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更新日:2025年1月24日

第1119回長野県教育委員会定例会会議録

1 日時

 令和6年(2024年)8月27日(火曜日)

 午後2時15分から午後3時45分まで

 

2 場所

 県庁本館8階 教育委員会室

 

3 議題等

議題
 議第1号 職員の処分について 
 議第2号 令和7年度義務教育関係諸学校教育職員等人事異動方針について
 議第3号 令和7年度高等学校教育職員人事異動方針について
 議第4号 令和7年度県立高等学校教員と公立中学校等教員との人事交流に関する基本要綱について
 議第5号 県立特別支援学校及び県立中学校において使用する教科用図書の採択について

教育長報告事項
 (1)『高校改革 ~夢に挑戦する学び~ 再編・整備計画』における「再編に関する基準等」の再検討の方法等について
 (2)令和6年度全国学力・学習状況調査の結果について

   

4 出席者


教育長 武田 育夫


委員

 教育長職務代理者 酒井 英樹
 委員 矢島 宏美
 委員 中川 綾
 委員 峯村 怜子
 委員 島 宏幸

 

その他
 米沢教育次長、曽根原教育次長、今井高校改革推進役、水野教育政策課長、小池参事兼義務教育課長、清水参事兼高校教育課長、佐野高校再編推進室長、神津特別支援教育課長、臼井参事兼学びの改革支援課長、召田参事兼心の支援課長、市村生涯学習課長、沼澤保健厚生課長、中瀬福利厚生幹

会議録

武田教育長
 ただいまから第1119回「長野県教育委員会定例会」を開会いたします。
 本日の審議事項中、議第1号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。つきましては、議第1号を非公開とすることが適当と思われますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

武田教育長
 御異議ございませんので、議第1号につきましては非公開とすることに決定いたしました。
 なお、非公開議案につきましては、最後に審議することといたします。
 それでは、議題に入ります。議第2号「令和7年度義務教育関係諸学校教育職員等人事異動方針について」、小池義務教育課長から説明をお願いいたします。

小池義務教育課長
(資料説明)

武田教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がございましたら発言をお願いいたします。いかがでしょうか。酒井委員、お願いします。

酒井教育長職務代理者
 説明ありがとうございました。令和2年度採用の2校目以降の別表2についてですけれども、昨年も同じことを聞かせていただいたときに、令和8年をめどに3校目の方針を決めるという話だったかと思うのですが、一応確認ですけれども、この令和7年度の異動に関しては、対象者はまだいないという、そういう理解でよろしいでしょうか。それとも、必要性がある場合も出てくるという理解でよろしいでしょうか。

武田教育長
 小池義務教育課長、お願いします。

小池義務教育課長
 ありがとうございます。3校目の異動の対象者ですが、現在のところはいないと私たちは把握をしております。

酒井教育長職務代理者
 分かりました。

武田教育長
 よろしいですか。
 ほかの点でどうぞ。島委員。

島委員
 先生方のそういう専門性、あるいはそれぞれの学校においての教えなければいけない科目、あるいはその科目に必要な専門性というところがあると思うんですけれども、ここが単なる異動方針に縛られて、専門性の異なる、本当に必要な専門性のある教師がそこからいなくなってしまうですとか、かなり長期を見通した学校の中でのローテーション計画というのは、5年10年先を見てやっていかなければならないかと思うのですが、その異動方針というのは、そういう専門性も配慮した上でどのように計画をされているのかというところをお伺いできればと思います。

武田教育長
 小池課長。

小池義務教育課長
 ありがとうございます。非常に重要な点かと思っております。
 それぞれの教師の専門性ですとか、あるいは学校課題等につきましては、校長会とも連携をしながら、それぞれの中で、一人ひとりの教員がどのように力をつけていけばいいのか、そういったことも踏まえながら、日々、校長会と連携を取って情報を確認しながら、私どものほうで人事を進めていく、現場に近い状況をよく知っている者から情報をしっかりと確認をしながら進めているところであります。

