ホーム > 県政情報・統計 > 組織・行財政 > 組織・職員 > 部局長会議 > 部局長会議(2021年度) > 令和3年(2021年)10月25日部局長会議

ここから本文です。

更新日:2021年12月13日

令和3年(2021年)10月25日部局長会議録

時間:午前9時31分~午前10時05分

場所:県庁特別会議室

出席者:

阿部知事、関副知事、來山県警警務部長、原山教育長、小林公営企業管理者、五十嵐危機管理監、中村危機管理部長、伊藤企画振興部長、玉井総務部長、中坪県民文化部長、福田健康福祉部長、猿田環境部長、林産業政策監兼産業労働部長、渡辺観光部長、小林農政部長、井出林務部長、田下建設部長、鈴木会計管理者兼会計局長、松澤監査委員事務局長、宮原人事委員会事務局長、丸山労働委員会事務局長、高橋佐久地域振興局長、永原上田地域振興局長、小山諏訪地域振興局長、竹村上伊那地域振興局長、丹羽南信州地域振興局長、神事木曽地域振興局長、草間松本地域振興局長、滝沢北アルプス地域振興局長、吉沢長野地域振興局長、直江北信地域振興局長、矢後財政課長

(関副知事)

 おはようございます。それでは、部局長会議を開きます。

 冒頭、知事から何かありますか。

(阿部知事)

 特にいいです。

(関副知事)

 それでは、報告事項に入ります。

 当初予算編成方針について、財政課長、説明をお願いします。

(矢後財政課長)

 令和4年度の予算編成方針について御報告します。報告資料1-1により、概要を説明します。

 冒頭、予算編成方針の策定に当たり、県財政の現状認識、財政見通しといたしまして、詳細は3ページに別添1で、財政見通しをまとめていますが、今後の地方財政対策の動向にもよりますが、一般財源総額は令和3年度と同額が確保されることを仮定して、歳出面は社会保障関係費の自然増などもありますので、右下に収支差を書いていますが、145億円プラスアルファの収支差を見込んでいます。令和3年度の当初予算は127億円なので、そこから社会保障の関係で伸びている状況です。

 この現状認識を踏まえまして、2ページに予算要求基準をまとめています。中ほど下に部局長裁量経費などを記載していますが、令和3年度当初予算額の95%の範囲内での要求をお願いしています。

 1ページに戻って、予算編成に当たっての基本的考え方です。来年度が『しあわせ信州創造プラン2.0』の総仕上げの年です。政策推進の基本方針に沿った施策展開、重点目標の達成を意識しつつ、下に記載しています6つの重点テーマに財源と人的資源を重点的に投下していきたいと考えています。

 重点テーマとしまして、第1に新型コロナウイルス感染症、また、近年、度重なる災害が発生していますが、災害から県民の命・生活を守っていく観点。大きく2点目に、コロナ禍を経験する中で、社会的弱者と言われる方はかなり痛みが生じているということもありますので、その課題ですとか、社会経済環境の変化を捉えまして、誰一人取り残されない公正な社会づくり。また、産業・暮らしがコロナ禍でかなり傷んでいますので、その立て直し、回復、コロナ禍からの復興を図っていくこと。さらに県民一人一人、誰もが主体的に学び続けられる社会づくりを進めていくこと。最後に脱炭素社会の構築を引き続き重点テーマとして掲げました。

 中ほどから事業の構築に当たってのポイントをまとめています。13ページに事業構築・見直しの5か条を掲載していますが、特にここで申し上げたいこととして、質の高い事業の構築のところで、(1)で記載していますが、今回、創造経費などで新規事業を要求していただくに当たりましては、同規模の事業の廃止、同程度の事務量の削減で、働き方の見直しについても意をもって要求をいただければと思っています。事業のスクラップ・アンド・ビルドの徹底をお願いしたいと思っています。

