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更新日:2024年4月9日

野菜花き試験場

受粉作業で大忙し・・・アブラナ科野菜の原原種生産

野菜花き試験場育種部では、野菜の新品種育成を行っていますが、それとともに大切なのがこれまで育成してきた野菜の種の親となる原々種の生産です。キャベツやダイコンなどのアブラナ科野菜は交配種(F1品種)が主体となるため、雌親と雄親を毎年維持していかなければなりません。この採種業務も育種部の重要な仕事となっています。
3月から4月にかけて世間では桜の開花がニュースになりますが、育種部のハウスでは、この時期にノザワナやキャベツ、ダイコンなどが花盛りを迎えています。アブラナ科の野菜の花は低温に遭遇することで花芽を分化し、その後暖かくなると花茎を伸ばして花を咲かせます。露地では4~5月に菜の花が満開となりますが、加温しているハウス内では一足先に花が咲いています。ハウス内では採種のための受粉作業に、忙しい日々が続いています。

ダイコンの花 ピンクの花

ダイコンの花(白色が多いですが、ピンク色もあります)

受粉作業1 受粉作業2

ダイコンの受粉作業
(めしべを傷つけないよう、精密ピンセットで受粉しています)

お問い合わせ

所属課室:長野県野菜花き試験場 

長野県塩尻市大字宗賀字床尾1066-1

電話番号:0263-52-1148

ファックス番号:0263-54-6340

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