武田教育長
 どうぞ。

島委員
 現状を確認しながらというのは大切なことだと思うのですが、結果的にそのローテーションというのは、その学校の先生の定員ですとか、そういうところもあって、誰かを異動させたら誰かをどこかから送らなければいけないという、大体ところてん方式になりがちなところが多分あるのではないかと推察をしております。そういうところをどういうふうに計画的に混乱のないように、組織的に人事計画を立てるのかというのは、ある程度事前に長期にわたってこういうところで異動させることが適切で、現状が変わればその将来計画をいじるというようなオペレーションが必要ではないかと思っているのですが、どのぐらい長期にわたって、そういう教員の異動計画は組まれているのかというのを質問させていただきたいと思います。

武田教育長
 小池課長。

小池義務教育課長
 全県でかなりの校区、多くの教員がいる中で、一人ひとり私たちが全て今把握ができていない部分も正直なところあるものですから、それぞれの郡市という単位で、校長会を中心にそういった5年先10年先という部分を見ていただき、そのところの情報をいただきながら、この人にはこんな力をつけてほしいというところですとか、郡市としてこういった課題を解決していきたいというようなところを10年単位で見ていただきながら、人材育成等もしながら、情報共有をしながら進めているところになります。

武田教育長
 島委員、どうぞ。

島委員
 異動のイニシアチブは県教委なのか、それとも校長会なのかというところが、すみません、まだちょっと私は新しくて分かっておりませんけれども、異動をする責任者が、そういう長期の異動計画を持っていなければならないと思っているのですが、長期の異動計画を持つべき主体は県教委なのか、校長会なのか、それはどうなっているのでしょうか。

小池義務教育課長
 異動の主体は、県教委が責任を持って行うものであります。ただ、それぞれの一番近いところにいる校長が情報を持っている部分が非常に多いものですから、そこからしっかりと話を聞きながらというところが必要でして、原案をつくってもらっているというところで、具体的な一人ひとりの状況を見てもらっているところはございますけれども、あくまでも県教委が主体的に行っているという立場になります。

武田教育長
 どうぞ。

島委員
 そうすると、確認ですけれども、10年先に誰がどういう形に動くのかというマスタープランを、今、持っていらっしゃるということで理解してよろしいですね。

小池義務教育課
 私たちのところでしっかりと考えているところであります。ただ、一人ひとりが10年先どこまでというのを私が今、全部確認できているかというと、非常に人数が多いものですから、そこまでの個別の部分についてはある程度任せている部分もございますけれども。

島委員
 まずそういう長期のマスタープランというのがちゃんとあって、課長様は全部当然、何百人、何千人といらっしゃるわけですから、理解できていなくても、こういう形でちゃんと長期の異動計画が立って、組織として運営されているということは確認しているということでよろしいですか。

小池義務教育課長
 はい。そのように御理解いただければと思います。

武田教育長
 学校種がいろいろあるので、小学校や中学校や特別支援学校、あるいは学校も山間地の学校とか市街地の学校とかいろいろあるので、そういったところで、教員がどんなふうに力をつけていくというプランは、一番は現場の長である校長が考え、それを県教委も共有しているということです。
 他の点についていかがでしょうか。
 それでは、議第2号でございますけれども、令和7年度義務教育関係諸学校教育職員等の人事異動方針について、原案どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

武田教育長
 御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定をいたします。
 次に、議第3号「令和7年度高等学校教育職員人事異動方針について」、清水高校教育課長から説明をお願いいたします。

清水高校教育課長
(資料説明)

武田教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がございましたら発言をお願いいたします。島委員。

島委員
 先ほどの小中学校の教員の異動についてと高校の異動についてというところで、ブロックですとかそういうところが外れたという説明になっているのですけれども、高校についてはブロックがどうとか、あるいは働く場所がどうというところについては、あまり小中学校の先生と同じような異動の方針ではないと理解をしてよろしいでしょうか。

武田教育長
 清水課長。

清水高校教育課長
 委員御理解のとおり、全県一区という形になっておりまして、本人の希望を聞いた上で、その中での異動という形になっています。

島委員
 ありがとうございます。
 それからもう一つ、質問をよろしいでしょうか。同じく高校の特色化というところがこれから進めなければいけないところだと思うのですけれども、そういう特色をつくるに当たって必要な技量、あるいは能力を持つ、そういう先生方の異動方針というところはどのようにお考えでしょうか。

