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更新日:2022年2月14日

令和4年(2022年)1月7日部局長会議録

時間:午前10時01分~午前10時18分

場所:県庁特別会議室

出席者:

阿部知事、関副知事、安田警察本部部長、原山教育長、小林公営企業管理者、五十嵐危機管理監、中村危機管理部長、伊藤企画振興部長、玉井総務部長、中坪県民文化部長、福田健康福祉部長、猿田環境部長、林産業政策監兼産業労働部長、渡辺観光部長、小林農政部長、村松林務部次長、田下建設部長、塩川参事兼会計課長、松澤監査委員事務局長、宮原人事委員会事務局長、丸山労働委員会事務局長、高橋佐久地域振興局長、永原上田地域振興局長、小山諏訪地域振興局長、竹村上伊那地域振興局長、丹羽南信州地域振興局長、神事木曽地域振興局長、草間松本地域振興局長、滝沢北アルプス地域振興局長、吉沢長野地域振興局長、直江北信地域振興局長、矢後財政課長

(関副知事)

 それでは、ただいまから部局長会議を始めます。

 冒頭、知事から何かありますか。

(阿部知事)

 部局長会議、補正予算案が中心の協議事項になっていますけれども、コロナについて少しお話をしておきたいと思います。

 昨日の段階で全県にコロナ警報を出し、佐久広域については特別警報1.のレベル4に上げています。

 陽性者の数が急速に増え、感染力が強いと言われるオミクロン株も県内で確認されている状況の中で、今一度、各部局の皆さんには対応の在り方についてしっかり見直しをしておいてほしいと思います。

 基本的にこれまでの対処の枠組みについては、維持していかなければいけないと思っていますけれども、一方で、感染スピードが非常に速い場合にどう対応するか、それぞれの部局が所管する分野で考えておかなければいけない点もあるのではないかと思っています。

 ワクチンの追加接種についても、市町村と連携して早め早めに対応できるようにしていきたいと思っていますし、感染警戒レベルの運用についても、オミクロン株の特性も踏まえて、的確に対応できるようにしていきたいと思っています。

 12月後半まで、新型コロナウイルス感染症の陽性者数は落ち着いた状況が続いていましたので、急に全国的にも陽性者が増えている中で、改めて我々としての対策・対応をオミクロン株、あるいは感染者の急増に対応したものに改めていかなければいけないと思っていますので、具体的な取りまとめの方向性の指示は別途出したいと思いますけれども、各部局長においても、想定される課題とか、対応の方法について考えておいてほしいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

(関副知事)

 それでは、1月12日付で異動される安田警察本部長から一言お願いします。

(安田警察本部長)

 1月12日付で警察本部長の職を解かれまして、14日付けで警察庁の警備運用部長に異動することになりました。

 長野県での在任期間は1年9か月ほどでございましたが、着任当初からコロナ禍で警察活動にも様々な制約を強いられる中ではありましたけれども、皆様の御協力をいただきながら、交通事故死者数を減らすことができましたし、また、聖火リレーの警備も完遂をすることができました。また、直近では、いわゆる迷惑防止条例の改正についても何とか成し遂げることができ、私としては、一定の成果を上げることができたのではないかと考えているところです。

 この間、知事、副知事を始め、県庁の幹部の皆様には、いろいろな面で御支援、御協力をいただきました。本当にありがとうございました。

 次に私が参ります警備運用部につきましては、要人や皇室の方々の警備ですとか、あるいはサミット等の大規模警備実施、自然災害への対応等の危機管理を担う部署です。長野県は要人や皇室の方々の来県が非常に多い県ですし、来年のG7サミットにおいても、軽井沢が閣僚会議の開催地に立候補されています。

 これは起こってほしくないことですけれども、自然災害も比較的多い県ですので、次のポストでも長野県との縁は恐らく切れないだろうと思っていますので、どうか引き続きよろしくお願いします。

