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更新日:2026年4月23日
長野県内でのアカモズの主要な生息地で、観察や撮影が原因で、親鳥が抱卵や給餌をやめてしまう事例が起きています。アカモズの生息環境の悪化により、アカモズの絶滅危険性が高くなってしまいます。
県内の主要なアカモズの生息地は農地や住宅地であり、私有地であることや駐車場の有無の観点で撮影・観察ができる体制が整っていませんので、私有地への無断立ち入りや駐車は地域や住民の皆様への迷惑となります。アカモズを観察する際は、下記及び添付のチラシの「観察マナー」を守り、地域の方・長野県希少野生動植物保護監視員の声を聞いていただますようお願い致します。
分類:スズメ目モズ科

生態:5~8月頃まで日本で繁殖し、冬は東南アジアで過ごします
状況:分布域は過去100年間で1割以下に減少し、現在は北海道と長野県に約200羽のみが確認されています
・環境省版レッドリスト/絶滅危惧種 IA類(2015)
・長野県レッドリスト/絶滅危惧種 IB 類(2026)
法令指定:国/国内希少野生動植物種(2021年1月指定)※種の保存法
長野県/長野県希少野生動植物種(2025年1月指定)※長野県希少野生動植物保護条例
(1)観察はアカモズから十分に距離を取り、短時間にとどめてください。
離れて観察していてもアカモズが警戒しているときは、その場から離れてください。長時間の観察行為により、天敵に巣の場所 が見つかってしまうこともあります
(2)巣を見つけた場合、決して近づかないでください
(3)農地や私有地へ立ち入らないでください
(4)地域の方々の生活へ配慮してください
路上駐車をしない、三脚を設置しない、住居近くで撮影しないなど、地域の生活を優先してください。地域の方や保護監視員からの指示があった場合は従ってください。
(1)アカモズがギチギチギチと激しく鳴く
(2)尾羽を開閉させながら上下に振る
(3)餌を咥えたままじっと動かない
(4)近くまで寄っても逃げない
(5)鳴きながら近寄ってくる
これらはアカモズが観察者を極めて強く警戒しており、抱卵の放棄やヒナの餓死を招きうる状況にあることを意味します。
すぐに観察をやめて、その場を離れてください。(警戒行動の詳細は別添チラシ参照)
⚠過去にもアカモズが警戒行動をした状況で観察続けた結果、アカモズの生育に悪影響を及ぼした事例が報告されています。
アカモズは種の保存法・長野県希少野生動植物保護条例で保護が必要な種に指定され、官民共同で保護活動に取り組んでいます。
アカモズは絶滅の危険性が高く、生息地も非常に限られている鳥です。多くの方の様々な保護活動や思いによって、かろうじて存続してきました。アカモズへの負担を最小限にするため、観察の際には十分な配慮をお願い致します。
長野県では、地域の方や長野県希少野生動植物保護監視員と連携して生息地での保護活動に取り組んでいます。
観察の際にはお声かけをさせていただくこともありますが、観察の際にはこうした方々の声をお聞きいただくようにお願い致します。
希少野生動植物保護回復事業計画(アカモズ)(PDF:2,076KB)
長野県では保護回復事業計画を策定し、官民連携で保護に取り組んでいます。
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