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更新日:2018年4月3日

メールマガジン教育ながの/vol.581

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

      ★☆ 教育ながの  Vol.581 ☆★

長野県教育委員会メールマガジン

-平成23年(2011年) 5月号-

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆2011/4/20発行◆◇

 東日本大震災及び長野県北部地震で被災された方々には、心からお見
舞い申し上げます。
地震に関する情報及び県の対応等の情報については、こちらのホー
ムページをご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kikikan/23jishinjoho.htm

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■□┃H┃E┃A┃D┃-┃L┃I┃N┃E┃ ■□■□■□■□■□
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 ●ひろば
  ○大震災と教育      長野県教育委員会 教育長 山口利幸
 
 ●特集
  ○平成23年度長野県教育委員会基本方針について

 ●今、学校では
  ○相手意識に立つものづくり科 学習の成果と課題
              上諏訪中学校 山川能史
    
 [特色あるクラブ活動シリーズ]
  ○北佐久農業高校 馬術班の活動について
           北佐久農業高校 畜産部馬術班顧問 高野善之
 
 ●ご存知でしたか
○「山岳総合センター」について

 ●お知らせ
  ○長野県生涯学習推進センター研修講座のご案内
  ○長野県埋蔵文化財センター速報展「長野県の遺跡発掘2011」
  ○長野県立歴史館講座 「信州の三万年をたどる」
  ○放送大学『学校図書館司書教諭講習』受講生募集について


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【ご覧いただくにあたって】
 ◇リンクをクリックしてもWebページが開かない場合は、URLをブラウ
  ザのアドレス欄にコピーしてご利用ください。
 ◇表や枠が崩れて表示される場合は、読取り(表示)フォントを等幅
  フォントに変更してご覧ください。
 ◇担当の方は、お手数ですが、職員の皆さんへ、回覧、掲示、転送等
  をしていただくようお願いします。

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★ ★┃ ひ ろ ば ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
  ┗━━━━━━┛
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 ★☆★ 大震災と教育 ★☆★
         長野県教育委員会 教育長 山口利幸
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 東日本大震災の被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方々、中でも千名を超える亡くなった子供たちと行方不
明の子どもたちの痛ましさ、無念さを思うと言葉もありません。心から
ご冥福をお祈りいたします。
 「3.11」のもたらした傷跡の深さ、大きさはまさに我が国の災害
史上未曽有のことです。懸命な復旧活動や全国、全世界からの支援にも
かかわらず、今もってその全貌は明らかではありませんし、福島原発事
故の危険度はいささかも減じておりません。「3.11」に立ち向かう
こと、その立ち向かう姿勢が今後の日本人の、日本社会のありようを決
めると思います。
 筆舌しがたい困難の中にもかかわらず、諸外国から絶賛された被災地
での人々の秩序ある行動、わが身を顧みない助け合いなど多くの胸が熱
くなる行動が報道されました。人々のこのような『共助』の姿に私のみ
ならず多くの日本人は希望を感じたことと思います。中でも子どもたち
は希望の源です。廃墟の中を「唇をかみしめて」水を運ぶ気仙沼の少年
の姿や、避難所で歌を合唱する子どもたちを涙ながら聴く大人たちなど、
子供の存在の意味、大きさに改めで感じ入りました。私たちには「3.
11」がもたらす課題と、乗り越える中で得る教訓を一つ一つ心や記録
に刻み、これからの教育実践に生かす責務があると思っています。


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★ ★┃ 特  集 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
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●○ 平成23年度長野県教育委員会基本方針について ●○
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 県教育委員会では、「長野県教育基本計画(平成20年度~24年度)」
に基づき、毎年度教育行政の基本方針を定めています。
 今年度の基本方針では、重点施策として、「学力・体力の向上」、
「不登校対策」、「高校再編」、「特別支援教育」の4つの柱を設定し
ています。「不登校対策」以下の3項目は昨年に引続いての取組みです
が、「全国学力・学習状況調査」等の結果から明らかになってきた、子
どもたちの学力・体力面の課題を踏まえ、「児童生徒の学力・体力の向
上」を新たに設定し、最重点課題として取り組みます。
 また、様々な課題の顕在化を受け、新たな教育基本計画の策定にも着
手します。

