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更新日:2024年10月28日
他県ではソーラーパネルが山肌に敷き詰められ、美しい日本が失われています。
長野県は自然豊かな観光地として、ソーラーパネルを、森林を伐採してまで設置すべきではないとお思います。この件に関してどうお考えでしょうか?
条例などで長野県ではこれ以上のソーラーパネル設置はできないようにしていただけませんか?
長野の観光資源と環境を守り、動植物を守り、災害のない県にするためにもどうかご検討ください。
長野県環境部長の諏訪孝治と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました太陽光発電に関するご意見について、お答えします。
この度いただきましたご意見を拝見し、太陽光発電施設の設置による自然環境や防災面等への影響をご心配されていることと拝察いたします。
県としては、2050年ゼロカーボン社会の実現に向けて、太陽光発電の普及を推進しておりますが、ご懸念の森林開発を伴う太陽光発電施設の設置につきましては、景観や自然環境の保全、県民の安全確保に十分配慮した上で、事業を推進することが重要と考えております。
このため本県では、昨年10月に「長野県地域と調和した太陽光発電事業の推進に関する条例」(以下「条例」という。)を制定し、本年4月から施行しております。この条例では、森林の防災・環境面での重要な機能に鑑み、森林伐採を伴う10kW以上の太陽光発電事業については、知事の許可を必要としています。
また、事業者には自然環境等の保全についての検討を義務付けているほか、地域住民に対して説明会の開催を義務付けることにより事業に対する地域住民の意見を反映する機会を確保するとともに、事業基本計画の段階から太陽光発電施設が撤去されるまでの間の手続について、ホームページに公表することで事業の透明性を確保しているところです。
長野県内の太陽光発電事業が景観や自然環境の保全及び県民の安全を確保し、地域と調和したものとなるように、引き続き、条例の適切な運用に努めてまいります。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、ゼロカーボン推進室長:平林高広、担当:再生可能エネルギー係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:環境部/ゼロカーボン推進室/再生可能エネルギー係/電話026-235-7179/メールzerocarbon(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:くらし・生活環境)(月別:2024年5月)2024000112
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