 その下の具体的取組でも記載していますが、コロナを踏まえた対応で、現在もウェブ会議の活用ですとか、ペーパーレスの促進、また、テレワークも進めていただいていますが、感染症対応を契機とした業務の効率化、経費の縮減についても、めり張りをつける形で引き続きお願いしたいと考えています。

 創造経費以外の事業構築に当たりましても、脱炭素社会の構築の観点、DX、これらを意識した政策形成を引き続きよろしくお願いしたいと思っています。

 中ほどに戻って、効率的な予算編成として、財政課としても、目的ですとか、手順を明確にした作業依頼を含めて、予算編成に当たり、コミュニケーションをしっかり取らせていただきたいと思っています。また、資料の電子化、特に重要な案件につきましては、早い段階で方向性を明確化していく中で、予算編成作業の円滑化を図っていければと考えています。

 最後になりますが、予算要求基準でも記載していますが、各部局長の皆様には現地機関などの意見を踏まえつつ、また、仕事の見直し、業務の効率化、負担もかなり大きく出ていますので、そういうことにも意をもっていただき、これまでの取組の成果、課題を徹底検証した上で、事業を厳選して要求いただければと思っています。

 今後、国の補正予算などの動きもありますので、コロナ対応で、お忙しい中ではありますけれども、来年度当初予算がより良いものとなるように、一緒になって取り組んでいければと思っています。説明は以上になります。

(関副知事)

 ありがとうございました。

 ただいまの説明につきまして、補足、質問、御意見がありましたら、お願いします。総務部長、どうぞ。

(玉井総務部長)

 財政課長が申し上げたとおり、令和4年度の当初予算編成に当たっては、引き続き厳しい財政状況の下で取り組まなければいけないと思っています。

 特に2ページ目に記載の要求基準ですが、厳し目のものを入れさせていただいています。

 全体の県税収入はまだ不透明ですし、国の地財対策がどういった形で最終的に年末に決着するのか、これによっても大きな影響を受けようかと思っています。

 そういった中で、県としてもできるだけのこと、最大限の取組をしていかなければいけないと思っていますので、今後、事業の構築に向けて、各部局長さんの判断が特に求められるところが多いと思いますので、厳しい予算編成ですが、是非御協力をお願いしたいと思っています。

 また、国において、今後、大型補正の話もあろうかと思いますので、是非国の対応についても、それぞれ情報収集をしっかり早めにしていただいて、県として的確な対応ができればと考えていますので、よろしくお願いします。

(関副知事)

 ほかに質問、御意見はありますか。よろしいでしょうか。

 知事から何かありましたら、お願いします。

(阿部知事)

 予算編成方針に関して、私から何点か申し上げたいと思います。来年の予算の取りまとめに向けて、各部局それぞれで主体性を持って取り組んでいってほしいと思います。また、財政課と一緒にいい形の予算をつくるという観点で、協同・協力して取り組んでいってほしいと思います。

 当たり前のことを最初に言いますけれども、最少の経費で最大の効果が上がるようにしてほしいと思っています。予算編成の最後のところで知事査定もしますし、財政課との調整もあるわけですけれども、各部局が執行するわけですから、どうすればもっと効果的な仕事になるのか、もっと効率的な予算編成ができないか常に考えて取り組んでほしいと思います。最少の経費で最大の効果を上げることを改めて徹底してほしいと思います。

 2点目として、今回、重点テーマを6点掲げています。(1)の「新型コロナウイルス感染症から県民の命を守る」ところだけ、ほかと色彩が違っている部分がありますけれども、そのほか、災害に強い県づくり、コロナ禍からの復興、脱炭素社会の構築、誰一人取り残さない公正な社会づくり、誰もが主体的に学び続けられる社会づくり、これはいずれも全ての部局に関連していると思っています。災害だから何となく危機管理部と事業部局の話ではないかとか、あるいは脱炭素社会は環境部の話ではないかという観点を持たずに、それぞれの部局の仕事の中にこの視点をしっかり取り入れるように考えてほしいと思います。そういう意味でも、環境部から言われるから脱炭素だとか、知事から言われるから公正な社会づくりだということではなくて、部局長のリーダーシップの中で、これらのテーマをそれぞれの部局の施策の中に取り入れてほしいと思います。

