の影響は小さいものではありますが、繁茂が旺盛であり、地元からのご要望も多いことから、除去に向けて関係機関と調整しているところでございます。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、諏訪湖については、水大気環境課長是永剛、担当:水質保全係、衣之渡川については、河川課長川上学、担当:治水係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:環境部/水大気環境課/水質保全係/電話026-235-7162/メールmizutaiki(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
【問合せ先:建設部/河川課/治水係/電話026-235-7309/メールkasen(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:くらし・生活環境)(月別:2023年10月)2023000471
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