ホーム > 健康・医療・福祉 > 健康 > 熱中症

ここから本文です。

更新日:2023年6月1日

熱中症

熱中症は、防ぐことができます!  
マスクをしている際や、室内での熱中症にも注意しましょう!

 暑さや、のどの渇きを感じる前にこまめに水分をとりましょう。 
 風通しを良くしたり、エアコンを活用するなど、室内でも涼しく過ごす工夫をしましょう。

 特に、お子さまや高齢の方、心臓疾患、糖尿病などの持病をお持ちの方は、熱中症にかかりやすくなるため、十分健康管理に気をつけましょう。

 

  1. 熱中症による救急搬送人数
  2. 日常生活で気を付けたいこと
  3. 熱中症Q&A
  4. 熱中症警戒アラート
  5. 熱中症に関するリンク集
 

1 熱中症による救急搬送人数

 

2 日常生活で気を付けたいこと

  • 暑さを避けましょう 
     仕事や外出の時間を選んだり、日陰での作業、日傘をさす、帽子をかぶるなどの工夫をしましょう。
  • 服装を工夫しましょう
     下着は、汗をよく吸うものがいいでしょう。 吸汗、速乾性の素材の服などもあります。色は熱を吸収して熱くなる黒色系は避けるほうがよいでしょう。 
  • こまめに水分補給しましょう 
     のどの渇きを感じる前に水分を補給しましょう。 十分な水分や塩分を補給しましょう。外出、仕事の前に水分を摂り、定期的に水分を補給しましょう。
  • 急に暑くなる日に注意しましょう
     人が上手に発汗できるようになるためには慣れが必要です。体が暑さに慣れていない、梅雨の中休み、 急に暑く なった日、久しぶりに暑い中での外出や仕事のときなどは、特に注意が必要です。
  • 暑さに備えた体作りをしましょう
     暑い日が続くと、体はしだいに慣れて、暑さに強くなります。日頃から、ウォーキングなど汗をかく 機会を増やすことで、夏の暑さに負けない体の準備ができます。
  • 個人の条件を考慮しましょう 
     寝不足、朝食ぬき、前の晩の深酒などのほか、風邪、下痢などで体調がすぐれない日は注意しましょう。
  • 集団活動の場ではお互いに配慮しましょう 
     一緒にいる人の体調にも、気をつけてあげましょう。夢中になっていると、自分では気がつかないこと もあります。責任者は、集団活動のスケジュールを工夫したり、こまめな休憩や水分と塩分の補給に 注意しましょう。

 

3 熱中症Q&A

 熱中症はどのようにして起こるのでしょう?

 熱中症は、体温の調節がうまくいかなくなり、からだの中の水分や塩分のバランスが崩れて 起こります。
 気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった環境と、激しい労働や運動によって体内に 著しい熱が産生されたり、暑い環境にからだが慣れていないときに起こりやすいです。
 高齢者、肥満の人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、体調の 悪い人は体温調節がしにくくなっています。

どんな症状がありますか?

 代表的な症状は、立ちくらみ(めまい・失神)・こむらがえり(筋肉痛・筋肉の硬直)・大量の発汗です。
さらに症状が進むと、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感。重症になると、意識障がい・けいれん・手足の運動障がい、高体温(体に触れると熱いと感じる)が出現します。 

熱中症を疑ったら?

 まず、現場での応急処置が大切です

 

1.涼しい場所へ避難
 風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている涼しい室内などに避難させましょう。

2.脱衣と冷却
 衣服を脱がせ、身体からの熱の放散を助けます。きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて風通しを良くします。
 露出させた皮膚に水をかけて、うちわや扇風機などであおぎ体を冷やします。下着の上から水をかけてもよいでしょう。

 氷嚢、氷があれば、それを両脇、脇の下、大腿の付け根に当てて皮膚の直下を流れている血液を冷すことも有効です。
 体温の冷却はできるだけ早くに行います。救急隊を要請したとしても、到着前から冷却をしましょう。

3.水分・塩分の補給
 冷たい水を持たせて、自分で飲んでもらいます。冷たい飲み物は胃の表面から体の熱を奪います。大量の発汗があった場合には塩分も適切に補える経口補水液やスポーツドリンクや食塩水(水1ℓに1~2gの食塩)も有効です。

4.医療機関へ運ぶ(意識がない時、自力で水分の摂取ができない時等)

 ★熱中症を疑ったときには何をすべきか(出典:環境省「熱中症環境保健マニュアル」2022)

 oukyusyoti0627

 

4 熱中症警戒アラート

1.熱中症警戒アラートとは 
 熱中症警戒アラートは、熱中症予防対策の新たな情報発信として、令和2年7月から関東甲信地方で試行的に実施され、令和3 
年4月下旬からは全国を対象に運用を開始しています。熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。

2.発表基準
 熱中症リスクの極めて高い気象条件が予測された場合に、予防行動を促すための情報発信を広く行うため、熱中症との相関が高い「暑さ指数(WBGT)」を用います。
 暑さ指数の値が33以上と予測された場合、気象庁の府道予報区等を単位として発表します。

【リーフレット】熱中症警戒アラート全国運用中(環境省 熱中症予防情報サイト)(PDF:838KB)

【リーフレット】熱中症警戒アラート発表時の予防行動(環境省 熱中症予防情報サイト)(PDF:1,295KB)

 

5熱中症に関するリンク集

気象関連情報

厚生労働省

  【リーフレット】熱中症予防のために(PDF:535KB)
  英語版(PDF:581KB) 
  中国語版(繁体字)(PDF:590KB)中国語版(簡体字)(PDF:572KB)
  韓国語版(PDF:494KB) 

  【リーフレット】日本の熱中症(英訳資料)(PDF:1,544KB)

  【リーフレット】障がいをお持ちの方の熱中症予防ポイント(PDF:660KB)

     

環境省 

 

気象庁

 

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

健康福祉部保健・疾病対策課

電話番号:026-235-7150

ファックス:026-235-7170

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?