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更新日:2023年12月28日

路線バスの運転手不足について

ご意見(2023年11月22日受付:Eメール)

路線バスの運転手不足の件ですが、2024年4月から、運輸業界での労働時間に関する規制の変更などもあって状況はかなり深刻なようで、県内事業者においても運転手不足を理由に路線バスの運行本数の削減が進められています。
しかしながら、路線バスを減便している一部の県内事業者においては貸切バス事業においては台数口の仕事を多く受注し、県外への泊り仕事なども受注して続けています。これは儲からない路線バス事業を削減して利益のある貸切バスへシフトしているということです。こういう状況になる背景としては、路線バス事業で収益を確保できないという構造上の問題ではないでしょうか。今後、路線バスの運行を維持していくためには事業者が貸切バス以上に路線バスで収益を上げられるようにしていかなければ事業者は今後も路線バスを削減し続けると思います。県にはそういう事業者の事業背景を踏まえて路線バスを維持していく施策を考えて頂きたいと思います。

回答(2023年11月30日回答)

長野県交通政策局長の小林真人と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました、路線バスの維持・確保に関する提案についてお答えいたします。

この度は、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。

投稿者様のおっしゃるとおり、県内では運転手不足を背景に路線バスの減便が起きており、公共交通の維持・確保は県としても深刻な課題であると認識しております。
県といたしましては、市町村間を跨ぐ広域的、幹線バス路線への運行経費補助、厳しい経営環境にあるバス事業者の運行継続に要する経費の助成、大型・中型第二種免許の取得支援、長野県バス協会が行う広報活動への支援等により路線バスの維持・確保に取り組んできたところです。また、バス・タクシー・トラック事業者が行う採用活動の支援を目的とした補正予算案を11月県議会に提出し、運転手確保の支援を行う予定でございます。今後も上記の施策に加え、バス事業者と連携し効果的な施策を展開し、路線バスの維持・確保に取り組んでまいります。

以上、ご提案への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、交通政策課長:丸山正徳、担当:交通企画係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:企画振興部/交通政策局/交通政策課/交通企画係/電話026-235-7015/メールkotsu(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:交通)(月別:2023年11月)2023000541

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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