武田教育長
 清水課長。

清水高校教育課長
 Aブロック校、Bブロック校、Cブロック校というのがございまして、それぞれの高校を経験していただくということが基本方針になっています。それぞれでそのスキルを上げるという形になります。
 それから、7年経つと一般の職員は異動希望を出さなければならないという状況になりまして、その中で一応、今のところ長期在職は10年からになりますけれども、その間の期間のところを見据えながら、特色化等の学校の教育方針を実現できるような形で異動を行っているという状況になります。

島委員
 そうすると、年限の中でその特色をつくった、その後でどのようにその特色を維持していくかについては、こういう技量を持ったこういう先生がどうしても必要だというところが今後は出てくると思うのですけれども、そこに対する異動方針というのはどのようなものになるでしょうか。

武田教育長
 どうぞ。

清水高校教育課長
 校長よりその方針も含めたものをお聞きし、全県を見ながら教育委員会で決定をし、その教育目標が達成できるような状況をつくっていくという形になります。

島委員
 そうすると、こういう特色をつくりたいと考えた高校で、こういう能力の先生が欲しいというところは、基本的に考慮された人事異動が行われると理解してよろしいでしょうか。

清水高校教育課長
 御理解のとおりでよろしいかと思います。

島委員
 ありがとうございます。

武田教育長
 ありがとうございました。
 ほかの点はいかがでしょうか。矢島委員。

矢島委員
 ありがとうございました。1の管理職の異動についての中で、1の(1)ウの女性の積極的な任用に努めるということで、かなり積極的に任用されてきたかなと実感しております。
 ただ、これは女性だけに限らず、管理職の年齢になると、家族の中で起こる問題であるとか、例えば介護の問題、管理職であっても介護とか家族内の子育てとか、そういうことを考えると、管理職も一応、本人の希望というものは聞いていただけるのでしょうか。自宅から近いとか、そういう本人の希望を聞いていただけるのかどうか。それがかなうかどうかは別ですが、そこを考慮しているか。
 なぜこれを聞くかというと、自分の土台を犠牲にしてまで、自分が幸せでなければなかなか自分の家庭に課題があったり、自分の中に問題が起こったりすると職に専念できません。より仕事に専念するためには、やはり自分の中での課題や問題があったら、それがなるべく解決できるような環境であってほしいなと願っています。

武田教育長
 清水課長。

清水高校教育課長
 委員御指摘のとおり、希望を聞くというのは非常に大事なことではあって、ただそれを全てかなえるということもできない状況ではあります。書類選考についてはその部分でお聞きするということはできるのですが、今、校長先生、教頭先生でいらっしゃる方については、全てが聞けている状況ではありませんので、今後その部分にも対応できるような状況をつくっていきたいと思っております。

武田教育長
 よろしいですか。
 酒井委員。

酒井教育長職務代理者
 私は2番と3番と4番についてお伺いします。この方針でいいと思うのですが、今までの実績で、フォローアップであるとか、例えば2番の中高の人事交流の場合には、次の議題にもなりますけれども、幼保小中高一貫した学びを推進するという流れの中で授業の質の改善とかということであるとすると、高校から行った中学校側の受入れ、それから今度は逆に、中学校から戻ってきたときのその後の教育の改善、あるいは逆に中学校の先生が戻ってきたときとか、高校に与えたこういう相互の交流の成果みたいなところは把握されているかをお伺いできればと思っています。
 そのほか、他県と公募の実施については先ほど若干触れられていたところであるかと思うのですけれども、これもその後、こういう成果があるということを把握されていれば教えていただきたいと思います。
 先ほど公募の場合は6名で、中高交流の場合には今年度5名という報告を4月に受けていたかと思うのですが、場合によるとこういうものは積極的に行ったほうがいいということで、先生方の人生計画の中でも、こういうものをしっかり視野に入れながら教員生活を送っていただくこともあるかと思いますし、逆に先ほどの人事異動計画の中においても、こういうものを見据えながら経験を積んでいただいて、寄与していただくということもあると思いますので、それに対する成果の把握を伺えればと思います。

