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更新日:2013年11月15日

知事会見(平成25年(2013年)11月15日(金曜日)11時00分~11時50分 会場:県庁)

項目 

知事からの説明

  1. 部局長会議を開催、構造改革特区の認定に向けた規制改革の提案について

取材者からの質問

  1. 平成25年度11月補正予算案について(1)
  2. 県立大学基本構想公開意見交換会について(1)
  3. 特定秘密保護法案について
  4. 県立大学基本構想公開意見交換会について(2)
  5. 3県知事懇談会について
  6. 教職員の不祥事について
  7. 平成25年度11月補正予算案について(2)
  8. 北陸新幹線(長野経由)の表記について

本文

知事からの説明

 1 部局長会議を開催、構造改革特区の認定に向けた規制改革の提案について

長野県知事 阿部守一
 それでは、11月15日の会見を始めさせていただきたいと思います。
 冒頭、部局長会議の報告、それから省エネルギー・自然エネルギー推進本部会議の報告と、構造改革特区の認定に向けた規制改革提案、この大きく3つについてご報告したいと思います。
 まず、部局長会議を先ほど開催を致しましたが、11月補正予算案、条例案について協議・決定致したところであります。まず、補正予算案の概要でありますけれども、今回の補正予算案の特色、大きく柱は2つであります。台風18号による災害への対応と、それからもう1点が信州の価値向上と発信ということで、「しあわせ信州シェアスペース」、仮称でありますけれども、これを来年度設置するための所要の経費というこの2点であります。台風18号によりまして、東信・南信を中心に県内全域で道路、河川、農地、こうしたさまざまな施設の被害が発生しております。こうした施設の迅速な復旧のための災害復旧事業、あるいは倒木、落石の除去・修繕等の応急対策のための県単独公共事業を計上するものであります。また信州の価値向上と発信という形で、私も長野県・信州のすぐれたコト・すぐれたヒト・すぐれたモノ、こうしたものをトータルに発信をして、人と人との交流を通じて、来訪・移住などにつながるような、強固な関係性を築くべく、「しあわせ信州シェアスペース」、仮称でありますが、来年夏に東京・銀座に整備をすることとして、所要の経費を計上しようというものであります。後ほど詳細につきましては、県政参与の中村胤夫氏とともに後ほど発表をさせていただきたいと思っておりますので、詳細はまたそちらでご質問いただければと思います。この他、ホクト文化ホールなど、8施設について、来年度以降の指定管理者を指定するための債務負担行為、そして国の震災復興関連予算で造成致しました、「自殺対策緊急強化基金」の国庫返還金、こうしたものを計上しているところであります。県議会の皆さま方にご理解をいただいた上でご議決をいただいて、早期に執行していきたいと思っております。
 それから条例につきましては、一部改正条例5件でございます。その内の長野県職員退職手当条例の一部改正条例案につきましては、職員の年齢構成を適正化し、組織の活性化を図るという観点で、来年1月から平成29年3月までの間、早期退職勧奨制度の対象者を拡大して、それと同時に退職手当の割増率を引き上げようというものであります。また知事の事務部局の組織に関する条例の一部を改正する条例案につきましては、本庁組織の改編に伴うものでありまして、部レベルで申し上げれば、企画部を企画振興部に変えようと、県の政策の総合調整機能を担ってもらいながら、地域振興に関する施策を進めていこうと、こういう体制に企画部を企画振興部に改めていこうと思っております。それから、企画部が今持っております県民生活に関連するような部分を新しくできる県民文化部という部に移しまして、子ども関係、少子化対策、そうした部分も担っていく県民文化部を新たに新設していきたいと思っております。それから、商工労働部を、これは今、産業分野は一次産業、二次産業、三次産業ということで、単純にくくれない時代になっておりますので、産業施策を総合的に調整する機能を付加する中で、産業労働部という形で改編をしていきたいと考えています。この他、条例改正事項以外で、産業政策監の設置でありますとか、担当部長の設置ということも検討しておりますし、現行の課・室の業務についても、所要の見直しを行う中で、「しあわせ信州創造プラン」をしっかり推進することができる体制につなげていきたいと考えております。
 それから、部局長会議での2点目でありますが、新型インフルエンザ等対策行動計画についてであります。本日の部局長会議で、長野県新型インフルエンザ等対策行動計画を決定したところであります。これは、国が平成25年4月に新型インフルエンザ等対策の強化を図るために、新型インフルエンザ等対策特別措置法を施行し、6月に政府としての行動計画を決定したことを受けてのものであります。県の計画と致しましては、感染拡大をできるだけ抑制をしていくと。県民の生命、健康を守っていくという視点。それから、県民生活、および県民経済に及ぼす影響が最小限に留めることができるようにしていくと、この2点を基本的な考え方として計画を取りまとめました。県としては、国においては発生段階は5段階という分け方をしておりますけれども、長野県においては6段階ということで、国よりもきめ細かい対応を検討しておりますし、また対応の分野、対策の分野につきましても、国は6分野でありますが、長野県としては予防接種の項目、これは地方の取り組みとしては大きなウエイトを占めますので、この部分を独立させて、7分野という形で、より内容を明確化したところでございます。この行動計画を踏まえて、県民生活、県民経済の安定、いざインフルエンザ等の流行という事態に直面した時に、しっかり対応できるような体制づくりに万全を期していきたいと考えております。
