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更新日:2025年5月16日
野菜花き試験場
長野県のアスパラガス栽培は、全国第8位(令和5年度:収穫量1,420トン、作付面積545ha)の産地です(平成17年までは全国1位でしたが、徐々に減少しています。)。
野菜花き試験場では、アスパラガスの生産力向上に向け、「枠板式高畝栽培」(香川県農業試験場で開発された新たな栽培方法)の本県における適応性について検討を進めています。この栽培法の狙いは、(1)改植が必要となったほ場において安定的に改植ができること、(2)排水不良ほ場における根域確保による生育改善、(3)収穫・管理作業の軽労化などです。香川県ではハウス栽培が主体であるのに対し、本県は露地栽培や小型ハウス栽培が主体であるため本県オリジナル「枠板式高畝栽培」について研究しています。
昨年度は、従来の平畝栽培から枠板式高畝栽培への改植時の「既存株埋没改植法」を提案しました。
今春も4月上旬から収穫が始まり、5月中旬現在、最盛期を迎え収量調査もピークを迎えています。試験場の研究成果からアスパラガス生産上の諸問題が改善され、長野県のアスパラガスの生産振興につながるよう取り組んでいます。
本県オリジナル「枠板式高畝栽培」
「枠板式高畝栽培」での収穫作業
埋没改植法による改植後の模式図