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更新日:2025年10月16日
本県では、第6期(2015~2017年度)高齢者プランから、市町村が地域包括ケア体制の構築に向けて、現状を把握し、目標を持って取り組めるよう、指標を用い、進捗状況の把握を行ってきました。第7期、第8期計画では、「整備」「取組進度」「効果」という3つの枠組みで指標を設定し、市町村へのアンケート結果をもとに現状を把握しました。
これまでの調査では、取組や整備状況については把握ができるものの、成果について状況を測れないことなどの課題があり、令和3年度(2021年度)から調査設計・項目の見直しの検討を行いました。
客観的に「成果」を把握できるよう、最終アウトカム、中間アウトカム、アウトプット、ストラクチャーというロジックモデルの視点で、目標を整理し、市町村と意見交換しながら設計の見直しを行い、調査を実施しました。
【地域包括ケア体制の「見える化」について】(PDF:2,562KB)
【地域包括ケア体制構築状況「見える化」分析シート】(エクセル:3,458KB)
地域包括ケア体制の構築状況の見える化調査の結果について集計し、市町村ごとに分かりやすく表示できます。各シートの説明などを参照いただき、貴自治体の現状把握や関係者間での認識の共有等に活用ください。
本県では、地域包括ケア体制の深化・推進を図るため、健康寿命の延伸など最終成果(アウトカム)に向けた取組指標の設定による「見える化」を図り、市町村と共有し、さらなる充実を図っているところです。
また県では、上記(見える化分析シート)を市町村と共有するとともに、市町村が効率的効果的に地域課題を見出し、解決のための戦略を見出せるようにすることを目的に、以下プロセスシートを作成しています。
「地域包括ケア」という、つかみどころのないイメージの中で日々取り組んでいる事業プロセスをわかりやすく整理するために、
地域包括ケア体制構築推進プロセスシート~状況を整理し目標を達成するために~を作成しました。
長野県に住む高齢者が、自分のことを大事にしながら、それぞれのしあわせを実感しながら住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、自治体、地域包括支援センター、社会福祉協議会、事業所等で、自分たちが取り組んでいることを振り返りながら効果的に事業推進をしていくために活用いただくシートですので、ぜひご活用ください。
※海外で開発された、事業を実施する関係者の認識や行動に関する9つの評価指標*(実装アウトカムといいます)について、
県内6自治体の担当課職員や有識者との議論を重ね、現場で活用しやすいシートの形にしています。
シートの使い方(手引き)(PDF:156KB)
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