 それから、省エネルギー・自然エネルギー推進本部で、この冬の節電・省エネルギー対策を決定致しました。国の検証によりますと、この冬の電力需給につきましては、震災以後の節電の定着等によりまして、国内9電力会社関連いずれにおいても、最小限必要とされる予備率3パーセント以上の確保はできるという見通しだと聞いております。こうした中、政府からは、平成22年度の比較で、すでに定着している節電分の確実な実行という節電要請はなされておりますが、北海道を除きまして、全国的に数値目標を伴わない要請になっております。他方、老朽化した発電施設のトラブル等も含めて、電力需給については、必ずしも楽観できる状況ではないだろうと思いますし、また、燃料費の増嵩による国民負担の増加という課題もございます。こうした中で長野県としては、この冬におきましても、独自の数値目標を掲げて取り組んでまいります。「冬の信州省エネ大作戦・2013」と銘打ちまして、12月1日から3月31日まで取り組み期間とさせていただいて、最大電力を平成22年度比、震災前の年との比較で5パーセント削減ということを目標に、県民総ぐるみで節電、省エネルギーに引き続き取り組んでまいります。節電構造のさらなる定着化、そして、震災以降高まってきている省エネルギー、節電の意識、こうしたものをしっかりと定着させていきたいと思っております。そうした中で、「しあわせ信州創造プラン」に掲げる環境エネルギー自給地域の創造に結び付けていきたいと思っております。省エネの簡易診断を受けていただくことができる、家庭の省エネサポート制度の推進、あるいは、事業所における省エネアドバイス、こうしたことを進める中で、無理のない形で、この冬の省エネ節電、ぜひ大勢の皆さんにご協力をいただきたいと思っています。空調温度の、あるいは照明の見直し、これはずっと呼び掛けさせていただいておりますし、また、電力需要のピーク時間帯を中心に「信州あったかシェア」ということで、暖かく過ごしていただける場所やイベントへのお出掛け、こうしたものも引き続き進めていきたいと思っているところであります。ぜひ、市町村、経済団体、消費者団体、こうした皆さまにも呼び掛けて一緒になって取り組んでいきたいと思っております。無理をしてですね、お年寄りとかお子さんが病気になるということがないように適切な室温管理等には十分ご注意いただきながら、ぜひ、県民の皆さま方には、合理的で新しいライフスタイルを目指すという観点での省エネ節電にご協力をいただきたいと思っております。私も、今日もちなみに、(上着の)下に南木曽ネコを付けて仕事をさせていただいていますので、また、いろんな所で皆さんも宣伝していただければ大変ありがたいなと思っていますので、よろしくお願い致します。
 それから、構造改革特区についてであります。長野県産業イノベーション推進本部を推進役として、規制改革の検討をしてきたところでございます。この間、県民の皆さま方への提案募集、あるいは、私どもからの御用聞きということで、規制改革関連のご提案、県民の皆さま方から101件、これまで本部設置以後頂戴をしているところであります。そうした中で、こうしたご提案を踏まえて、検討してきたわけでありますが、昨日付で12件、国に対して、特区認定に向けた規制改革の提案をさせていただいたところでございます。主な案件と致しましては、医療機器分野への新規参入を容認すると、成長産業を支援しようという観点で、医療機器製造販売業の許可を得るために、品質保証責任者が必要になってきますが、この資格要件の緩和でありますとか、あるいは、県の工科短大、職業能力開発短期大学校から4年制大学への編入学が認められるようにするという規制緩和、さらには、長野県の自然・文化・歴史、こうしたものをしっかり海外の皆さんにも分かっていただけるように、活動分野を限定して外国人に有料で案内ができる通訳案内制度の創設、あるいは、鳥獣被害対策が課題になっておりますけれども、わななどを使った狩猟については、一年中可能とするための規制の緩和、また公共交通機関が無い地域では、宿泊施設などが送迎用のバスをもっているわけでありますが、こうしたものを住民の有償輸送に使用可能となるようにしていくための規制緩和、こうしたことを提案させていただいたところであります。今回の提案は、国における調整を経て、規制改革措置として決定された場合には、早ければ来年5月頃までに具体的な特区計画をまとめて認定を受けていくという形になります。まだいただいている提案もあるわけでありますので、引き続き前向きに検討を進める中ですね、規制改革あるいは特区という観点も十分活用した長野県の産業活性化を図ってまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。よろしくお願い致します。

