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更新日:2018年4月3日

メールマガジン教育ながの/vol.591

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      ★☆ 教育ながの  Vol.591 ☆★

長野県教育委員会メールマガジン

-平成24年(2012年) 3月号-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2012/2/20発行◆◇◆

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 ●ひろば
  ○ 立川流建築に学ぶ
                  南信教育事務所長 青木 一男

 ●特集
  ○平成23年度全国学力・学習状況調査希望利用採点・集計補助事業
   集計結果の概要
                           教学指導課

 ●今、学校では
○キャリア教育について          松川町立松川中学校
  ○地域と連携したキャリア教育        池田工業高等学校
 
 ●現場レポート
○地域を学ぶ、地域で学ぶ
   ~長和町立和田中学校アントレ学習発表会~    教育総務課

 ●お知らせ
  ○長野県立歴史館 春のイベント             ほか

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【ご覧いただくにあたって】
 ◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
  ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
 ◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
  フォントに変更してご覧ください。
 ◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
  をしていただくようお願いします。


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★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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 ★☆★  立川流建築に学ぶ  ★☆★
             南信教育事務所長  青木一男
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 南信は文化財の宝庫である。何日か文化財パトロールに同行した。
印象に残ったのは立川流建築群。そのひとつ、茅野市にある白岩観音堂
は、現存する立川流建築では最古のもの。もうひとつ、駒ヶ根市光前寺
の三重塔。南信濃に残る唯一の三重の塔で、いずれも県宝指定である。

 ちょうど昨年は、我が産土神である信濃国二之宮矢彦神社の御柱祭の
歳であったが、辰野町小野に鎮座する矢彦神社も、拝殿・回廊・神楽殿
などが県宝指定で、立川親子二代によるもの。拝殿は龍や獅子などの彫
刻が見事で、初代富棟39歳(1782年)の作。出世作でもある諏訪大社下
社秋宮幣拝殿の2年後に完成。そして神楽殿は、木鼻の獅子などの彫刻
が拝殿に比べて形が小さく地味で、二代目が父親の顔を立てるため簡素
に仕上げたものだと言われている。「幕末の左甚五郎」と呼ばれ、幕府
から内匠(たくみ)の称号を許された富昌61歳(1842年)の作である。

 同様に、華麗な彫刻の諏訪大社下社秋宮幣拝殿は、初代富棟が37歳の
年に残しているが、半世紀後、二代富昌はそれに調和させ、かつ、それ
を引き立てるべく「彫刻なし」の荘重な三方切妻の秋宮神楽殿を54歳で
完成させている。

 富昌の彫刻で秀逸なものは、立川流の総力を挙げ8年の歳月を掛けて
ほぼ同時期に完成させた諏訪大社上社本宮幣拝殿に見られる。
 これらの大社建物は、いずれも国の重要文化財に指定されている。
「簡素」と「華美」の両端の美意識を極め、南信にとどまらず全国の寺
社や山車彫刻に花開いた信州諏訪発の優れた文化である。

 また、これら神楽殿にみられる「謙虚さ」の中には、親から子へ、師
から弟子へ、生きた道徳心や向上心が、技術と共に引き継がれ、伝統が
生み出され、文化として育っていく「真の学びの心」を、そして師弟の
絆を大切にし、寺社建築を文化の域にまで高めた諏訪立川流という職能
集団が輝いた時代の「前向きなエネルギー」を感じとることができる。

 人間の成長も社会の活力も、その元は「学びの姿勢」にある。
 このような謙虚な学びの姿勢こそが今般の教育基本法改正にも通ずる
「和魂」の神髄でもあろう。
 謙虚さを忘れ去った社会は、学びを失い進歩が止まる。

  
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★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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●○ 平成23年度全国学力・学習状況調査希望利用採点・
               集計補助事業集計結果の概要 ●○
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 本年度の全国学力・学習状況調査は、東日本大震災の影響で全国調査
が見送られました。長野県では、「平成23年度全国学力・学習状況調査
希望利用採点・集計補助事業」を実施し、県下31市町村(組合)教育委員
会、小学校98校、中学校45校が参加しました。今回は参加校の集計結果
の概要をお知らせします。

 ●調査内容
  対象学年   小学校第6学年 中学校第3学年
  実施教科   国語、算数・数学
  調査内容
 (1) 児童生徒の学力に関する調査 
   ア.主として「知識」に関する問題(A問題)
     身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼ
     す内容 等
   イ.主として「活用」に関する問題(B問題)
     知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力 等
  
