県内産山菜の放射性物質測定結果（平成29年度）

長野市、中野市、軽井沢町、野沢温泉村及び木島平村産のコシアブラ、軽井沢町産のタラノメ、ゼンマイ及びコゴミ（野生）については、食品衛生法の基準値を超える放射性セシウムが検出されているため、採取、出荷及び摂取の自粛をお願いしています。

【出荷制限等を要請した市町村における検査結果について】
長野市、中野市、軽井沢町、野沢温泉村及び木島平村産のコシアブラ、及び軽井沢町産のタラノメ、ゼンマイ及びコゴミ（野生）につきましては、既に出荷等を控えていただくよう要請しております。
当該市町村における当該品目の検査結果の中には、基準値を超えないものもありますが、確実な安全性が担保されておりませんので、採取、出荷及び摂取の自粛を、引き続きお願いします。

 

【基準値】放射性セシウム：100Bq/kg

今回、山菜類の検査を行った検体の結果は、下表のとおりです。
引き続き、県民の皆様に安心していただけるよう、随時、検査を実施し公表してまいります。

発表日	検体	放射性セシウム Cs-134 （Bq/kg）	放射性セシウム Cs-137 （Bq/kg）	放射性セシウム 合計 （Bq/kg）	採取場所	採取月日	検査機関
5月23日	タラノメ （野生）	4.2 （3.62）	27 （3.91）	31	御代田町	5月17日	長野県環境 保全研究所
5月23日	タラノメ （野生）	不検出 （4.42）	不検出 （3.93）	不検出	佐久穂町	5月10日	長野県環境 保全研究所
5月19日	コシアブラ（野生）	12.3 （4.26）	120 （3.96）	130	中野市	5月16日	日本環境科学(株)
5月18日	コシアブラ （野生）	22.4 （4.96）	170 （4.29）	190	長野市	5月15日	日本環境科学(株)
5月16日	タラノメ （野生）	25.4 （4.52）	208 （4.43）	230	軽井沢町	5月10日	日本環境科学(株)
5月16日	タラノメ （野生）	8.16 （3.59）	48.8 （4.87）	57	軽井沢町	5月10日	日本環境科学(株)
5月16日	タラノメ （野生）	7.18 （2.92）	36.9 （3.97）	44	軽井沢町	5月10日	日本環境科学（株）
5月16日	タラノメ （野生）	5.21 （4.92）	51.2 （4.75）	56	軽井沢町	5月10日	日本環境科学（株）
5月16日	コシアブラ （野生）	50.7 （5.03）	355 （4.19）	410	軽井沢町	5月10日	日本環境科学（株）
5月16日	コシアブラ （野生）	23.7 （4.13）	139 （5.31）	160	軽井沢町	5月10日	日本環境科学(株)
5月16日	コゴミ （野生）	17.9 （4.42）	139 （4.26）	160	軽井沢町	5月10日	日本環境科学(株)

 

検査機関／使用している検出器

• 長野県環境保全研究所／ゲルマニウム半導体検出器
• 日本環境科学（株）/ゲルマニウム半導体検出器
  （国支援事業による指定検査機関、所在地は山形県山形市）

 

測定結果について

• ゲルマニウム半導体検出器は、放射性セシウム濃度を核種ごと（Cs-134、Cs-137）に測定できる精密な検出器であり、放射性セシウム濃度の測定値を確定します。
• Cs-134とCs-137の測定値の合計については、厚生労働省から示された試験法に基づく結果を掲載しているため、一致しない場合があります。
• また、検体ごとの検出下限値（数値の下段に括弧書きで示しています。）より低い場合は、「不検出」としています。

 

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