取材者からの質問

 1 平成25年度11月補正予算案について(1)

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 補正予算案ですけれども、盛ってあることではなくて盛られてないことについてお尋ねして恐縮ですが、県立大の予算が今回計上されていませんけれども、議会の中からでも6月の基本構想決定後の進み具合が遅れているんじゃないかと、開学の遅れもちょっと懸念する声も出ているのですが、基本構想には平成29年4月の開学を目標とすると書かれておりまして、この平成29年4月の開学は現時点で可能なのかどうかお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 全く状況は同じであります。メディアの報道ではなんとなく予算を出すつもりだったのに出さなかったみたいな趣旨の書かれ方していますが、全くそんな感覚ではありません。予定通り進めているという状況です。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 9月の補正で成立しました予算に基づく専門部会の設置、施設の方は間もなく設置されそうですけれども、教育課程とそれから職員の選考の専門部会、なかなか、遅れているようですけれども、こちらの方の見通しはどうでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 それも人選を進めてきていますから、しっかりと検討できる体制がつくれると考えています。

 2 県立大学基本構想公開意見交換会について(1)

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 6日で4地区の意見交換会、県立大について、終わりましたけども、今後県民ですとかいろいろ異論と言いますか、おっしゃっているところの私立大側の理解を得る努力というのは、今後どのような取り組みをされていくお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 私もこの間、意見交換会と並行して、いろいろな場面で私から県立大学構想について、さまざまな場面で県民の皆さんにお話しをさせてきていただいております。そういう中で、県の考え方はこうだったのかと、よく分かんなかったというご意見を非常に強く伺ってきているところでありまして、何となく全ての私立大学が全面的に反対してんじゃないかというような感じで県民の皆さんに伝わっている感じがあるなと思っています。私としては、これまでも申し上げておりますように、私大の皆さんとは意思疎通、これまでも相当行ってきておりますし、これからも高等教育全体を振興していこうと考えていますので、引き続き、しっかり意思疎通をする中で進めていきたいと考えておりますし、また、県民の皆さんへのご説明とか趣旨のご理解いただくというようなことも、これからも機会があるごとに行っていきたいと思っています。ぜひ、メディアの皆さんにおかれても、県立大学の構想、いろいろな方から例えば言われるのは、「何か、松本と長野の対立みたいな話で報じられているけど大丈夫?」というようなお話がありますけれども、私としては全くそんな感覚はありませんし、関係の皆さんの中にもそうした思いはないだろうと思っていますので、ぜひそうした状況については、しっかりとお伝えをしていただければありがたいなと思っています。

 3 特定秘密保護法案について

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 別件ですみません。毎日のように私どもメディアで報じているところですけれども、特定秘密保護法案についてです。専門家の中では、自治体が国から受ける情報にもいろいろ制限があるのではないかという危惧と自治体そのものの情報公開度がこういった国の取り組みによって影響を受けて、自治体の情報公開度が落ちるのではないかと懸念も指摘されているのですが、改めて知事にこの法案について、どのようなお考えを、見方をしていらっしゃるか教えてください。

長野県知事 阿部守一
 これ、国会で議論中でありますし、修正の協議もされていると報道等で承知していますので、私が今の段階で、これが良いとか悪いとか申し上げるようなものではないだろうと思っています。昨日も、諏訪清陵高校の生徒達と意見交換をする中で、生徒の意見にもありましたけれども、国家があって国民がいて、私は国民の暮らしであったり、国民の生存というものを守るために国家があるだろうと、国際社会の中で、他の国々と付き合う中で、どういう規制が必要なのか、どういうルールが必要なのか、そういう観点で一概にマルかバツではなくて、比較考慮しながら、どういう道をわれわれが進んでいくべきかということは、皆さんもよく議論をしてみたらという話をさせてもらっているところであります。