武田教育長
 清水課長。

清水高校教育課長
 ありがとうございます。中高交流人事に関しましては、中学校に行った先生方が高校に戻ってきた場合、教育委員会よりアンケートを実施し、それを共有し、今後高校の教育の中でどういうふうに生かせるかというところを把握し、反映させているところでございます。
 また、中学校の先生に来ていただき、中学校ではこんな教育をしていたというところが実際に学校現場で話には出てきますので、そういうところで子ども一人ひとりに向き合った教育ができるという状況があるかと思います。
 公募の実施については、昨年度16校で実施をしておりますので、引き続きその学校がテーマを持っておりますので、その学校に応募する先生はその後、そのテーマに沿った形で学校の魅力づくりに邁進していると聞いておりますので、やはりこれは有効な形のものであると認識しております。

酒井教育長職務代理者
 御説明ありがとうございました。また義務のほうとも協力しながら、受け入れた義務側の成果も把握できればいいかなと思いました。
 また、公募のほうも、その実力が発揮できるような体制になっているかどうかということも見ていっていただけるといいかなと思いました。ありがとうございます。

武田教育長
 ありがとうございました。
 ほかにございますか。中川委員。

中川委員
 4番の公募の件について、私もとてもいい仕組みだと思っているのですが、今お伺いしたら、16校が公募を希望されているというお話だったと思うのですが、最初の御説明で、その公募で異動された方の人数が一桁だった気がするのですが、学校が希望されても教員の異動の希望がなかったという可能性があるのでしょうか。

清水高校教育課長
 説明不足で申し訳ございません。公募を実施している学校が16校ございます。そこに今年応募したのが8名で、そのうち教科等の空きがあるかどうかも含めてありますので、そのうち6名が成立したという形になります。

中川委員
 ということは、学校は望んでいるけれども、そこに行きたいという人が少ないということですね。とてもいい制度だと思うので、むしろ応募が多くなって困るという形になるといいなと思いました。ありがとうございます。

武田教育長
 ほかの点でいかがでしょうか。
 それでは、議第3号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

武田教育長
 御異議ございませんので、議第3号を原案どおり決定いたします。
 次に議第4号「令和7年度県立高等学校教員と公立中学校等教員との人事交流に関する基本要綱について」、小池義務教育課長から説明をお願いいたします。

小池義務教育課長
(資料説明)

武田教育長
 小池課長、先ほど高校のほうで中高交流をしてきた方の成果の発表がありましたけれども、義務のほうも説明してください。

小池義務教育課長
 はい。手元に具体的な資料がないのですけれども、エピソード的なところでございますが、一つは高校から来られた先生方は非常に専門性の高い授業をしていただけるということで、子どもたちはもちろんですけれども、先生方が刺激を受けているという点。また、特に中学校ですと、高校入試については直接関わっていた先生方との中で話がされる部分もございますので、先生方にとっては有益な研修になっているということがございます。

武田教育長
 高校へ行ってみた先生はどうですか。

小池義務教育課長
 そこの部分はまだ私も十分把握できていないところがありますけれども、聞いている話の中では、やはり中学校と少し文化の違いがあったり、時間の流れの違いがあったりということを経験して、先生方の幅広さという部分で成果が出ているというふうには認識をしております。

武田教育長
 説明は以上でございますが、何か御質問、御意見がございましたらお願いいたします。酒井委員、どうぞ。

酒井教育長職務代理者
 ありがとうございます。そういう成果があるということで、進めばいいなと思いました。
 質問させていただきたいのは、「2 交流の方法」で、2行目ですけれども、中学校・義務教育学校、特別支援学校とそれぞれ独立しているような書き方という理解でよろしいですか。つまり、義務教育学校でなくても中学校のほうに行くという感じですか。
 すみません、中点の意味がどういう意味なのかなと。並列なら特別支援学校と同様に句読点なのかなと思いました。

小池義務教育課長
 申し訳ございません。おっしゃるとおりそれぞれ独立した状態で、それぞれマッチングしたところに行くという形になっております。

酒井教育長職務代理者
 分かりました。ありがとうございます。
 恐らくこの目的で教科を越えたところの成果もあるとすれば、いろいろなところでもいいと思うのですが、教科のところでも授業や学習の改善に向けた取組というところであると、例えば小さい学校で教科の先生が1人だけということになると、高校から行かれた先生がその教科についてはやはり試行錯誤というか、自分で悩みながら進めなければいけないということもあるかと思うので、派遣をするような学校、配置するような学校についてもいろいろ配慮をしていただいて、この目的が合うような形で配置していただければと思いました。お願いします。

