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更新日:2020年2月20日
優れた協働事業を実施している組織を表彰する第4回「信州協働大賞」の受賞団体を次の4団体に決定し、平成29年3月13日に県庁において表彰式を開催しました。
(前列左から)
JXエネルギー株式会社近藤奈美様、特定非営利活動法人侍学園スクオーラ・今人岡野良太様、長岡秀貴様、
阿部知事、長野こども療育推進サークルゆうテラス亀井智泉様、横山さつき様
(後列左側から)
一般社団法人長野県宅地建物取引業協会諏訪支部矢島実様、安江将道様、茅野昭一様、赤沼治様、
神山裕子様、青木県民文化部長
「長野県東信子ども・若者支援地域協議会運営事業」
<概要>
ニートやひきこもり等の社会生活を円滑に営むうえで困難を有する子ども・若者に対する支援を実施する「子ども・若者支援地域協議会」を東信地域に設置し、関係機関が連携しながら適切な支援を行っています。
<協働の体制>
・県(次世代サポート課)
「東信子ども・若者支援地域協議会」を設置
・特定非営利活動法人侍学園スクオーラ・今人
モデル事業として協議会の運営を受託
・東信子ども・若者支援地域協議会
全体会議や個別ケース検討会議を通して構成
団体が連携しながら支援を実施
<評価のポイント>
様々な困難を抱える子どもの支援に重点を置いている県の方向性に沿った事業で、同法人が持つ子ども・若者支援の取組のノウハウを活かして、協議会の運営を行っています。東信での着実な実績の積み上げにより協議会のモデルが確立され、新たに中信・北信での協議会の設置に至る等、全県へ広がる基礎となった点を高く評価します。
※子ども・若者支援地域協議会の詳細についてはこちらをご覧ください。
特定非営利活動法人侍学園スクオーラ・今人についてはこちら(外部サイト)をご覧ください。
「こども療育推進事業」
<概要>
情報誌による情報発信や研修の実施、重症心身障がい児に関する調査等を通じ、在宅の重症心身障がい児者や医療的ケアが必要な子ども、またその家族に対する支援を行っています。
<協働の体制>
・県立こども病院との連携
研修・歯科検診の実施
重症心身障がい児全数調査の実施等
・県との連携(障がい者支援課、保健・疾病対策課)
県自立支援協議会において、ゆうテラスの働きかけにより
「重心・医ケアワーキンググループ」が発足
小児等在宅医療連携拠点事業における連携
県による資金面の支援(地域発元気づくり支援金)
<評価のポイント>
行政で対応しきれていないこども療育に関する課題に対して、同団体が主導的に働きかけたことにより全県的なネットワークが構築され、支援に取り組む体制が整備された点を評価します。また県の元気づくり支援金を活用して始めた小児在宅医療に関する研修等の実施をこども病院が引き継ぐなどの発展性が見られます。
※長野こども療育推進サークルゆうテラスについてはこちら(別ウィンドウで外部サイトが開きます)をご覧ください。
「官民連携・広域連携による移住交流施策の推進」
<概要>
移住情報誌の作成や移住セミナー、物件見学ツアー、情報交換会の実施等をそれぞれの市町村の強みを活かしながら諏訪地域一体となって移住者を呼び込むための広域連携事業を展開しています。
<協働の体制>
・一般社団法人宅地建物取引業協会諏訪支部
「諏訪圏移住交流推進事業連絡会」の運営
・諏訪圏移住交流推進事業連絡会
県諏訪地方事務所、諏訪地域6市町村、民間団体、
移住経験者により構成され、移住交流施策を実施
<評価のポイント>
県の重点施策でもある移住・交流推進において、同法人が主体となって民間主導により「諏訪圏移住交流推進事業連絡会」が発足し、諏訪地域一体となって事業を行っている点を評価します。また、県が支援する楽園信州移住相談センターの支部を県内他地域に先立って設置しました。
※一般社団法人長野県宅地建物取引業協会諏訪支部についてはこちら(外部サイト)をご覧ください。
諏訪圏移住交流推進事業連絡会が運営する移住情報サイトについてはこちら(外部サイト)をご覧ください。
「森林(もり)の里親促進事業」
<概要>
県が森林の里親契約の仲介を行う「森林(もり)の里親促進事業」において同団体は原村と里親契約を結び森林整備の支援を実施しています。
<協働の体制>
・JXエネルギー株式会社
森林整備、原村特産品販売等
・県(信州の木活用課、諏訪地方事務所)
里親契約の仲介、技術指導等のサポート
・地域の林業団体
技術指導等のサポート
・原村
企画運営、作業場所・道具の提供等
<評価のポイント>
県が進める新しいかたちの森林づくりにご賛同いただき、11年もの長期にわたり森林整備に取り組んでいます。活動を通じ地域住民や学校との交流が促進され、間伐材を利用した冊子作成や県外で原村特産物の販売を行うなど、森林整備だけでない地域に根付いた活動を協働して行っている点を評価します。
※森林(もり)の里親促進事業の詳細についてはこちらをご覧ください。
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