信濃毎日新聞社 牛山健一 氏
 よく議論してみたらというところでいきますと、政府与党は、この臨時国会中の成立を目指しているのですが、拙速だというふうにはお考えですか。議論のペースを見て。

長野県知事 阿部守一
 私も自分が進めている政策について、早すぎるんじゃないかとか、遅すぎるんじゃないかとか、いろいろ言われることがありますが、これは国会での議論でありますから、私が知事としてですね、責任を持って申し上げるような状況ではないわけであります。もちろん地方公共団体の事務に関係してくるとかですね、これは県民生活にマイナスの影響が明らかだというようなことであれば、あらかじめわれわれとして意見を申し上げなければならない場面もあろうかと思いますが、まだ国会でさまざまな意見が出されている中で、私が今の時点で、これが良いです悪いですと判断できるような材料は持っていませんので、そういう意味で、この場ではと言いますか、今の段階では長野県にとって良いとか悪いとかいう話を責任持って申し上げられる状況ではないだろうと思っています。

 4 県立大学基本構想公開意見交換会について(2)

市民タイムス 渕上健太 氏
 先ほどの質問に関連してですが、6日までに県内4カ所で県立大学の説明会が終わられまして、私は長野と松本に参加したのですが、いろいろな意見があったように感じたのですが、知事としては、今回の説明会を終えられて、十分に基本構想に対する理解が深まって、理解が得られたという認識をお持ちかお聞きしたいのですが。

長野県知事 阿部守一
 私は、直接参加をしていないので間接的に聞いている状態でありますけれども、さまざまな立場の方から、活発なご意見が出されたと伺っております。そういう意味で、私が県民の皆さんとこの大学の話をしてもですね、どうも、まだ県の考え方が伝わりきれていないと感じるところもありますので、いろいろな立場の方が集まって、意見交換をするというのは非常に意義があったと思います。さまざまなご意見を頂いているところでありますので、今後、専門部会等で議論をしていく上で、そうしたものも踏まえて検討していきたいと思っておりますし、こうしたさまざまな意見も、ぜひ県民の皆さまに広く知ってもらいたいと思っていますので、どういう意見が出ているかということも県民に広く伝わるようにホームページ等でしっかり公表してくれということで、担当部局には指示しているところであります。この県立大学の話は、いろんな論点とかですね、これからわれわれとしても詰めていかなければならない点が多々あるわけでありますので、関係方面ともしっかり意思疎通しながら進めていきたいと思っています。

市民タイムス 渕上健太 氏
 そうしますと完全に、十分にこの4回の説明会だけで、多くの県民に基本構想に対する理解を十分にまだ得られているという段階では必ずしもないという認識で、よろしいですか。

長野県知事 阿部守一
 基本構想自体が何度も申し上げますが、これから検討しますとかですね、そういうことになっている部分があるわけでありまして、大きな方向性の中で、さらに詰めていかなければいけない点というものがあります。これは意見交換会に直接出た職員から話してもらった方が良いかもしれませんけれども、私の受け止めとしては、県から話をすることによって、県民の皆さんの理解のされ方、少なくとも直接聞かれているような方については、かなり、状況とか考え方をお分かりいただくことができたと考えております。まだ、プロセス、過程でありますので、これからさらに基本構想を具現化するにあたっても、引き続き、先ほども言いましたけれども、私大の皆さんともしっかり意見交換をしていきたいと思いますし、また、意見交換会で出されたような意見も、われわれ念頭に置きながらしっかり進めていきたいと思っております。

 5 3県知事懇談会について

市民タイムス 渕上健太 氏
 別件ですが、昨日、諏訪の方で岐阜、山梨両県知事と懇談されて、岐阜の古田知事の方からも、県境を越えた地域振興ということで非常に期待があったんですが、岐阜の方では中津川にリニアの駅ができるということで、非常に文化的にも行政的にも木曽地方とすでにつながりというのが深いと思うんですが、一方、中津川の方、なかなか知名度不足ではないかという声もあるようなんですが、知事としてはそういう背景を踏まえて県境を越えた地域振興、リニア開業に伴ってどんなような期待を持たれているかというのを改めてお聞きしたいんですが。

