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更新日:2024年12月27日
阿部県知事が就任してから、長野県のガソリン価格は、全国1位が続いています。何でこんなに高いのか、納得出来ません。もっともっと強くアピールしてもらえないのか?その姿勢には残念でなりません。過去10年間の全国価格の順位と併せて、回答お願いします。
長野県県民文化部長の直江崇、産業労働部長の田中達也と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきましたガソリン価格に関するご質問等についてお答えします。
長野県内のガソリン価格に関しては、ご指摘のとおり、全国と比較し依然として高い状況であり、県内で暮らす私たちの消費生活に大きな負担となっていると認識しております。一方で、ガソリンを含む燃料類の価格は、政府による価格統制の対象ではないことから、小売事業者が自由競争の下で、需給の動向やコストなど市場条件を反映して価格を決定するものであり、県としてもこの市場経済原理を尊重する立場にあると考えております。
このような状況のもと、県としては、ガソリンが県民生活に密接に関連する物資であることを踏まえ、県内のガソリン価格の要因分析を行い、令和5年11月にその結果及び対応を公表しました(※)。
県内ガソリン価格が全国と比較して高い主な要因については、全国に比べて輸送コストがかかるほか、販売量が少ないサービスステーション(SS)やSS過疎地(SSが3か所以下の市町村)が多いこと、中山間地域が多く灯油配達のコストが大きいことなど、様々な要因により経営コストが押し上げられ、価格に影響を及ぼしており、積極的な価格競争が困難な状況にあると分析しております。
価格の問題もさることながら、甚大な被害をもたらした能登半島地震でも改めて認識されたとおり、SSは身近な燃料供給拠点として、各地域で一定規模が維持されることも重要な視点であるため、県として事業者の経営合理化支援に着手しましたので、施策を通じて経営の安定化を図るとともに、価格競争の活性化を期待してまいりたいと考えております。また、ガソリン価格の地域格差の是正と事業者支援の拡充を知事から国へ繰り返し要望もしておりますので、ご理解いただけますと幸いです。
今後ともガソリン価格の推移に注視しつつ、引き続き連携して県民生活の安定・向上と産業振興に努めてまいります。(過去10年間のガソリン価格の資料を送付)
【※参考URL】https://www.pref.nagano.lg.jp/hisho/kensei/soshiki/soshiki/bukaigi/documents/20231122hokoku1.pdf
以上、ご質問等への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、ガソリン価格の調査・分析に関しては、くらし安全・消費生活課長:西川裕、担当:企画指導係、物価高騰対策に関しては、産業政策課長:木下育夫、担当:企画担当までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:県民文化部/くらし安全・消費生活課/企画指導係/電話026-235-7151/メールshohi-kikaku(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
【問合せ先:産業労働部/産業政策課/企画担当/電話026-235-7205/メールsansei(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:くらし・生活環境)(月別:2024年11月)2024000515
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