◇◇学力・体力の向上◇◇
 学力向上対策として、新たに全国学力・学習状況調査希望利用校の採
点等の費用を補助するとともに、教員の指導力・力量向上研修を実施す
るなど、客観的なデータに基づく学力向上施策の展開と校内研修の活性
化を図ります。
 また、「活用方法選択型教員配置事業」で、新たに中学1年で30人規
模学級編制を少人数学習集団編制(数学・英語)との選択性で実施し、
教員配置の面で、学習習慣の確立と基礎学力の定着を図ります。
 体力向上については、全学校で「体力向上プラン」を作成し、計画的、
継続的な取組みのPDCAサイクル確立を進めます。

◇◇不登校対策◇◇
 不登校の児童生徒数、在籍率ともに減少していますが、不登校の課題
が改善されたと言えるものではありません。引き続き、市町村との連携
による「笑顔で登校」支援事業や、スクールカウンセラー等の配置によ
る支援を行います。

◇◇高校再編◇◇
 第1期高等学校再編計画に基づき、飯山地区、飯田地区の統合校の校
舎建設や、屋代高校付属中学校の平成24年4月開設準備を進めます。

◇◇特別支援教育◇◇
 「特別支援教育連携協議会」からの最終報告(平成23年3月)を受け
て、今年度、本県の特別支援教育の全体構想を取りまとめます。

 「平成23年度長野県教育委員会基本方針」全文は
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/921/921_3.pdf
でご覧いただけます。


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■ 平成23年東北地方太平洋沖地震における被災地域の児童生徒の受
  入れについて
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/topic/jishinukeire/20110322.htm
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■ 平成23年度教職員人事異動を掲載しました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/idou/idou1.htm
  http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/idou/idou2.htm
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/jouhou/idou/idou3.htm
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■ 第922回長野県教育委員会定例会を開催しました。(4月7日開催)
http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/922/922.htm
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★ ★┃ 今、学校では ┃ ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
  ┗━━━━━━━━┛
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★☆ 相手意識に立つものづくり科 学習の成果と課題 ☆★
                     上諏訪中学校 山川能史
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1.成果と課題
○授業への地域支援は効果的であるから、地域との連携を深めたい。
○構想を具体的な設計に表し、模型にすることで製作する「もの」が見
 えてくる。
○材料不足と設計の狭間で関係調整力が育つ。
○WAZA-CAN出前授業はキャリア教育につながり、生徒の夢を描く授業を
 支援する。
●生徒の要求に応じた指導側のスキルアップと、道具・工具の整備や材
 料の確保が課題である。
●製作品の製作工程を意識させることとその指導を研究する必要がある。
●部品加工を段階的に指導する計画の作成が必要である。

2.授業実践を通して
(1)設計こそが製作の土台
ア.GT(設計士)の方々の支援を得て
 桶を作ろうと考えたkくんは、構想の段階で等角図に円柱形の桶を図
に表そうと考えた。流石に曲線を使う製図は初めてで戸惑うばかり。そ
こで、郡内の設計士さんに依頼をしてご指導をしていただくことを考え
た。こころよく6名の方々が引き受けてくださった。3年生のものづく
り9時間(3時間×3学級)に支援いただいた。
 kくんには、補助線を垂直に何本も引き、それぞれの高さに点を取っ
てそれを結ぶことで曲線を表した。実際に頭で考えていた大きさを図に
表すと、深すぎて桶より筒のようになってしまった。そこで、高さを短
く変更した。
 設計の段階で問題になるのは、接合方法である。側板と底板や側板と
背板の組み合わせ方によって材料の厚さの倍の分が長さで変わってくる。
このことを設計士さんから質問され、確認をして設計図を修正していた
生徒も多い。
 他にも多くの生徒が、「設計図をかくことで、具体的な形や大きさが
はっきりした。」「設計図のかき方を指導いただき,T定規や三角定規
の使い方を知ることができた。」「自分でかいたと思えないほど、きれ
いにかけて満足した。」などの感想をもった。
イ.構想段階での学習
 生徒の発想は自由であるが、ものの使い方(どこでどのように)や材
料の素材、接合方法まで考えが及ばない。そこを補うのが模型造りであ
りユーザーとの相談である。
 模型を作ってみると、さらにものが具体的になる。生徒は教師にもの
の大きさや形だけでなく、その使い方、強度、仕上げの方法などについ
て相談や質問をしてくる。kくんも実際の模型を見て、直径が大きすぎ
ることを実感し、再び作り直した。さらに、作り方が問題であることに
気づいた。当初底の形を円と考えていたkくんは、桶の側板を丸く切削
するか、曲げる必要があることに気づき相談をしてきた。そこで、資料
を見せながら八角形に変更したらどうかと提案した。他にも資料から材
料の厚さを考え直したkくんは、資料を基に製作することで納得した。
 kくんの桶づくりに見られるのは、製作手順が見えないことにある。
他にも技能的に無理な接合などを考える生徒も女子生徒に多く見られる。
経験不足といえばそれまでだが、完成させるまでの手順やそれぞれの製
作段階で道具をどう使えばいいのかがまったく他人任せになっているこ
とが多い。新しく加工技術を学ぶ作品では、先生一人では対応できない
ことが出ている。今後どこまで材料や加工法を広げるのか、今までの加
工技術を利用できるのかを構想段階で指導することが大切になってくる
だろう。
 また、kくんのような生徒に対して個々にその要求に対応することは
道具や工具の備品の問題や技能の問題、製作時間数の問題等を解決しな
いといけない。その見通しをもって生徒に対応するために指導側の計画
の見通しや製作のための技能を高める研修、工具等の準備や整備が不足
していることが事実である。しかし、十分な時間や費用がないことも現
実である。今後、ものづくり科が充実すれば充実するほど指導側のスキ
ルアップや工具等の整備も課題となってくるだろう。