長野県知事 阿部守一
 はい。昨日も横内知事、古田知事といろいろお話をさせていただいて、昼食の懇談の時も私少し申し上げたんですけれども、やはり山梨、岐阜と私ども長野県は結構共通点が多いなと思っています。古田知事もおっしゃっていましたけど、県土の約8割が森林だっていうのはみんな同じような状況でありますし、それから観光PRしていくときに重要な財産として、やはり山ですよね。富士山、世界文化遺産登録ということになったわけでありますけれども、長野県にとっても岐阜県にとっても山岳っていうのは非常に重要な観光資源だと思っております。そういう意味では、これ平成13年から開かれてなかったわけでありますけれども、両県と3県連携していくことが長野県にとっても重要だろうということで、今回呼び掛けさせていただいて、場づくりをさせていただいたわけですけれども、非常に私はやってよかったなと。これからぜひ具体的なですね、連携をしっかりすることによって、お互いウィン・ウィンの関係でそれぞれ長野県も山梨県も岐阜県もメリットがあるような具体的な取組をしっかりしていきたいと思ってます。

市民タイムス 渕上健太 氏
 中津川の方では、駅は中津川にできるんですけれども、非常に木曽に近いということで、全国的な知名度で見ると木曽の方がですね、高いという中で、かなり駅の利用促進の観点からも木曽地方に期待するところがあるやに聞いているんですけれども、その辺知事の受け止めというかですね、今後何か連携して行えるような。

長野県知事 阿部守一
 そうですね、ですから私ども木曽にとってみれば岐阜県側の駅の利用はかなり何て言うか、長野県民もそして長野県にお越しになる方も増えるだろうと思いますので、そういう意味では、しっかり連携をした地域活性化の取り組みをしていくということが重要だと思っています。今、リニアの基本構想を長野県としても作ろうと考えておりますけれども、そうした他県との連携ということも視野に入れたものを作っていきたいと思っています。

 6 教職員の不祥事について

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 昨日、諏訪の養護学校の教諭が児童買春で神奈川県警に逮捕されたということで、まず知事の受け止めをお伺いしたいと思います。

長野県知事 阿部守一
 そうですね、学校への信頼回復、それから教員の皆さんの資質向上というかですね、不祥事をなくしていくための取り組みを進めている時にこうしたことがですね、起きてしまうというのは大変遺憾なことだと思いますし、ぜひ、教育委員会にはどういう背景でね、どういう背景ってのは、本人であったり周りの人たちがどういう状況でどういう認識であったのかということはしっかり把握をしてもらった上で、改善すべきところはしっかり改善するという取り組みにつなげてもらいたいと思っています。教員あるいは教育に対する信頼回復ということが重要な課題になっている時にこうしたことが再び起きてしまったということは県の代表者としても大変残念であると同時に県民の皆さんには大変申し訳ないと思っています。

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 その前日には飲酒運転で事故を起こしたということで会見もあったりなんかして、児童買春で昨日逮捕されたので、今年6人目ですか、昨年から続いている中で、今年さらに増えている、過去最悪だということで、逮捕者がですね、いろいろとこう資質向上ですとかで改善策をやっているのは非常に私も分かるんですが、それでもなぜこう起きてしまっていることに関して、対応っていうか対策、まだ足りないのか何なのか、その辺は知事はどのように感じてますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これは普通ではあり得ないだろうと私は思っています。普通ではあり得ないだろうっていうのは、県を挙げてですね、学校への信頼回復だと、教員の不祥事相次ぐ中で、これ何とかしなきゃいけないという時に、どういう感覚でそういうことを行っているのかっていうのは私は率直に言って不思議でしょうがない。ですから先ほど申し上げたように、教育委員会で教員がどういう思いだったのかとか、周囲はどういうふうに見ていた、事件自体は知らなかったにしてもですね、日頃の勤務態度はどうだったのかとかですね、そういうこともしっかり把握をした上で対応を考えてもらいたいなと思っています。

長野放送(NBS) 野平崇 氏
 分かりました。

 7 平成25年度11月補正予算案について(2)