 1年9か月間といった期間でありましたけれども、皆さんに大変お世話になりました。どうもありがとうございました。

(関副知事)

 ありがとうございました。

 知事から一言お願いします。

(阿部知事)

 安田本部長におかれましては、安心・安全に暮らせる長野県づくりに大変な御貢献をいただきまして、ありがとうございました。

 この間、災害対応であったり、あるいは特殊詐欺対応であったり、私ども知事部局とも連携をしていただいて対策を進めていただきましたことに、心から感謝申し上げたいと思います。

 迷惑防止条例は可決・成立に導いていただきましたし、また、犯罪認知件数あるいは交通事故死者数も着実に低下をして、交通事故の死亡者数は統計開始以来最低ということで、具体的な成果として大きな足跡を残していただけたのではないかと思っています。

 引き続き新しい本部長とも連携して、より安全・安心な長野県づくりに取り組んでいきたいと思います。

 新しい職場は、神経を使う大変な職場だと思いますけれども、お体に十分御留意いただいた上で、更なる御活躍をいただくとともに、引き続き長野県に対する御支援、御協力をいただければと思いますので、よろしくお願いします。大変ありがとうございました。

(安田警察本部長)

 ありがとうございました。

(関副知事)

 協議事項に入ります。協議資料1について、矢後財政課長から説明をお願いします。

(矢後財政課長)

 説明に先立ちまして、平成22年度以来となる1月中の臨時会の開会に向け、来年度当初予算の編成の真っただ中、同時並行で予算編成を進めていく中で、国の経済対策の概要が公表されてから、かなり短期間ではありましたけれども、1月補正予算の編成、取りまとめができました。様々に御対応いただきまして、この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 令和3年度1月補正予算案の概要について、協議資料1により御説明します。

 先月成立した国の補正予算を最大限活用し、新型コロナウイルス感染症から県民の暮らしと産業を守る施策や防災・減災対策などを実施するために必要な補正予算を、令和4年度当初予算と一体的に編成しています。

 補正予算額は一般会計で885億5932万5000円で、補正予算額としては平成7年9月以来の規模となっています。

 主な内容ですが、第一に新型コロナウイルス感染症から県民の暮らしを守る取組、施策です。

 ワクチンの個別接種に協力していただける診療所などへの支援を継続するほか、「信州の安心なお店」認証店や県立学校、認定こども園などの感染防止対策を引き続き推進していきます。

 また、生活困窮者自立支援金の申請期限を3月末まで延長するとともに、再支給を実施していきます。

 2つ目に、産業の下支えとコロナ禍からの復興です。

 まず産業の下支えとして、飲食・交通・観光事業者を支援するため、「信州プレミアム食事券」の追加発行や鉄道・バス・タクシーの運行継続への支援、また、長野県版Go Toトラベル事業など、観光振興についても必要な予算を計上しています。

 次に県内の中核企業が中小企業や研究機関と連携して行う製品開発を支援するほか、県産品のグローバル展開に向けた販路開拓、農林業の生産基盤の強化に必要な施設整備などを支援していきます。

 3つ目に災害に強い県づくりです。

 国の5か年加速化対策を活用した防災・減災対策、また、通学路の安全対策や県有施設・社会福祉施設の浸水対策などを推進していきます。

 そして、昨年8月の大雨災害により被災したアルピコ交通上高地線の橋梁復旧を支援していきます。

 そのほか3つの柱を掲げていますが、脱炭素社会の構築として、県有施設への太陽光発電設備の導入を推進するほか、「環境にやさしい農業」の取組を支援していきます。

 そして、子どもを産み・育てやすい環境づくりを推進するため、育児などに不安を抱える子育て家庭への支援体制を構築するほか、児童養護施設などの職員の処遇改善を図るため、収入引上げを支援していきます。

 最後になりますが、学びの県づくりとして、老朽化が進む県立学校の修繕、特別支援学校の児童生徒の増加に対応するための教室の増築やスクールバスの増車、ICT教育環境整備などを実施していきます。説明は以上になります。