(2)WAZA-CAN出前授業
 ものづくり科の授業としてトピック的に取り上げたのが、WAZA-CAN出
前授業です。
 この活動は実際にものづくりをするのではなく、ものづくりの基本的
な考え方に気づく学習を試みました。プロのものづくりに対する意識や
願いを知ることでものづくりの魅力や本質を少しでも感じてもらうよう
に授業をしました。
 指導者は2つの分野からおいでいただきました。洋菓子製造と時計製
造で、連続2時間(100分)の授業を2講座同時展開しました。どちら
の講座も指導者から事前に与えられたテーマから、自分たちが考える商
品設計をおこない、プレゼンテーションをしました。そこに指導の方々
から意見をいただき商品設計を再考して、再度プレゼンテーションをお
こなう授業です。生徒は、「使い手の気持ち」や「扱い易さ」「誰に向
けた商品」で「どんな時に使っていただける商品」なのか考えてつくる
ことが大切だという感想を持ちました。
 これからのものづくり科では、キャリア教育として将来の夢を描ける
生徒の育成を目指し、数年後にはこの地元諏訪で活躍する人材を育てる
意味も大きいと思います。ならばこそ、このWAZA-CANの出前授業の意味
や効果は大きいと思います。単に技術を見せていただくのでなく、そこ
に携わる全ての方のものづくりに対する思いを生徒が共有し、自分なり
の夢へとつなげてやる学習が必要であると考えます。これからも継続的
にいろいろな分野で取り組みたいと思います。

(3)槻の木講座
 本校の特色として「槻の木講座」があります。今年度は、夏休み後3
回6時間(1回2時間)で作品を仕上げて文化祭へ出品しました。11月
に3回6時間で作品を仕上げて「チャレンジショップ」への出品をしま
した。17講座から生徒が選択をして全12時間でおよそ2作品以上を製作
します。講師は地域の生涯学習リーダーバンクの先生方を中心に本校職
員も講師として数名加わり活動をサポートしています。短期的に集中し
て取り組む製作活動は、質の高い優れた作品を多く生み出しており、チャ
レンジショップでは高い評価を得ています。こらからも地域と連携した
事業として内容等を工夫しながら取り組みたいと思います。

■ お問い合わせ
  諏訪市立上諏訪中学校
  〒392-0004 諏訪市諏訪2-12-1
  TEL 0266-52-0745 FAX 0266-52-0083