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 補正予算の関係なんですけれども、しあわせ信州シェアスペースということで今回補正に1億4千万盛られているんですが、知事はですね、この補正の計上を認めるにあたって、どういう知事の中で整理をされて、これにゴーサインを出したのか、というのはですね、去年の予算要求、当初予算の、本年度の当初予算の要求段階でいったん2億5千万円要求されたと思うんですが、それをいったん見送っているわけで今回補正に盛ったのはどういう整理になったのか、知事の中でどういう考えなのかというのを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 これは後でまた会見をするけれども、ここでやった方がいいのかな。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 一応予算上の話なので、予算計上したことについて。

長野県知事 阿部守一
 これは後でもなぜ今かという話のご説明をさせてもらいますけれども、これは例えばですね、物件をどういう場所にどういうものを置くかということとの兼ね合いがすごく大きいわけですよね。あとで説明した方が多分話が早いと思いますけれども場所の話であるとか、時期的な問題、例えば東京オリンピック、パラリンピックの開催が決まってこれからいろいろな意味で東京に世界の視線が向いてくるという時期でもありますし、長野県にとってみれば来年度末の北陸新幹線の金沢延伸という中で、もう1回長野県の発信をしっかり行っていかなければならないタイミングでありますから、そういうことを勘案して今回の補正予算の中で計上していただくことによって、しっかりと来年度の前半にオープンできるような取り組みを進めていきたいと考えています。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 先ほど部局長会議で出た資料によりますと年間の運営費が1億3千万くらいに上ると。これはこれまでのセンターに比べると何倍かの費用になるかと思うんですが、広さもあると思うんですが、広さが格段に大きくなるので賃料も何倍にもなると思うんですが、規模についてきちんと、今なぜやるのかということはイメージあると思うんですが、なぜこの広さにしなければいけないのかとかですね、なんでこの額にしなければいけないのかだとか、そういったことはきちんと整理されているんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 当然そういう検討をした上でやっているわけでありまして、何というか一日二日検討しただけでこういう話が出てきているわけではなくて、県と市町村の協議の場で市町村ともしっかり話をして、あるいは民間の人も入ったですね、検討組織の中で議論をしていろんな物件がある中で比較検討した上でこのような形になっているという状況でありますので、その辺は後で全体を説明をさせていただく中で質問をしてもらった方が多分分かりやすいんだろうと思います。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 すみません、予算上の話なので引き続きお願いしたいんですけれども。先ほどの資料の中に、就任以来こだわられている数値目標にこだわられて、しっかり目標を掲げるようにと口を酸っぱくしておっしゃられていたと思うんですが、今回の補正予算の予算書を見ても、この事業について明確な数値目標というのが書かれていないと。台風の被害などはもちろん数値目標がないというのは、復旧が目的ですので分かるのですが、この政策的な事業について唯一盛られているにもかかわらず、これの数値目標がないのはなぜでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これはなんというか単なる物産館にするなというのが私の考えであります。だから後でセットで説明させてもらった方が私はいいと思っていますけれども、もちろんどういう効果を狙っていくのかということはありますけれども、例えば人の数を増やしたいと思えば売れそうな商品をいっぱい並べれば、それはそれで人は集まるだろうと思っています。だけど今回は強固な信州ファンを作っていこうということを目標にしているわけでありますから、そういう意味で、例えば定量的な目標、例えばこれを10倍にします、ということが中心に組み立てるというよりも、むしろこれまでの都道府県のアンテナショップとは別の形の物を作っていくことによって、単に物売り場ではなくて本当に長野県と首都圏の人たち、東京と長野県の人たちが強固に結び付くそうした場づくりをしていこうということが一番基本の狙いであります。そういう意味でこれから具現化するにあたって、例えばいろいろな講座を設けたりするときに、そういう所でどういう回数をやることによってどれくらい参加者を見込もうかということは当然出していくわけでありますけれども、全体の狙いとしては単に人が1万人集まる、10万人集まる、それが目標ということの場所ではないだろうと思っています。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 単純な話として今回の整備費用1億4千万について、知事の中では大きすぎるとか規模感は思わないでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これは後でちゃんと今のものとの比較も含めてお話をしようと思っていますけれども、そういう意味で、私は規模感としては、いろいろな物件を私は現場に行って見ました。いろんな坪単価も見ています。