ホーム > 県政情報・統計 > 広報・県民参加 > 県民ホットライン > 『県民ホットライン』2024年6月分(月別) > 早産児の補償制度名(内部の呼称)について
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更新日:2024年10月28日
初めましてこんにちは。
予定日よりちょっと早い時期に子どもを産み、1ヶ月の入院を経て家に赤ちゃんがやってきました。
なお、その入院にあたって「低出生体重児」の補償制度を利用させていただきました。
補償していただけるのはありがたいのですが、その手続きを行う際に窓口や役所の方の発言がとても気になりました。
「低出生体重時」もしくは「早産児」と呼ばれることが多いのですが【未熟児】と何度も言われました。
(担当保健師も、別の方も複数人から…)
今のご時世で「未熟児」と呼ぶのは違うのではないかと聞いたところ「県の制度(内部宛)がそのような名になっているから、そう呼んでいる」との保健師の回答でした。
少し早く産まれただけで「未熟」な子ではありません。
もし今でもまだ「未熟児」と名のつく制度が内部的にあるのであれば訂正しては如何でしょうか??
内部の呼称を対象者に言うのもまた違うと思います。
うちの子はまだ傷は浅いですが、もっと早めの週数で産まれた子(やその親)は、未熟児と言われたらもっと悲しむと思います。
制度の内容への意見ではなく制度名の改善の意見となりますが、子どもを大事にしていく方針なのであれば、迅速に対応していただければと思います。
宜しくお願いします。
長野県健康福祉部長の笹渕美香と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた低出生体重児及び早産児の呼称へのご意見についてお答えいたします。
はじめに、お子様の制度利用時のお手続きにあたり、ご不快な思いをさせてしまいましたことお詫び申し上げます。
低出生体重児等への養育医療の給付(以下、本事業)については、こども家庭庁の「未熟児養育事業の実施について」に基づき実施をしております。
本事業で用いられております「未熟児」という名称は母子保健法第6条第6項により定められた用語であるため、当県で直ちに本事業名の改称を行うことは難しいものと考えております。
しかしながら、本事業で「未熟児」という呼称を使用することにより、ご指摘のように申請者やそのご家族を傷つけてしまうことがあるというご意見を受止め、市町村に担当者会議等の場において、ご家族への説明の際には、低出生体重児等の呼称を用いるなど、県民の皆さまに寄り添った対応を行うよう周知をしてまいります。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、保健・疾病対策課長:鈴木三千穂、担当:母子保健係までお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
【問合せ先:健康福祉部/保健・疾病対策課/母子保健係/電話026-235-7141/メールhoken-shippei(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:保健・医療・福祉)(月別:2024年6月)2024000168
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