 3点目、政策的な観点で予算を取りまとめてほしいと思っています。政策的な観点とは、要は予算を組み立てることが仕事ではないわけで、何を目的として行うのか。そのためにはもちろん予算が必要な部分もあると思いますけれども、人をどう配置するかとか、あるいは予算措置以外の取組へのアプローチ、例えば条例等による規制やルールづくりであったり、あるいはいろいろな団体との協働・共創であったり、そうしたことをトータルとして考える中で、真に必要な予算は何か考えていきたい。要は予算を中心に発想するのではなくて、政策目的、何を達成しなければいけないかという中で、予算をどう編成するかという観点で考えていきたいと思います。予算編成方針なので、放っておくと、どうしてもこれまでの予算を見て、予算を増やすとか、減らすの議論から入ってしまいがちだと思って言っていますので、もう一回、「この政策目的は何か」というところからしっかり問い直してほしいと思います。

 4点目ですが、ここに書いてあるようなテーマは、今までも取り組んできているものが多いと思います。時代が大きく変わってきているので、新しい政策を打ち出してもらうことも必要ではありますけれども、今、行っている取組をどう改善するか、どうイノベーションしていくのかという観点もしっかり持ってほしいと思います。予算編成の議論になると、新規施策ばかり議論しがちですけれども、それだとあまりいい予算にはならないのではないかと思っています。

 これまでに一体どういう成果が上がってきたのか、何をやってきたのかをしっかり踏まえた上で、改善・改良していってほしいと思います。そのために重要なことは、一体、今、何が問題なのか、何が課題なのかをしっかり把握してほしいと思います。当然県民の皆さんから見て課題や不十分な点は何か、あるいは現場の職員が何を感じているのかということを把握してもらった上で、施策の改善・改良を行ってほしいと思います。

 最後ですけれども、財政状況も非常に厳しくなっています。一方で、コロナ対応であったり、災害対応については、これまでも意識的に予算の重点配分をしてきていますので、従来以上にめり張りをしっかり効かせていかなければいけないと思います。そういう観点でスクラップ・アンド・ビルド、廃止する施策は思い切って廃止をしてほしいと思います。やめるほうがやり始めるより難しいことが多いと思いますので、財政課を中心にしながら議論してもらうと同時に、早め早めにやめるための相談もしてもらえればありがたいと思っています。

 いろいろなことを申し上げましたけれども、部局長の皆さんのリーダーシップをしっかり発揮してほしいということ、そして、各職員にも、今、私が申し上げたことを徹底してもらって、組織全体で方向性や問題意識を共有して予算編成を進めてほしいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。

(関副知事)

 その他に移りたいと思います。

 その他の事項についての質問、御意見は、全ての項目の説明が終わったところで一括してお願いします。

 まず初めに、中村危機管理部長から説明をお願いします。

(中村危機管理部長)

 その他資料1の信州防災アプリについてです。

 大きな災害が頻発しておりまして、逃げ遅れゼロを目指して、平時から災害に備えて防災を学んでいただく。災害時には早めの避難と安全な避難を支援するために、信州防災アプリを構築しまして、そこにも書いてありますけれども、10月8日に既に運用を開始しています。

 アプリですが、チラシにもありますけれども、トップ画面に全ての情報をほぼ集約しました。また、ワンタッチで情報にアクセス、例えば河川カメラの情報を表示することができるシステムにしてあります。

 また、「私の避難計画」というものがありまして、これはマイ・タイムラインなのですが、これも非常に簡単に作成できる機能としています。

 そして、いざというときには、避難情報がプッシュ通知されまして、作成した避難計画が自動表示されるといった特徴があります。

 ダウンロードはそこのQRコードを読み取っていただくと可能ですので、災害への備えとして、職員の皆さんにダウンロードして使っていただき、また、周りの方にも御紹介いただいて、御活用いただければと思います。よろしくお願いします。以上です。