  (2) 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査
    ア.児童生徒に対する調査
     学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する調
     査
   イ.学校に対する調査
     指導方法に関する取組や人的・物的な教育条件の整備の状況
     等

 ●学力に関する調査結果の概要
 <各調査の正答率(%)> 
 ※(全集計)は、県の指定業者が算出した集計値(県内外の参加、小、
  中学校の児童生徒それぞれ13万人程度)
 小学校国語A 80.7(県参加校) 77.3(全集計)
 小学校国語B 43.6(県参加校) 41.4(全集計)
 小学校算数A 82.3(県参加校) 81.1(全集計)
 小学校算数B 47.3(県参加校) 45.0(全集計)
 中学校国語A 82.1(県参加校) 79.7(全集計)
 中学校国語B 65.1(県参加校) 64.5(全集計)
 中学校数学A 61.5(県参加校) 58.6(全集計)
 中学校数学B 53.4(県参加校) 51.3(全集計)

 ・A問題、B問題における平均正答率は、小学校、中学校の全ての調査
  で全集計を上回っています。特に、小学校では国語A、中学校では
  数学Aが他の調査と比べて全集計を大きく上回りました。
 ・「正答数の分布状況」は全集計とほぼ同じ傾向でした。小学校、中
  学校ともに国語Aにおける上位層の児童生徒の割合が全集計と比べ
  て高い結果となりました。
 ・B問題の平均正答率は小学校で4~5割、中学校で5~6割にとどまり
  ました。思考力・判断力・表現力といった、知識を「活用」する力
  を高める指導を一層充実させていく必要があります。

 ●児童生徒質問紙調査、学校質問紙調査の結果
 ・早寝早起きなどの「基本的生活習慣」、行事参加などの「地域への
  関わり」等の項目において、肯定的回答が全集計の割合を上回って
  います。 
 ・約9割の児童生徒が、家で学校の宿題をする習慣を身に付けていま
  すが、自分で計画を立てて勉強をすることなど、家庭学習の方法や
  内容について課題が見られます。
 ・昨年度と比較して、粘り強く問題を解こうとする児童生徒の割合が
  増えています。
 ・自校の平成22年度調査結果を分析し、具体的な教育指導の改善に活
  用したりして、日々の授業改善に生かしているものの、その結果を
  保護者や地域に説明している割合が7割台に留まっています。 
 ・学習方法(適切にノートをとる、テストの間違いを振り返って学習
  する等)に関する指導のように、各校の取組の努力により、昨年度
  の状況から改善されている項目も見られますが、家庭学習における
  家庭との連携や与え方については課題が見られます。


 ●今後の対応
 ・地域に開かれた学校づくりを進めます。学力向上に関わる自校の課
  題や対応策について保護者、地域の方に具体例を用いて説明した上
  で、学校が果たすべき役割と保護者や地域の方々にご協力いただき
  たいことを明確にし、地域の力を学校の中に取り入れていきます。
 ・客観的なデータに基づいて子どものつまずきや学力の実態を正しく
  把握し、課題と原因を明確にして、自校の児童生徒に応じた学力向
  上のための達成目標を立て、学校全体で取り組んでいきます。
 ・「教師力」を高める校内研修を推進します。教科・学年・学級を越
  えて学び合い支え合う教員研修を充実させ、よりよく子ども理解し、
  より的確な指導ができるようにしていきます。

詳しい分析結果等については、「平成23年度全国学力・学習状況調査希
望利用採点・集計補助事業 結果分析・改善の方向」を参照してくださ
い。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyougaku/gakutyousa/index23.htm

 ■お問い合わせ
  長野県教育委員会事務局
  教学指導課義務教育指導係
  TEL 026-235-7434 FAX 026-235-7495
  


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■ 東日本大震災の被災地域からの幼児児童生徒の受入れ状況について
  更新しました
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/topic/jishinukeire/20110322.htm
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■ 歴史館は冬がおもしろい~寒い時期ですが、ぜひお知り合いを誘っ
てお出かけください~(2月・3月催し物案内)
http://www.npmh.net/new/index.php?ig=2#ig65
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■ 長野県立高等学校等における外国語指導業務を委託する事業者を公
  募します
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyougaku/ssw/ssw.htm
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★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆ キャリア教育について ☆★     
                    松川町立松川中学校
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 今までの活動が認められ、キャリア教育優良校として、文部科学大臣
賞をいただきました。これも地域の方々をはじめ、多くの方が本校の体
験学習を支援していただいた賜と思います。簡単に本校のキャリア教育
を紹介させていただきます。

