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更新日:2022年10月31日

幼児等送迎バスの安全策について

ご意見(2022年9月12日受付:Eメール)

過日の大変辛い園バス置き去り死亡事件に大変心を悼めております。死亡事件に至らずとも、他園での置き去りも発覚してきました。
やはり当たり前の努力をされてる園が多いとは思いますが、人にはミスや怠慢があるのだなと悲しいですが思います。国の安全管理の徹底を求める文章は、守るかは園の姿勢に委ねられている不確かなものです。一度のたまたまのミスや怠慢が、尊い命を奪ってしまうのが送迎バスです。
どうか県として取り組んで頂きたいのが、
(1)置き去り防止の人感センサーアラームの設置を義務化してほしいです。
(2)送迎バスは駐車時はドアを閉めないものとする規制等(その他の心配事がありますが最後の砦かと)。

この(1)か(2)以外にも策はあるかと思いますが、人間の確認だけに頼らない対策が必要だと切に感じています。
我が家にも毎日バスを利用して登園している幼児がいます。正直、園の先生方を信頼したい反面、心配でたまらずバス利用を続けるか悩んでいる数日です。毎日のことなので、自身の体調や祖父母の負担などあり決断が揺れます。
近くには保育園しかなく、保育該当でないと入れませんし…(子どももできるだけお友達のいる園から転園したくないだろうし)我が子は今日も大丈夫だっただろうかと心配しながら過ごしています。
なにとぞ、悲劇が起きないように長野県が先立って対策をして頂けますようお願い申し上げます。

回答(2022年9月16日回答)

長野県県民文化部長の山田明子と申します。

静岡県の事案を受けてのご心痛、不安に思われるお気持ちをお察しします。
また、県政に関心をお寄せいただき、貴重かつ建設的なご意見をいただきましたことに対し、深く感謝申し上げます。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました保育所等の送迎バスの安全管理に関するご意見についてお答えします。

静岡県における大変痛ましい事案を受け、国からは9月6日付で保育所等における安全管理の徹底に関する通知が発出されました。これを受けて県では、保育所、認定こども園等が所在する市町村、及び認可外保育施設、私立幼稚園、私立小学校等に対して9月7日付で安全管理の徹底について改めてお願いしたところです。

また、国からは、私立小学校を除くこれら全ての保育所等を対象とした安全管理に関する緊急点検・実地調査を行うよう別途通知があり、9月12日付で緊急点検の実施について各市町村及び私立幼稚園に依頼しました。
今後、点検結果に基づき、送迎バスを使用する保育所等に実地調査を実施する予定です。

現在、国において関係府省合同の会議を設置し、バス送迎に当たっての安全管理マニュアルや、万一の際、こども自身がSOSを出せるような支援、登園管理システムの普及や送迎バスの安全装置改修といった課題について検討しており、ご心配されている安全対策について、具体的な基準、手法が示されるものと考えております。
県としては、県内における点検結果やこれらの動きをふまえ、各保育所等が適切な安全管理を行うよう、実地調査や対策手法の周知等を通じて助言・指導してまいります。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、保育所、認定こども園等に関する事項については、こども・家庭課長:柄沢竜治、担当:保育係、私立幼稚園、私立小学校等に関することについては、私学振興課長:丸山俊樹、担当者までご連絡くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【問合せ先:県民文化部/こども・家庭課/保育係/電話026-235-7098/メールhoiku(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

【問合せ先:県民文化部/私学振興課/電話026-235-7058/メールshigaku(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:教育・文化)(月別:2022年9月)2022000570

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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