(関副知事)

 次に中坪県民文化部長から説明をお願いします。

(中坪県民文化部長)

 その他資料2を御覧ください。

 来月11月は児童虐待防止推進月間となっています。社会全体で児童虐待に対する関心と理解を高めていただきたいということで、広報・啓発を集中的に行いたいと思います。

 初日の11月1日には、通勤・通学の時間帯にJR長野駅で、また、正午からは県庁の玄関ホールにおいて啓発活動を実施します。

 この啓発では、全国共通の児童虐待対応ダイヤル「189」、「いちはやく」と覚えていただきたいと思いますけれども、このダイヤルを多くの方に知っていただいて、社会全体で児童虐待に関わって、子どもの命を守っていく取組を重点的に進めていきたいと思います。

 県庁での啓発におきましては、虐待防止のシンボルであるオレンジリボンのピンバッジの販売を行いたいと思います。売上金については、「ながの子どもを虐待から守る会」、ボランティアで取り組んでいただいている皆さんの活動費に寄附をされますので、職員の皆様にも御協力をお願いします。

 3ページ目を御覧いただきたいと思いますが、カラーのチラシになっています。例年ですと、実行委員会でオレンジのたすきをかけて、実際にリレーを行っていますが、コロナ禍とで実施ができませんので、この月間中に「189」という数字にちなんだチャレンジを多くの方にしていただいて、その宣言をSNSに投稿いただく「広めよう!189(いちはやく)チャレンジ」を実施します。参加の方法については、チラシ、あるいはフェイスブックを御覧いただきたいと思いますが、個人、団体で参加可能となっています。

 こども若者局では、この月間中に、守る会、ボランティアの皆さんと職員でオレンジリボンを手づくりして、189人の方に言葉を添えてお渡ししようと考えていますし、私も個人として参加したいと思っています。職員、また、御家族の皆様にもこの取組に積極的に御参加いただきたいと思います。よろしくお願いします。

(関副知事)

 次に、林産業政策監兼産業労働部長から2件続けて説明をお願いします。

(林産業政策監兼産業労働部長)

 その他資料3を御覧ください。1点目は、令和3年最低賃金改定の履行確保のお願いです。

 10月1日に本県の最低賃金が28円引上げられ、877円となりました。今回の引上げ幅は過去最大となったところです。

 最低賃金は最低賃金法により会社員、パート、学生アルバイトなどの雇用形態にかかわらず、全ての労働者に適用されます。長野労働局の調査では、今回の改定で賃金引上げの対象は、県内の労働者の12.2%との結果が出ています。

 各部局と地域振興局を始め、現地機関の皆様には、最低賃金法の趣旨を御理解いただくとともに、県の直接的雇用はもとより、請負工事や指定管理、例えばシルバー人材センター等の委託等を行う際に、業務先において違反が発生することのないように、適正な価格での契約金額に見直しを行うなどの御配慮をお願いしたいと思っています。

 次にその他資料4を御覧いただきたいと思いますが、「職場いきいきアドバンスカンパニー認証制度」の御紹介とお願いです。

 職場いきいきアドバンスカンパニー認証制度は、各企業が雇用制度の整備や三六協定の締結はもとより、例えば社員の子育て応援宣言への登録、あるいはイクボス・温かボス宣言、県のSDGs推進企業の登録、教育活動や地域活動への支援等に取り組む企業を認証する制度ですが、そこにワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティ、ネクストジェネレーションの3つのコースと、全てを包括する上位認証としてアドバンスプラス制度を創設したところです。

 また、今回の改正に併せて一般公募でデザインを募集し、新たな認証マークを作成しました。新認証マークは矢印をモチーフにしながら、労働環境の向上と各コースの特徴を表現したものとなっています。

 去る10月7日に長野市芸術館において、10月1日付で認証となった110社に対する認証式を行い、このうちアドバンスプラス認証企業は22社でありまして、知事から直接認証書を交付したところです。