 キャリア教育の目標具現のための中核活動として、地域との関わりを
大切にした体験学習を位置づけています。5月、全校生徒による農業体
験学習(りんごの花摘み作業)、夏休み中の3日間にわたる各学年の職
場体験学習(1年は保育体験、2年は商工業体験、3年は福祉体験)、中
学校3年間で計12日間の体験学習を行っています。

 この体験学習を支えていただいているのが、松川町教育連携組織の中
の「キャリア・スタート・ウィーク委員会」です。松川町教育委員会、
保育園、町商工会長、社協、営農支援センター、PTA、小学校・高校職
員をもって組織されています。農業体験学習での事前指導や園主との連
絡調整、保育園・福祉施設への協力要請や連絡調整、商工業体験学習を
引き受けていただける事業所等の開拓や連絡調整等、町ぐるみで、本校
の活動をバックアップしていただいております。

 体験後の生徒へのアンケートにおいて、「体験した職場先の方々の働
く姿」ついて、「とても印象に残った」と答えた生徒が約8割、「働く
ことの意味・意義や大切さ」について「よく分かった」と答えた生徒が
約7割という結果から、ある程度の成果は挙げられていると思います。
 一方で、昨年度の踏襲で活動することがないように、関係機関との連
携を更に深めたり、職場体験学習のねらいを職員・生徒でしっかり認識
して事前学習を始めたりと、今回の受賞を励みとして取り組んでいきた
いと考えています。

 ■お問い合わせ
  松川町立松川中学校
  〒399-3303
  長野県下伊那郡松川町元大島3293番地
  TEL 0265-36-2073
  FAX 0265-36-4729

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★☆ 地域と連携したキャリア教育 ☆★     
                    長野県池田工業高等学校
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 ■キャリア教育優良学校文部科学大臣表彰
 本校のキャリア教育は、地域社会や産業各界との連携を重視すること
によってその教育効果を高めてきました。また、地域社会への貢献活動
にも積極的に取り組むことで、生徒が地域社会の担い手として自立して
いくのに役立っています。この取り組みにより、このたびキャリア教育
優良校文部科学大臣表彰を受賞することとなりました。

 ■池工版デュアルシステム
 本校における地域と連携したキャリア教育の中核となるのが、本年度
で6年目を迎えた「池工版デュアルシステム」です。
 本システムは3年生の希望者を対象に実施しており、受講者は毎週金
曜日の午後、地域の事業所に出向き、事業所の技術者からの直接指導を
1年間継続して受けます。この研修には「課題研究」の時間を充て、年
間で3単位を認定しています。
 内容は各専門科の学習を補充、発展させる研修を原則として、機械系・
電気系・建築系の他、地域の要請を踏まえ、社会福祉分野の実習も行い
ます。

 <研修例>
  ・小水力発電用水車の設計・製作
  ・本格的な在来工法による家屋建設
  ・農機を改良した除雪機の製作
  ・校章製作用金型の製作
  ・各種福祉施設での実習体験

 本システム実施の結果、生徒には学習意欲の向上、実践的な知識技能
の習得、勤労観や職業観及び価値観の深化、コミュニケーション能力な
ど基礎的汎用的能力の向上がみられます。また、研修先に就職する生徒
が出るなど、受け入れ企業からも人材育成面でのメリットが指摘されて
います。

 ■数々の取り組み
 <おもしろ電気じゅく>
 電気・情報システム科では、地元小中学生向けに年に3回程度電子工
作教室を開催しています。生徒が講師となり、簡単な電子工作を体験し
てもらう試みで、小中学生にものづくりへの興味・関心を持ってもらう
機会を提供し、地域におけるキャリア教育ネットワークの一翼を担って
います。

 <池工お助け隊>
 建築科では、地域住民からの依頼により家屋の小修理等の活動を行っ
ています。学校での学習を実地に活かすとともに、職業人としての責任
感を養う機会ともなっています。
 