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★☆ 北佐久農業高校 馬術班の活動について ☆★
           北佐久農業高校 畜産部馬術班顧問 高野善之
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 本校の馬術班は、本県で唯一、馬術競技活動を行っています。高校生
が参加する馬術競技の種目には、ハードルを飛び越えながら順路をいか
に失敗せずに速く駆けることができるかを競う「障害飛越競技」と、馬
場内で決められた経路をいかに正確に乗馬運動をさせることができるか
を競う「馬場馬術競技」があります。馬術競技は一般的になじみが薄い
こともあり、競技経験者である生徒は現在の部員にはいません。しかし、
生徒たちは馬や競技に対して熱意があり、積極的に活動に取り組んでい
ます。
 また、本校では馬術競技馬を飼養しているため、毎日(朝・夕)の給
餌や給水、除糞、床敷交換、清掃、また、ブラッシングや蹄の手入れな
どの世話を生徒がおこなっています。この「毎日おこなう」ことこそが
大切であり、教育上、大きな意義があると感じています。生徒は、「馬
の命に対する責任」を自覚し、その責任に対し主体的に取り組んでいま
す。このように、乗馬技術の向上のみならず、馬の飼育や管理作業につ
いて取り組むことも、このクラブ活動の大切な活動です。このクラブ活
動を通して、生徒たちは物事に対する責任感やコツコツと地道に取り組
む持続力、辛いことにも積極的に取り組む忍耐力などを養い、逞しく成
長しています。
 馬術競技会に関しては、昨年11月に開催された「北信越高校馬術大会
新人戦」団体戦に出場し、5位に入賞しました。本年度はさらに上の大
会である全国大会出場権を獲得できるよう、次回の「北信越高校馬術大
会」に向けて生徒と共に日々努力しているところです。
 本校はまた、この大会の開催事務局も務めておりますので、皆様にも
何かとお手伝い頂きながら大会運営の準備を進めています。長野県馬術
連盟をはじめ、上田乗馬倶楽部、南軽井沢ライディング倶楽部など関係
各位の皆様方のご協力に、この場をお借りして改めまして感謝致します。
また、今後とも、本校馬術班に対しよろしくご支援頂けますようお願い
致します。

■ お問い合わせ
  長野県北策農業高等学校
 〒385-0022 佐久市岩村田991
  TEL 0267-67-4010 FAX 0267-66-1452


  ┏━━━━━━━━┓
★ ★┃ ご存知でしたか ┃★…★…★…★…★…★…★…★…★…★
  ┗━━━━━━━━┛
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★☆★ 「山岳総合センター」について  ★☆★ 
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 長野県には、日本全国に5施設程しかない「登山専門研修施設」があ
ります。それが、大町市にある「長野県山岳総合センター」です。
 平成23年度には、19の研修講座を計画しています。
 夏休み中の「小・中学生クライミング教室」は、小学生と中学生及び
保護者を対象とした講座です。大町市運動公園にある、人工岩場でスポ
ーツクライミングを体験します。
 秋には、登山の初心者を対象とした「初めての山登り」講座がありま
す。爺ヶ岳山頂を目指します。
 冬山を登る講座もあります。この「冬山講習会」は2月、2泊3日で
冬山に登ります。1泊目はテントに泊まり、2泊目は雪洞に泊まること
を計画しています。
 詳しい年間計画は、下記をご覧下さい。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/xkyouiku/sance/plan.htm

 平成22年度の調査研究では、「長野県中学校集団登山動向調査」を
行いました。この調査のまとめも掲載しています。
 また、学校集団登山がほとんどの中学校で実施されている長野県の教
職員を対象とした「集団登山引率者研修会」の講座要項も掲載していま
す。この講座は、昨年度までは2日間開催でした。できるだけたくさん
の方に参加していただきたいという考えから、今年度は1日開催で、当
センターと総合教育センターの2カ所で同内容の講座を開催します。
 尚、学校集団登山向けの資料がホームページに掲載されています。
 詳しくは下記「長野県山岳総合センター」のホームページをご覧下さ
い。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/xkyouiku/sance/

 現在、山岳総合センターのあり方について検討がされています。
 山岳遭難事故が増加傾向にあるなかで、センターの役割は以前にも増
して重要になってくるのではないかと思います。
 山岳県長野の特色ある施設として、今後も時代のニーズに合わせて、
研修講座等を計画・実施していければと考えています。


■ お問い合わせ
  スポーツ課 
  TEL 026-235-7447 FAX 026-235-7476
 


   ┏━━━━━━━━━━━━━┓
★ ★┃ お知らせ・イベント情報 ┃ ★…★…★…★…★…★…★…
   ┗━━━━━━━━━━━━━┛
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●○ 長野県生涯学習推進センター研修講座のご案内 ●○
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 4月~6月に開催する研修講座のご案内をいたします。詳細について
は、当センターのHPをご覧ください。
 皆様の参加をお待ちしております。

