感染症情報(2025年第50週)
長野県(健康福祉部疾病・感染症対策課)プレスリリース令和7年(2025年)12月17日
2025年第50週(2025年12月8日~12月14日)の感染症の発生情報です。
主な発生動向
- インフルエンザの報告数は前週から減少しました(前週:57.04人/定点→今週:46.64人/定点)が、引き続き「かからない」「うつらない」ように十分注意し、感染予防・拡大防止を心掛けましょう。
- マイコプラズマ肺炎の報告数は前週から増加しました(前週:1.00人/定点→今週:1.33人/定点)。
- 感染性胃腸炎の報告数は前週から減少しました(前週:3.30人/定点→今週:2.84人/定点)。
- 新型コロナウイルス感染症の報告数は前週から減少しました(前週:2.44人/定点→今週:2.36人/定点)。
注意が必要な感染症等
インフルエンザにかからないようにするには
- 外出後の流水・石けんによる手洗い、アルコール製剤による手指消毒を行いましょう。
- 室内は適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
- 室内のこまめな換気を行いましょう。(冬場の換気は室内温度が低下するので、暖房器具を使用しながら行いましょう)
- 体の抵抗力を高めるため、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心掛けましょう。
- 人混みへ出かける際、マスクの着用は一つの予防策として有効です。
- ワクチン接種も有効です。(インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化予防に有効とされています。)
インフルエンザをうつさないようにするには
- 咳やくしゃみ等の症状がある場合には、マスクの着用を含む咳エチケットを心掛けましょう。
- 症状がある場合には、登校や出勤、外出を控えることを検討しましょう。
年末年始に海外へ出かける方へ
海外では、国内に常在しない感染症や、国内よりも高い頻度で発生している感染症が報告されています。海外渡航中に感染症にかかることなく、安全で快適に旅行し、帰国することができるよう、渡航先の衛生状態や感染症の流行状況を知って、感染症にかからないよう注意しましょう。
〇長野県「海外渡航の際には感染症にご注意を」
第51週は令和7年12月24日(水曜日)発行予定です。
「長野県感染症情報」も併せてご覧ください。
関連資料
長野県感染症情報2025年(令和7年)第50週(PDF:306KB)