 本日、部局長の皆様に2点お願いしたいことがあります。

 1点は本制度の周知への御協力ですが、各企業のイメージアップにつながるとともに、各部局の施策の推進ともタイアップできるように、周知・広報に御協力いただければと思っています。

 もう一点は、認証企業に対する優遇制度です。既に認証企業に対する優遇制度を設けていただいている部局もありますけれども、職場環境づくりに取り組み、認証を目指す企業がさらに増えますように、優遇措置の検討について御協力いただければと思います。以上です。

(関副知事)

 次に、井出林務部長から説明をお願いします。

(井出林務部長)

 その他資料5を御覧ください。

 「木」は「十」と「八」の組合せになっていることにちなみまして、10月8日が木材利用促進の日、10月が木材利用促進月間になっています。

 全国で木づかい運動に関わる様々な取組が展開されていますけれども、長野県でも阿部知事が会長を務める日本みどりのプロジェクト推進協議会と長野県木材協同組合連合会などが主催をいたしまして、木材利用に関するセミナーを開催しましたので、御報告します。

 開催場所は1ページ目の左下にある飯山市文化交流館なちゅらという施設で、木材をふんだんに使った施設になっています。隈研吾さんの設計の施設です。

 実際に出席した方とオンラインとを合わせて300名を超える皆さんが参加しました。

 5つのセミナーが開催されましたけれども、隈研吾さんからは都市部での木材利用の重要性、あるいは新国立競技場の建設で信州カラマツが重要な材料として使われたといった話がございました。

 また、県外の取組事例として、日本みどりのプロジェクト会員であります高知県の梼原町から森林づくりと人材育成についての報告がございました。

 フィンランドからはオンライン形式で多様な木材利用の事例紹介で、石油由来の繊維の代替として木質繊維を使った衣類の開発といった、木材利用の大きな可能性についての話がありました。

 林務部としては、このようなセミナーを始め、様々な取組によって木材活用の機運を高め、さらなる木材利用の促進を図っていきたいと考えています。関係部局の皆様の積極的な木材利用をお願いします。以上です。

(関副知事)

 次に、伊藤企画振興部長から説明をお願いします。

(伊藤企画振興部長)

 その他資料6をお願いします。既に10月20日にプレスリリースしたものですけれども、長野県移住総合ウェブメディア、SuuHaa(スーハー)がグッドデザイン賞を受賞したものです。

 SuuHaaですけれども、昨年度からのコロナ禍における地方回帰の動きを捉えて移住を促進しようということで、総合情報発信ツールとして今年3月に開設したものです。なるべく若い人ということで、20代、30代をターゲットに長野県で暮らす、働く、つながるといった情報発信、長野県の空気を深く吸い込もうということで、SuuHaaというサイトを立ち上げました。

 真ん中辺に評価のポイントがあります。いろいろと書いてありますが、下から3行目ぐらいに「UIやUXにこだわり」とありますけれども、User Interfaceとか、User eXperienceと言われているものです。行政のこういったものは面白くないと言われているのですけれども、サイトが閲覧しやすいとか、分かりやすい、掲載されている移住に関する情報選びが楽しくわくわくするもの、とことんユーザー目線で考えていることが評価され、実際に問合せ数が増加と書いてあります。私どもの狙いどおり、このサイトを見ていただいて、資料請求というところがあるのですけれども、資料請求された方の7割が20~30代で、我々の狙いが少し当たったと考えています。

 ちなみに、県内の行政機関で運営をしているウェブメニュー、サイトとしては、グッドデザイン賞は初めての受賞ということになります。

 今後とも内容の充実を図り、移住の増加につなげていきたいと考えていますので、各部局、地域振興局の皆さんにも、長野県の魅力向上に引き続き努めていただければと思いますので、御協力よろしくお願いします。以上です。

(関副知事)

 ここまでの説明につきまして、一括して質問、御意見がありましたら、お願いします。どうぞ。

(阿部知事)