◆星空ウォッチング~春空に瞬く星たち~
 5月9日(月)~11日(水)のうち
   観測条件のよいいずれか1日 
講師:総合教育センター教科教育部専門主事
    天体観測サポーター
時間:19:00~20:30
    この時間内に自由に観察していただけます

◆家庭・幼児教育講座「『昔話の心』と子どもの育ち」 
 5月12日(木)
【午前】 講義1「昔話は残酷か」
【午後】 講義2「昔話が語る子どもの育ち」
講師:小澤 俊夫 筑波大学名誉教授           
         小澤昔ばなし研究所所長

◆家庭・幼児教育講座「親子の絆を育むコミュニケーション」
 5月27日(金)
     講義・演習「子どもも育つ、親も育つ、親子の絆 
           を育むコミュニケーション」     
講師:山口 順子 コーチングオフィスジェイフィールド代表
時間:13:15~16:00

◆生涯学習推進講座「はじめの一歩
          ~生涯学習支援者基礎講座~」
 6月2日(木)
 【午前】 講義「なぜ無縁社会は出現したのか
      ~絆社会へ向けた社会教育の果たすべき使命~」
 【午後】 演習「絆社会をどうつくるか-熟議演習-」
講師:吉田 博彦 NPO法人教育支援協会代表理事
 
◆家庭・幼児教育講座
      「『不登校』を通して見つめる子どもの心根」 
 6月21日(火)
     講義「不登校の子どもを見つめ、支える」
講師:小木曽 計男 飯田女子短期大学兼任講師
          長野県スクールカウンセラー
時間:13:15~16:00

受講は無料です


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 ●○ 石のアクセサリーづくりに挑戦 ●○
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 5月のゴールデンウィークにあわせ、石のアクセサリーづくりの体験
講座を企画しました。親子や友達同士で世界にひとつしかない自分だけ
の石のアクセサリーづくりに挑戦してみませんか。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 5月3日(火)~5月5日(木)

◆ 時  間 午前10時から午後3時まで随時
       (受付は午後2時30分まで)
  *1つ完成するのに1時間半ほど時間がかかります。

◆ 参加費(材料費) 1つ100円
  
■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 


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 ●○ 春季展 武士の家宝-かたりつがれた御家の由緒- ●○
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 明治初期、武士の身分が消滅したとき、福井藩で代々家老を勤めた家
柄であった芦田氏は、先祖ゆかりの信濃へ帰ってきたといわれています。
このとき芦田氏が運んできた長櫃の中には、江戸時代を生きた武士が最
後まで大切に所持していた家宝の品々が収められていました。
 本展では、本邦初公開となるこれらの品々(依田家史料)を一挙公開
し、武士がみずからの家の由緒をかたりつぐために何をよりどころにし
て、何を大切にしてきたのか、武士の家宝の実態と武家の由緒を明らか
にします。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 5月28日(土)~7月3日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  毎週月曜日

◆ 観覧料  
   区   分      常設展券
   大   人      300円(200円)
   高・大学生      150円(100円)
   小・中学生      70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

◆ 講演会
  開催日時 6月11日(土) 午後1時30分~
  演  題 徳川家康と依田信蕃 -佐久・諏訪郡の戦国・織豊期-
  講  師 国立歴史民俗博物館 教授 井原今朝男 氏

  開催日時 6月25日(土) 午後1時30分~
  演  題 かたりつがれた武士の由緒(仮題)
  講  師 国立歴史民俗博物館 副館長 久留島浩 氏

  *上記講演会には受講料200円が必要です(企画展観覧料を含む)。

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 

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 ●○ 長野県埋蔵文化財センター速報展
    「長野県の遺跡発掘2011」 ●○
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 平成22年度、(財)長野県文化振興事業団長野県埋蔵文化財センター
で発掘調査を行った県内各地の遺跡出土品をいち早く公開します。
 中野市千田遺跡の土偶のほか、弥生時代の墓に供えた赤い土器(佐久
市北裏遺跡群、西近津遺跡群ほか)、修復を終えた中世の漆器椀(千曲
市東條遺跡)、中世寺院の風景を色濃く残す五輪塔や木製祭祀具(佐久
市地家遺跡)など、信濃の歴史再考に迫る新発見資料を多数展示いたし
ます。