 <短期インターンシップ>
 機械科では2年時に全生徒参加のインターンシップを実施しています。

 地域の教育力の支えのもと、地域を担う技能者・技術者の育成に貢献
すること、また地域におけるキャリア教育の核となることが、地域に根
ざした専門高校の使命と考え、今後も本校キャリア教育の充実をはかっ
ていきたいと思います。

 ■お問い合わせ
  長野県池田工業高等学校
  〒399-8601
  長野県北安曇郡池田町大字池田2524
  TEL 0261-62-3124
  FAX 0261-61-1018
HP http://www.nagano-c.ed.jp/ikekou/


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★ ★┃ 現場レポート ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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★☆ 地域を学ぶ、地域で学ぶ
     ~長和町立和田中学校アントレ学習発表会~ ☆★
                          教育総務課                       
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 長野県の東に位置する長和町立和田中学校。ここでは地域の教育資源
を活用したユニークな活動が行われています。先日、そのひとつである
「アントレ学習」の発表会にお邪魔しました。

 ■アントレ学習って?
 「アントレ」とは「アントレプレナーシップ」=「起業家精神」のこ
と。和田(旧和田村)の特産・特性を活かした商品開発の試みを通して、
地域で育ち、地域に生き、地域を活かす人材を育てようとするキャリア
教育のひとつです。

 ■地域と連携し、ふるさとを知る
 アントレ学習に使える時間は1年間で20時間ですが、その基礎になる、
ふるさとを知るための活動が4月から行われています。たとえば地域の
歴史を知る「和田宿学習」や自然を知る「里山学習」。
 こうした地域を知る活動に大きな役割を果たしているのが実際に和田
で暮らす地域の方々です。和田には「和田学校支援地域本部」という組
織があり、和田宿学習や里山学習、そしてアントレ学習も、この組織の
力を借りて行われています。

 ■インフォメーションではなくコミュニケーションを
 今年度のアントレ学習のテーマは「未来の和田をプレゼンする!!
~和田に人を集めるにはどうしたらよいか!?~」。イベント、まち作
り等の6企画についてプレゼンテーションが行われました。
 会場に着いてまず驚いたのが観客の多さです。発表は平日の午後6時
から行われた上、当日はあいにくの雪。にもかかわらず、多くの保護
者や活動に協力した住民の皆さんがこの日の発表を心待ちに会場に足を
運んでいました。
 15分のプレゼンテーションの間、趣向を凝らした発表への笑いや感嘆
の声に会場は終始賑やかでした。プレゼンテーションに対する意見や質
問が多く寄せられたことも新鮮でした。その内容もプレゼンテーション
の評価から現実性を問うものまで様々。その受け答えから生徒が良く下
調べをしてある様子が伝わってきました。

 今回の発表会に先立ち、アントレ学習に協力した長野大学の先生が生
徒たちに伝えたことの中に「プレゼンテーションは相手に伝わって初め
て意義がある。」というものがあったそうです。インフォメーションと
して一方的に伝えるだけではなく、相手に伝わりコミュニケーションに
なって初めてプレゼンテーションに価値が出る、ということです。
 この日、会場から多くの質問や意見が出たり、生徒自身から「楽しかっ
た」という感想があがったことは、まさに観客にプレゼンテーションが
伝わりコミュニケーションが生まれたことの証ではないでしょうか。

 地域に支えられ、コミュニケーションをとりながら日々活動をしてい
く。生徒と地域の方の熱気に溢れた発表会に参加して、その力強さを感
じたひとときになりました。     
                  (文責 教育総務課 伊藤仁美)

 当日の詳しい様子はこちらをご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kyouiku/kyousoumu/koho/09report/report5.pdf

 長和町立和田中学校HP
http://www.wada-chu.nagawa.ed.jp/              
 
 
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★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃★…★…★…★…★…★…★…
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 ●○ 長野県立歴史館 春のイベント ●○
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◎ 江戸時代の農家で聞く、親子日本昔話とコンサート
 読み聞かせボランティアグループ「ぱぴぷぺぽ」による日本昔話の読
み聞かせです。また、職員により結成されたバンド「ヒストリー」によ
るオリジナル曲等の演奏もお楽しみください。

 ◆ 場 所  長野県立歴史館

 ◆ 開催日  2月26日(日)