小池義務教育課長
 ありがとうございます。まさにおっしゃるとおり、どこで交流をするかは非常に重要なところだと思いますので、教科等のマッチングの問題もございますが、そういったことも含めて、適切な場所でできるようにしていきたいと思います。

武田教育長
 ほかの点でいかがでしょうか。
 それでは、議第4号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

武田教育長
 御異議ございませんので、議第4号を決定いたします。
 次に、議第5号「県立特別支援学校及び県立中学校において使用する教科用図書の採択について」ですが、本議題に関しまして、酒井委員より教科書作成に関与している旨の申出がございました。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第6項におきまして、自己の従事する業務に直接の利害関係がある事件については、その議事に参与することができないと規定されておりますので、酒井委員にはいったん御退室をお願いいたしたいと思います。

(酒井教育長職務代理者退室)

武田教育長
 また、採択が公正かつ適正に行われるよう、静ひつな環境を確保したいと思いますので、申し訳ありませんが、傍聴人の方々におかれましても、静粛にしていただくようよろしくお願いいたします。
 それでは、臼井学びの改革支援課長から説明をお願いいたします。

臼井学びの改革支援課長
(資料説明)

武田教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いいたします。いかがでしょうか。中川委員。

中川委員
 御説明ありがとうございました。今日、初めて特別支援学校の一般図書を直接、どんなものを選ばれているのか見させていただいたのですが、先生方が一人ひとりに合ったものを、本当に多様でしたので、一人ひとりの児童生徒さんたちの顔を思い浮かべながら選んだものなのだなと実感することができました。感想になります。
 すみません、以上です。

武田教育長
 ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、県立中学校及び特別支援学校、そして特別支援学校の一般図書について、一括して採択をしたいと思いますが、よろしいですか。
 それでは、令和7年度にそれぞれの学校で使う教科書について、以下のように採択をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

全委員
 異議なし。

武田教育長
 御異議ございませんので、議第5号を原案どおり決定いたしたいと思います。
 それでは、酒井委員の入室をお願いいたします。

(酒井教育長職務代理者入室)

武田教育長
 続いて教育長報告事項に入ります。教育長報告事項(1)「『高校改革~夢に挑戦する学び~再編・整備計画』における『再編に関する基準等』の再検討の方法等について」、佐野高校再編推進室長から説明をお願いいたします。

佐野高校再編推進室長
(資料説明)

武田教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見や御質問がございましたらお願いいたします。いかがでしょうか。峯村委員。

峯村委員
 御説明ありがとうございました。1ページ目の(4)の※印の「中学校、高等学校にも依頼し、中学生、高校生の意見も合わせて求める」というところがとてもうれしいなという気持ちです。自分自身が関わることですから、子どもが自分たちの意見を表明できるということについて、このパブリックコメントで求めるということでよろしいですか。

武田教育長
 佐野室長。

佐野高校再編推進室長
 現在、パブリックコメントのほかに何校かの中学校・高校をピックアップいたしまして、具体的説明をした上で、その生徒の皆さんにも意見を求めていきたいと考えております。

峯村委員
 ありがとうございます。それで、子どもたちが意見を表明する権利はもちろんあるのですが、意見を聞くということはとても技術が要ることだとお伝えしておきたいと思います。子どもたちが心理的に安全で安心した中で自分の意見を表明できるような体制をつくることに心を砕いていただきたいということで、こんなことは絶対ないとは思うのですけれども、例えばこの意見をしたことで、進路に有利に働くとか不利に働くとか、そういうことを気にしなくても済むように、子どもたちに説明をしていただければと思っていますので、ぜひ御配慮いただければと思います。よろしくお願いします。

武田教育長
 ほかの点はいかがでしょうか。矢島委員。

矢島委員
 ありがとうございました。今の峯村委員のコメントを伺いながら思いついたのですが、この中学生、高校生の学年、その説明をして意見を言う学年も様々な学年であってほしいと思います。いろいろな子どもがいろいろなことで、そして長野県の教育委員会が進めていくことに対して、自分たちも当事者として関わっているのだというところも、今後学校をつくっていく上で必要かなと感じました。
 以上です。