そういうことからすると私は非常にリーズナブルな価格でありますし、規模的にも後ほど申し上げるいろいろな機能を持たせようと思っていますけれども、そういうものから考えれば適正な規模だろうと思っています。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 今年の2月8日に県の方で出されている資料なんですが、本年度当初予算の要求に対して県民から寄せられた意見がありまして、簡単にいうと費用対効果を説明できなければ反対だとかですね、こういった事業は民間に任せるべきだとか赤字の場合は誰が責任を取るのかとかですね、そういった意見が寄せられている中で、信州ブランド推進室の方で、費用負担の在り方、成果目標、費用対効果など検証して首都圏における情報発信拠点の在り方について検討してまいりますと書いてあるんですが、費用負担の在り方、成果目標、費用対効果などは検証されたんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 費用負担の在り方とか、費用と効果が見合うものなのかというのは当然検討した上でこういう形で進めていこうということで出しているわけでありまして、何度も申し上げていますけれども、これからちゃんと会見をしてお話をしようと思っていますからまずは、われわれの考え方を聞いてもらって上で質問をしてもらった方がたぶん早いんだろうと思います。おそらくですね、従来型のアンテナショップというイメージで聞かれているからそういう話になるのだろうと思いますけれども、従来の単に物を並べてですね、アイスクリームがいっぱい売れればいいやとかですね、そういう発想の拠点ではないわけですから、ぜひそこはまず私どもの考え方・コンセプト、そうしたものをお聞き取りをいただいた上でご質問をいただければありがたいなと思います。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 もう一点お願いしたいんですけれども、今回の予算編成の方針でですね、101億円以上の不足が生じると、財政が厳しいのは変わらないという形でですね、5パーセントのシーリングをかけて予算編成に臨まれていると思うのですけれども、これまでのセンターと比較して、今回のものが規模が大きいとか機能が充実するから、この位の規模は適正だという見方も一つはあると思うのですけれども、県のいろいろな事業の中で、この事業をあらゆる事業に優先して今回補正に盛って、1億何千万も毎年かけてやっていくという判断がですね、本当にそれで正しいのか、他に優先する事業が一切なかったのか、本当の知事のお考えはどうでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 逆に言えばどういう根拠でそういう質問をされているのか私はよく分かりませんけれども、他に優先すべきものというのはどういうことを想定されていらっしゃるのですか。われわれは県全体の財政健全化を目指す中で、しかしながらポジティブにやっていくところはポジティブにやっていかなくては長野県はどんどん地盤沈下してしまうと思っています。私はいろいろな所に出掛けて行って、県民の皆さんともお話して、常に言われるのは、長野県は発信が弱いですよねと。せっかく良いものがあるのに伝わっていないと、残念だと、悔しいと、そういう思いを持たれている県民の方が非常に多いですし、県外の皆さんからもそういうことを言われることがあります。私は、この長野県を元気にするとか、長野県の産業を活性化するという観点で、それは内向きのですね、事務的に役所がこそこそやっているような発信拠点で、長野県の発信がしっかりできるとは私は思いません。むしろ、しっかり投資すべきところはしっかり投資をしてやることが、長野県全体の価値向上に確実につながると、そういう覚悟でですね、取り組んでいかなければいけないだろうと思っているわけでありまして、私の感覚からするとですね、県全体の予算の中ですごくべら棒にですね、お金を掛けてなんか無駄なことをやっているみたいなご質問をされてますけど、中身も聞かずにそういう質問が出てくるっていうのは、極めてですね、先入観を持たれたご質問ではないかと、某新聞社の記事は私は相当腹立っています。正直言って。私は、そういう意味でぜひ中身をちゃんと聞いた上で、ご質問してくれということも何度も申し上げているわけでありますので、ぜひ先入観持たずにですね、ちゃんと聞いていただいて、われわれの考え方を伝えていただきたいと。で、もちろんですよ。批判をするところは批判してもいいと思いますけれども、だけど、私が発言してないようなことはあたかも発言したようなことで聞きとられるような報道姿勢というのは、私は極めて遺憾だと思っておりますので、改めて申し上げたいと思います。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 あの例えばですね、森林税なんかだと、住民税の上乗せで、多分生活保護だとかですね、障害者だとかですね、未成年者の方とかは対象外となっているとは思うんですけども、県民の半分ぐらいの方が対象になっていて、一人当たりですね、500円超過課税取られていると、これは年間6億の収入があると思うんですけれども、これ400円にすればですね、今回の1億3千万を使って、4千万を使ってですね、森林税の超過課税を500円を400円にするとかですね、そういったこともできると思うんですけれども、これ長野県独自のですね、住民税に上乗せになって超過課税になって県民に負担をお願いしているわけですよね。そうした中でですね、他に何も優先する事業が、じゃあ何があるんだという姿勢でですね、こういったことに取り組まれるっていうのはちょっと私疑問に思うんですが。知事はそういうことでいいんでしょうか。