 信州防災アプリはいいものをつくってもらったと思っているのですが、災害時はアクセスが集中すると思うのだけれども、その辺は大丈夫ですか。広めなければいけないから、いろいろな人にアプリを入れてねと言ったはいいけれども、災害時にうまく使えませんという話だと困るので、そこら辺はどういう状況ですか。

(中村危機管理部長)

 今10万ダウンロードを目標にやっていまして、それまで十分円滑に動くようなシステムになっています。

(阿部知事)

 今はどれぐらいですか。

(中村危機管理部長)

 今、7,000まで行きました。

(阿部知事)

 まだまだですね。

(中村危機管理部長)

 まだまだで、これからです。

(阿部知事)

 私もアピールしなければいけないと思っているのだけれども、災害なので、ちゃんと使える環境を維持することが大事なので、そこはよく確認しながら、日々チェックしておいてください。

(中村危機管理部長)

 分かりました。

(関副知事)

 ほかにはありますか。

 知事、全体を通してありましたら、お願いします。

(阿部知事)

 防災アプリは是非多くの皆さんに使ってもらえればと思いますので、よろしくお願いします。

 「189(いちはやく)」は、県庁の中でも広げるプロジェクトをいろいろと考えてもらえればありがたいと思うので、県民文化部でアピールをしてもらえればと思います。

 職場いきいきアドバンスカンパニー認証制度も、登録していただいた企業をしっかり発信することが重要だと思うので、そこのPRは産業労働部で是非よろしくお願いします。

 WOOD CHANGE!、SuuHaaの話がありましたけれども、木材利用の促進、移住の促進はしっかり進めてほしいと思っています。

 週末、日本みどりのプロジェクトの「GO GREENプロジェクト」で、松本でシンポジウムがあったので、私も参加してきましたけれども、日本全体で緑を広げる、緑を活かす、緑を育む、こうしたプロジェクトをしっかり進めていきたいと思っているので、まず県内の市町村にはもっと呼びかけて協力してほしいと思っています。

 長野県として森林整備、あるいは木の活用をさらに進めると同時に、緑を求めて観光にいらっしゃる方たち、あるいはリゾートテレワークで来られる人たちをしっかり迎えられるようにしていく必要があると思うので、緑を中心にした取組は林務部だけではなくて、各部局でいろいろ工夫をしていってもらえればありがたいと思います。特にWOOD CHANGE!のところは、産業労働部とも連携していろいろ考えてもらえるといいのではないかと思いますので、よろしくお願いします。

 SuuHaaに関連して、昨日、銀座NAGANOの5階のフロアが新しく開設されたので行ってきました。昨日行ったら、1階も非常に混み合っていて、ワンフロア広げてもまだまだ手狭で、入場制限をしてみんな外で並んでいる状況だったので、非常に多くの皆さんに御利用いただけて大変ありがたいと思っています。

 7年が経過して、コロナの影響等はありましたけれども、累計で530万人の方に御利用いただけているということで、当初目的としていた機能はほぼ果たしてくることができたのではないかと思います。引き続き、ふるさと回帰支援センターともしっかり連携しながら、移住者の窓口としても、長野県の「ヒト・コト・モノ」を発信する拠点としてもしっかりと発展していくように、東京との行き来が大分制約されていたので、銀座NAGANOのことは忘れられかけている部分もあるかもしれないのですけれども、もう一回、活用の在り方については、各部局でも考えてもらえればと思います。

 中央区の山本区長さんも御来賓でお越しいただいたのでお話をしたら、首都高の一部を廃止する動きがあるらしくて、その後は高速の上を緑化したいという話がありました。是非長野県も協力してくださいというお話があったので、長野県においても街中の緑を増やそうという取組をしていますけれども、大都市の緑を増やす取組にも協力していければと思いますので、よろしくお願いします。私からは以上です。

(関副知事)

 以上で部局長会議を終わりにします。御苦労様でした。

(阿部知事)

 どうもありがとうございました。

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

総務部秘書課

電話番号:026-232-2002

ファックス:026-235-6232

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?