武田教育長
 ほかの点でいかがでしょうか。よろしいですか。
 それでは以上で報告事項(1)を終了いたします。
 次に報告事項(2)「令和6年度全国学力・学習状況調査の結果について」、臼井学びの改革支援課長、お願いいたします。

臼井学びの改革支援課長
(資料説明)

武田教育長
 ただいまの説明につきまして、御意見や御質問がございましたら発言をお願いいたします。いかがでしょうか。酒井委員。

酒井教育長職務代理者
 御説明ありがとうございました。何点かあります。
 まず一つ目が、昨年も話させていただいたのですが、平均であるとか分布、全国との比較というところに目が行きがちですけれども、一つ一つの問題に恐らく意図があって、そこに例えば同じ平均点でも、子どもにとってどこでつまずいているのか、どこがよいのかというところが、県によっても、また学校によっても変わってくると思いますので、細かな分析をさらにしつつ、子どもたちに還元していってほしいなというのが一つ目の感想です。
 二つ目が質問ですけれども、来年度は理科がオンラインでということになっています。来年度以降についてはまだ公表されていないかと思うのですが、ゆくゆくいろいろなものがオンラインでテストとなると思うのですが、それに向けてICTの活用についてふだんから行っていなければ、テスト時だけでICTを活用したテストというのはなかなか成果を出しづらいかと思うので、そこについてどういうふうに計画されているかが聞きたいことになります。これが2点目です。
 3点目ですが、これはよいと思う点です。7番の(1)で「自分には、よいところがある」、特に中学校のほうで全国的にも上がってきていますけれども、長野県の中学生もそのように捉えているということが見られていいなと思いました。またそれは(2)のところで、「先生はあなたのよいところを認めてくれている」というところも、中学校において上昇した回答があるかと思います。
 こうした先生たちの励ましとか関わりによって、子どもたちの自己効力感みたいなところにもつながってくるかと思いますので、何らかで子どもたちを支えるようにしていただきたいというのが三つ目です。
 最後に、これも感想になってしまうかと思うのですが、全国学力・学習状況調査の全体的な課題で、複数の資料を活用して統合をしながら考えるといったようなところに、苦手であるという評価もされていました。私もいろいろなタイプの英語のテストに関わることがありますけれども、英語においても複数の情報を比較しながらというのは大変苦手であると思います。
 そんな意味では、総合的な学習の時間、それから最後の今後の支援、各学校の課題に応じた支援の4点目ですが、特定の教科や1時間の授業という限られた視点ではなく、教科の枠にとらわれない教科等横断的な視点や、学校教育全体的に子どもたちの語る力、それから資料を活用する力、意見交換する力というのは、全体的に伸ばしていく必要があるかと思うので、こういう教科だけの対応ではなくて、全体的に、それから横断的にという視点も大事にしていただきたいと思うのが意見です。
 すみません、2点目は質問です。

武田教育長
 ありがとうございます。臼井課長。

臼井学びの改革支援課長
 ありがとうございました。御意見をいただいたところの一人ひとりのつまずきをという点につきましては、まさにそのとおりと私たちも思っております。全体の傾向を見るのではなく、個々の子どもたちの学びや指導改善に返していくためのしっかりした調査になっているという理解をしているところでございます。
 御質問いただきましたCBTの関係ですが、来年度中学校理科でということも出ておりますけれども、長野県教育委員会としましては、令和4年度から県独自のICTを活用した学習状況フィードバックシステムというものを、CBTを活用した学習教材でございますが、こちらを活用できるように準備をしてきまして、令和4年度、5年度で中学校2年生を対象に、また、令和5年度、6年度では、小学校5年生を対象に使えるように、全ての学校が無料で、自由に使えるような状況をつくってきているところでございます。
 また、今後は文科省のシステムの構築が整ってきたこと、また、市町村独自の取組を始めていくところもございますので、県としてこの取組は今年度までになりますけれども、こういった支援を続けていきながら、その調査方法によって子どもが力が発揮できないということにはならないようにという支援を続けてまいりたいと考えているところでございます。

酒井教育長職務代理者
 ありがとうございました。分かりました。
 またそれに向けて端末を使っていくというのは本末転倒な気もしますので、ふだんの授業の中でICTを活用しながら、そういうテスト、あるいは課題の中でも十分発揮できることにつながればいいかなと思いました。ありがとうございます。

