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更新日:2021年3月4日

南信発電管理事務所

事業概要

エネルギーの海外依存度の高い我が国において、水力発電は恵まれた自然的・地理的条件が生み出す豊富な水を利用した純国産エネルギーであり、CO2を排出しない地球環境にやさしいクリーンエネルギーとして高く評価されています。

長野県の公営電気事業は、昭和30年代より天竜川、千曲川、木曽川水系において水力発電所の建設を推進し、現在は17発電所と関連3ダムの運転および維持管理を行っており、その総出力は101,197キロワットの発電規模となっています。

南信発電管理事務所では、このうち天竜川水系と木曽川水系に13発電所と関連1ダムを有し、治水、利水、かんがい事業と協力しながら、設備の運転および維持管理を行っています。その総出力は78,498キロワットで年間約2億7千万キロワットアワーの電力を発電しています。

管内においては、三峰川総合開発事業の一環として昭和33年に美和、春近発電所を最初に建設し、昭和36年には既設農業用水路を利用した西天竜発電所、続いて小渋川総合開発事業により、昭和39年から昭和44年にかけて四徳小渋第1、小渋第2発電所を建設しました。

その後、二度にわたるオイルショックにより石油代替エネルギーとして、中小水力発電の開発が見直される中、昭和61年に与田切発電所、平成2年に大鹿発電所、平成11年に大鹿第2発電所を建設し、また平成6年に独立行政法人水資源機構による木曽川水系における水資源開発の一環として発電参加した奥木曽発電所を建設し、平成12年には国土交通省による小渋ダム水環境改善事業の一環として、ダムから放流される河川維持流量を有効利用した小渋第3発電所を完成させました。

また、平成29年には高遠ダムの維持放流水を活用した高遠さくら発電所が運転開始しました。

現在は、長野県(建設部管理)の横川ダムに横川蛇石発電所、箕輪ダムに信州もみじ湖発電所、片桐ダムにくだものの里まつかわ発電所の建設をするとともに、運転開始から約60年を迎える美和・春近・西天竜発電所のリプレースを進めています。

これからも、信州の豊かな自然に育まれた水の恵みを、自然エネルギーとして活かして、未来へつなげていきます

これらの発電所はいずれも無人化されており、伊那市にある南信制御所で集中監視制御されています。

発電した電気は中部電力(株)・丸紅新電力(株)・みんな電力(株)の3社コンソーシアムを通じて、事業者の再生可能エネルギー率の向上や、信州産電力の価値向上を目指す「信州Greenでんき」プロジェクトとして、企業や一般家庭、大都市の保育園等に供給しています。

発電所一覧

発電所名 形式 最大出力
(kW)
運転開始年月日 関連事業
美和 ダム式 12,200 (一部)昭和33年2月11日
(全部)昭和33年5月26日
三峰川総合開発事業
(治水・かんがい・発電)
春近 ダム水路式 23,600 昭和33年7月14日
西天竜 水路式 3,600 昭和36年12月1日 西天竜幹線導水路改修事業
(かんがい・発電)
四徳 水路式 1,800 昭和39年2月7日 南向土地改良事業
(かんがい・発電)
小渋第1 ダム式 3,000 (一部)昭和44年3月1日
(全部)昭和44年4月19日
小渋川総合開発事業
(治水・かんがい・発電)
小渋第2 ダム水路式 7,000 昭和44年3月1日
与田切 水路式 6,300 (一部)昭和61年4月1日
(全部)昭和61年4月11日
 
大鹿 水路式 10,000 平成2年5月1日  
奥木曽 ダム式 5,050 (一部)平成6年6月1日
(全部)平成7年6月27日
木曽川水系水資源開発基本計画
(治水・上水道・工業用水・発電)
大鹿第2 水路式 5,000 平成11年4月1日  
小渋第3 ダム式 550 平成12年4月1日

小渋ダム水環境改善事業

高遠さくら

ダム式 199 平成29年4月1日

 

横川蛇石 ダム式 199

令和2年4月1日

 
もみじ湖

ダム式

199 令和3年(予定)  

まつかわ

ダム式 380 令和3年(予定)  
小渋えんまん ダム水路式 199 令和3年(予定)  
与田切川上流地点(建設中) 水路式 1,550 令和6年(予定)  
秋山地点(建設中)        

 

お問い合わせ

所属課室:長野県南信発電管理事務所 

長野県伊那市狐島3802-2

電話番号:0265-72-6121

ファックス番号:0265-78-8050

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