(関副知事)

 ただいまの説明につきまして、御質問、御意見がありましたら、お願いします。

 知事から何かありますか。

(阿部知事)

 総務部、財政課、関係部局においては、年末年始中に1月補正予算案の編成に御尽力いただきましてありがとうございました。

 今の新型コロナウイルス感染症への対応、そして、災害に強い県づくり、さらには子どもたちのための施策、あるいは脱炭素社会の実現、いずれも当面の重要な課題にしっかり対応することができる予算案を取りまとめていただくことができたと思っています。

 臨時県議会を招集していますので、県議会の皆様に十分説明をさせていただいた上で、御議決をいただき、一日も早く具体的な執行をしていけるようにしていきたいと思いますし、引き続き力を合わせて取り組んでほしいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

(関副知事)

 これをもちまして、令和4年1月県議会臨時会に提出する補正予算案について、決定とします。

 その他の事項に入ります。伊藤企画振興部長からお願いします。

(伊藤企画振興部長)

 その他資料1をお願いします。

 次期総合5か年計画策定に向けての取組の1つの御紹介です。

 「信州これから会議、第2段階へ」ということで、昨年11月から信州これから会議を行っています。この会議は一人ひとりが抱くコロナ後の見通しや考えを持ち寄って、未来を語り合うことを通して、共に信州のこれからを創造していく試みです。

 2ページ目にありますように、第1段階は11月から12月にかけて、御覧の「働き方・暮らし方のこれから」以下、6テーマごとにワークショップを3回ずつ開催しました。県内外の様々な分野から55名の方々に参加いただき、活発な議論が繰り広げられたところです。

 主な内容はここにまとめてあるとおりですけれども、今後のヒントになるキーワードが出てきていると考えられます。

 なお、各テーマのファシリテーターを県の若手職員10名に務めていただきました。企画振興部のみならず、複数の部局の本庁、現地機関と多岐にわたっています。職員研修の一環として参加しやすい環境を整えていただいたこと、その上で各所属において快く派遣していただいたことに感謝申し上げますけれども、何よりもこの企画に積極的に関わってファシリテートしてくださった10名の職員の皆さんに心より敬意と感謝を申し上げます。

 積極性に加えまして、回を追うごとにスキルが向上している様子もうかがえて、学ぶ県組織を標榜する県庁のこれからもまだまだ捨てたものではないと思った次第です。

 1ページ目に戻っていただきまして、会議の様子は、記事配信サイトnoteで配信していますので、是非御覧いただき、フォローをお願いしたいと考えています。

 さて、第2段階ですけれども、第1段階で議論された内容を持ち寄って、テーマ横断的に議論をしていきたいと考えています。1月16日から2月13日までの3回、オンラインで開催します。初回の1月16日には、阿部知事にも御参加いただくこととなっています。

 仮の名称ですけれども、会議で展開された議論は「信州のこれから」という、未来像にまとめまして、策定に取りかかっている次期総合5か年計画などに役立てていきたいと考えています。以上です。

(関副知事)

 ただ今の説明につきまして、質問、御意見はありますか。よろしいでしょうか。

 全体を通じて知事から何かありますか。

(阿部知事)

 信州これから会議は、若い県職員にファシリテーターをやっていただいて、伊藤部長からも紹介していただいたように、頑張って活躍してもらっていて、大変ありがたいと思っています。

 信州これから会議でまとめられている内容は、私も報告を受けましたけれども、我々が考えなければいけない視点がかなり出てきているのではないかと思っています。県庁の中で議論していると、そうした視点にならないことも数多く出されてきていますので、各部局長の皆さんにも議論の内容をしっかり踏まえていただいて、今後の総合計画の取りまとめ等にも活かしていってほしいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。

(関副知事)

 以上で部局長会議を終わります。御苦労様でした。

(阿部知事)

 ありがとうございました。

会議資料

【協議事項】

【その他事項】

 

 

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