武田教育長
 最初の質問にも関係するのですが、これは市町村や学校ではどのようにこの結果を分析するのですか。

臼井学びの改革支援課長
 まず各学校では、文科省からひな型が出ていますが、S-P表というそれぞれの個人がどの問題ができてできなかったかというようなこと、あるいは、多くの子どもができているけれども、この子はできなかったということが分析できるシートがございまして、個々の子どもの状況を分析をしています。そして、市町村教委それぞれの単位でその分析結果を持ち寄りながら、どのような授業改善をしてきたか、またこれから何が必要かを話し合っているところでございます。

武田教育長
 ほかの点でいかがでしょうか。順番に行きます。中川委員。

中川委員
 御説明ありがとうございました。今のS-P表の活用とかで市町村それぞれが行っていくということですが、それはどの程度実施がされているものですか。各市町村にお任せというとあれですが、全市町村がその分析をしているかの質問です。
 あと、先生方へそれがどの程度負担になっていくことなのか、もし分かれば教えていただければと思います。

武田教育長
 臼井課長。

臼井学びの改革支援課長
 このS-P表を使った分析というのは、もうずっと続いていることですので、各学校で実施しております。また、この実施と結果を持ち寄って、例えば研究主任研修会であるとか、そういったことをやりながら、教員研修にも活用しているという地域がございます。
 また、市町村教育委員会が分析した結果を県教育委員会と一緒に懇談をしたいと希望される市町村が半数ぐらいございまして、三十幾つでございますけれども、全ての希望のあった市町村教育委員会には、県教委が訪問させていただいて、共に研究・分析するということも行っているところでございます。

中川委員
 かなり活発に分析等を各市町村が積極的にされているという印象ですか。

臼井学びの改革支援課長
 はい。

中川委員
 ずっとやっているとはいえ、先生方も結構負担かなと思うのですが、実際どうなのかと正直思う部分があります。これが個人に返っていくのであったら大変有意義な分析になると思うのですが、それが本当に個人にどの程度返っていくのかも大きな課題だと思うので、やっているところを批判しているわけでは全くないのですが。

武田教育長
 個人のつまずき等に対応するということを原則にして取り組んでいるということですね。

臼井学びの改革支援課長
 はい。

武田教育長
 よろしいですか。
 峯村委員。

峯村委員
 ありがとうございました。調査の結果がとても分かりやすくまとめてあって、よく分かりました。
 今ここで、こうしてほしい、ああしてほしいということではないのですが、視点として加えておきたいのが、「7 児童生徒質問調査の生活に関わる状況」のところで、「(3)学校に行くのは楽しい」という質問に対して、約2割の子が楽しいと思っていないのだなというところです。
 まず、学校に行っていない子がこのテストを受けているのかが気になります。もし学校に行っていない子たちがこのテストを受けて、この質問をされたときに、学校に行くのが楽しいと答えていないと思います。だから学校を離れていると思います。そう考えると、もし学校に行っていない子たちがこのテストを受けていたら、もう少しこの数値が下がっているのではないかという推測をすることができると思います。
 そして、大切なことは、学校に行くのが楽しいと思えない子たちに、なぜかと聞くことだと思います。そこに変わっていくヒントがたくさん詰まっているのではないかと思いますので、ぜひそのような視点を全体に共有していただきたく、発言させていただきました。よろしくお願いします。

武田教育長
 臼井課長、今の御発言についてよろしいですか。

臼井学びの改革支援課長
 ありがとうございます。今、例えば学校に行っていない子がこの質問調査を受けているかいないかということにつきましても、今年はオンライン方式になりましたので、以前とは変わって少し受けられる状況にはなっていると思うのですが、恐らく全ては反映されていないだろうという課題意識は私どもも持っておりまして、今、御指摘の点を大切に考えていきたいと思っております。

武田教育長
 ほかはよろしいですか。
 それでは報告事項(2)を終了いたします。
 以上で公開による審議を終了し、これから非公開の審議に入りたいと思いますので、申し訳ありませんが関係者以外の方は御退席をお願いいたします。

お問い合わせ

教育委員会 

電話番号:026-235-7421

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