◆ 場 所  長野県立歴史館

◆ 開催期間 開催中~5月15日(日)

◆ 開館時間 午前9時から午後5時まで
       (入館は午後4時30分まで)

◆ 休館日  4月25日(月)

◆ 観覧料  
   区   分      常設展券
   大   人      300円(200円)
   高・大学生      150円(100円)
   小・中学生      70円( 50円)
   ※(  )は20名以上の団体
  以下の方は無料です。
  ○ 平日、学校の教育活動として観覧する県内の小・中・高生
  ○ 身体障害者手帳などの交付を受けている方とその介護者
  ○ 土・日曜、祝日及び振替休日に観覧する小・中・高・特別支援
    学校生

◆ 記念講演会・遺跡報告
  開催日時 4月24日(日) 午後1時半から午後3時半まで
  講演会  「土偶とは何か」
  講  師  國學院大學名誉教授 小林 達雄 氏
  遺跡報告  「縄文大集落と土偶(中野市千田遺跡)」

■お問い合わせ
  県立歴史館 総合情報課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/ 

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 ●○ 長野県立歴史館講座 「信州の三万年をたどる」 ●○
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 平成23年度の考古学講座は、「信州の三万年をたどる」と題し、全6
講座(うち1回は遺跡探訪会)を開講します。
 県立歴史館の職員が、わかりやすく解説しますので、考古学に興味を
持ち始め、学習の機会を求めている方等には、とても良いきっかけの場
になると思います。
 ぜひ、県立歴史館の考古学講座にご参加ください。

◆ 会 場  長野県立歴史館 講堂又は第1研修室

◆ 日程・内容
  第1回 5月21日(土) 三万年前の狩人-旧石器時代-
  第2回 6月18日(土) 発掘から見た中世の人びと-中世-
  第3回 7月16日(土) 花開く縄文文化の森-縄文時代-
  第4回 9月17日(土) 新たなる米作り-弥生時代-
      10月22日(土) (遺跡探訪) -群馬県北部-
  第5回 11月12日(土) クニから国へ-古墳時代-

◆ 時 間  午後1時30分から午後3時まで(第5回は終日)

◆ 申 込  所定の申込書の提出が必要です。
(通年予約制。当日受付も可。)

◆ 参加費  資料代として、1回200円をいただきます。
なお、第5回遺跡探訪会は、他に別途参加費がかかります。

■お問い合わせ
  県立歴史館 考古資料課 (〒387-0007 千曲市屋代260-6)
  TEL 026-274-2000  FAX 026-274-3996 
   
  ホームページ http://www.npmh.net/

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 ●○ 放送大学『学校図書館司書教諭講習』
                  受講生募集について ●○
----------------------------------------------------------------
 放送大学はテレビとラジオで学習する通信制大学です。
 現職教員のみなさまが、日々の教務と両立させながら受講できます。
 なお、全科目についてインターネット配信での視聴が可能となりまし
た。
 放送大学では、学校図書館司書教諭の資格を取得できる『学校図書館
司書教諭講習』の受講生を募集します。

◆講習(放送授業)日時
 平成23年7月22日(金)~8月7日(日)

◆出願票提出期間
 平成23年5月1日(日)~5月31日(火)

◆募集要項資料請求先
 392-0004
 諏訪市諏訪1丁目6番1号スワプラザビル4階
 放送大学長野学習センター
 TEL 0266-58-2332 FAX 0266-57-1135
 ホームページ http://www.ouj.ac.jp


★☆★ あとがき ★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 メールマガジン「教育ながの」5月号をお届けします。
 4月に入り、県内でもいたる所で梅や桃、桜といった春の花が見頃
を迎えています。晴れた日が続くとそれだけで何かいいことがありそ
うな気がしてワクワクしてしまいますが、周りの景色がピンクや黄色
で華やかなこの季節はさらに嬉しい気分になってしまいます。
 東日本大震災と長野県北部地震から1ヶ月あまり。甚大な被害の状
況や復興への課題などが伝えられている毎日ですが、1年で1度のこ
の季節が少しでも被災者の皆さんの元気になったり復興への追い風に
なればいいなあと思います。
 最後になりましたが、今年度もメールマガジン「教育ながの」をよ
ろしくお願いいたします。(ひ)


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お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局教育政策課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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