長野県知事 阿部守一 氏
 いや、私が申し上げているのは、そのわれわれはこれから別途会見してご説明しますよと申し上げているわけですよ。にもかかわらず、われわれの考え方を聞く前からですね、あたかもその無駄な投資ではないかという先入観に満ちたご質問をされていると、少なくとも私は受け止めました。他の方がどう聞かれたか分かりませんけれども、少なくとも私はそういうふうに受け止めさせていただきました。だから、あえてそういうことを申し上げたわけでありまして、もちろん私どもは財政全体に責任を持っている立場でありますから、一つのことだけどんどん進めてこっちはおざなりということがあってはいけないだろうと思っています。ただ全体の長野県政を考えたときに、これは今日の部長会議でも申し上げましたけれども、発信力弱いよねと、もっと発信してくれと常にですね、私このことを言い続けています。で、県民の皆さんからもそういう期待が大きいわけでありまして、このことについても例えば市町村であったり、あるいは経済団体であったり、そうした皆さんと話をしてきているわけです。県が勝手に降って湧いたようにこういうものを出しているわけではないわけでありますから、今のご質問は非常にあの、どうしてそういうご質問になるのかなっていうのは私は不思議でしょうがない状況であります。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 そう言えば、この事業をですね、検討はですね、昨年の市町村との協議の場で発言があってそれ以降事務方の方でですね、検討が進められてきたと思うんですけれども、その間ですね、基本的には非公開の、マスコミには公開されない場で、検討が進んできていてですね、発信拠点ですよね。これ活動拠点って名前になっていますけど。情報発信をしていく事業を検討していく場ですらですね、あまり公開されずにこの間やってきてですね、信州、しあわせ信州しあわせシェアスペースという名前が出た時にはですね、大方の人は唐突感あったと思うんですけども、その辺はなんか違和感ないでしょうか。

長野県知事 阿部守一 
 私は県民の皆さんと情報を共有して、取り組んでいきたいと思っています。常に思っていますが、例えば今回のような場合、どういう場所にするかっていうのが事前に漏れてしまうような話だと、それは交渉しなきゃいけない話ですから、われわれとしてはですね、県民の皆さんと全てオープンにしてやっていかなければいけないものと、それは申し訳ないけれども、節目のところでお話をさせていただいてご理解いただくというようなものと私は両方あると思っています。そういう意味で、なんというか、ずるずる進めていくわけじゃなくて、これからちゃんとご説明しましょうと言っているわけでありますから、そこは私はあの、ちょっとどういうふうに考えればいいのかなっていうのは、全てですね、全てオープンで、情報は全く仕切りがなくて、やってくってのは、これ組織としては多分あり得ない話だと思います。関係方面と詰めるところは詰めて、関係方面とお話をして、県民の皆さんに広くご意見を聞くところはお伺いして、そしてしっかりと進めていくということが必要だと思うんで、そこのメリハリがなくですね、なんでもかんでも情報だだ漏れという話はそれは組織の仕事の進め方ではないだろうと思います。

信濃毎日新聞 山越悌治 氏
 分かりました。

 8 北陸新幹線(長野経由)の表記について

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 ちょっとまぁ、この刷り物自体はこれなんですけれども、直接関係ないんでちょっとお許し願いたいんですが、昨日もちょっと知事3人の会談の中で思ったんですけどもね、この北陸新幹線、金沢延伸というふうに書かれてまして、せっかくあの「(長野経由)」というのを勝ち取った以上ですね、こういった場も通じてですね、長野経由っていうのをアピールされた方がいいんじゃないかなというふうに私思うんですが、あの県として「北陸新幹線(長野経由)」っていうものについての表記自体を県としてどういうふうに活用していこうというふうに知事はお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 ま、それは県としては活用していくってことでしょうね。

信濃毎日新聞 牛山健一 氏
 だから例えばこういった場でも(長野経由)書いてないですよね。

長野県知事 阿部守一
 それは改善をすればいいと思います。そういうところがちゃんと徹底されていないっていうところはご指摘としてしっかり受け止めたいとおもいますけれども、ま、われわれとしてはしっかり北陸新幹線長野経由ということでいろんなところで活用してもらえるように取り組んでいきたいと思います。

長野県知事 阿部守一
 ありがとうございました。

 

 

 

 

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