 ◆ 時 間  午後1時30分から2時30分


◎ 歴史館セミナー「ここまで明らかになった信濃の古代」
 東京大学史料編纂所と当館の共同研究から、最新の信濃の古代史を解
き明かします。

 ◆ 場 所  長野県立歴史館

 ◆ 開催日  3月11日(日)

 ◆ 時 間  午後1時30分から4時

 ■お問い合わせ
  県立歴史館
  〒387-0007 千曲市屋代260-6
  TEL 026-274-2000  
  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 

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 ●○ 長野県立歴史館講座
  「やさしい信濃の歴史講座 大地に刻まれた信濃の歴史」 ●○
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 長野県内の代表的な史跡や建物を題材に、毎回、文献資料などを使い
ながら、県立歴史館の職員がわかりやすく解説してまいりました。
 いよいよ3月で最終回です。ぜひ、ご参加ください。

 ◆ 会 場  県立歴史館 講堂

 ◆ 日程・内容(全8回)
  第7回:3月 3日(土)「安楽寺八角三重塔から“信州の鎌倉”を探
             る」
            「宿場そぞろ歩きのコツ
                -格子戸の向こうに江戸を見よう-」
  第8回:3月17日(土)「屋代遺跡に郡衙はあったか-古代のお役所」
            「姨捨の棚田と田毎の月-つくられた景観」

 ◆ 時 間   午後1時30分から午後3時まで

 ◆ 参加費   歴史館が本年3月に発行したブックレット「大地に
         刻まれた信濃の歴史」を基本テキスト(1,000円)
        として使用します。

 各回200円(実費)をいただいての参加も可能です。

 ■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 
  〒387-0007 千曲市屋代260-6
  TEL 026-274-2000
  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/

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 ●○ 長野県埋蔵文化財センター速報展 
                「長野県の遺跡発掘2012」 ●○
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 平成23年度、(財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
で調査を行った15の遺跡から発掘した約250点をいち早く公開します。
 中野市南大原遺跡の弥生時代の集落跡からの出土品や、飯田市鬼釜古
墳から出土した殉葬されたウマなどが見どころです。

 ◆ 場 所  長野県立歴史館

 ◆ 開催期間 平成24年3月17日(土)~5月13日(日)

 ◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

 ◆ 休館日  毎週月曜日、祝日の翌日
        あんず祭り期間中、ゴールデンウィークは開館。
        詳細はホームページ等でご確認ください。

 ◆ 観覧料  
   区   分      常設展券
   大   人      300円(200円)
   高・大学生      150円(100円)
   小・中学生      70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

 ◆ 遺跡報告会
  開催日時 平成24年3月24日(土)午後1時30分~4時30分
  内容   「23年度の発掘総まくり」
       「新発見された縄文前期集落」 など

 ◆ 講演会「山と海の考古学」(仮題)
  開催日時:平成24年4月22日(日)午後1時30分~3時30分
  講師:奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長 松井 章氏

 ■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 
  〒387-0007 千曲市屋代260-6
  TEL 026-274-2000
  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/


★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メールマガジン3月号をお届けします。

 さて、今月号はキャリア教育を3つ取り上げました。
 自分が学生だった頃と比べて様々な経験が出来るんだなあと少しうら
やましい気持ちになると同時に、学生を卒業した立場から先生方の苦労
や工夫が垣間見え、自分を指導してくれた先生方も同じように悩み、苦
悩してくれていたのかなとありがたい気持ちになりました。
 また、今回の事例ほど頻度は高くないにしても、私のときにも地域の
方が学校にきてくれていたことを思い出し、大勢の方のおかげで今の自
分があるんだなあとつくづく思いました。
 久しぶりの学校は、過去の自分を省みて改めて大切なことを学ぶひと
ときとなりました。(ひ)

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|\ /|  知りたい情報や、掲載して欲しい情報など、メールマガ 
| 〒 | ジンについてのご意見・ご要望は、こちらにお願いします。
 ̄ ̄ ̄ → 下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

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■ ご意見、ご要望などは次のアドレスへお願いします。
  下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。
■ 編集/発行
  長野県教育委員会事務局 教育総務課
  TEL 026-235-7423 FAX 026-235-7487
  長野県教育委員会ホームページ  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/
長野県ホームページ http://www.pref.nagano.lg.jp/index.htm

▲△▲△▲△▲△▲△ 教育ながの vol.591 ▲△▲△▲△▲△▲△

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局教育政策課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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