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更新日:2023年10月31日

松本糸魚川連絡道計画の進め方について

ご意見(2023年9月7日受付:Eメール)

長野県建設部長殿

6月に松本糸魚川連絡道の計画の進め方に関して、疑問の投書をさせて頂き、建設部長殿から今後丁寧な説明をしていく旨の返信を頂きましたが、投書しました疑問について回答を頂きたかったので、その後直接ご担当の職員に電話を掛け、疑問に対しての意見交換を申し入れさせて頂きました。しかし残念ながらそれには応じて頂けず、大町建設事務所の担当職員に問い合わせるように言われました。そのような経緯で9月5日に大町建設事務所の職員と意見交換会をさせて頂きましたが、結局私の疑問が晴れることはありませんでしたので、再度投書をさせて頂きます。
意見交換会の内容を簡単に纏めると以下になります。
〈私〉H31年2月4日に行われた安曇野市の説明会資料の中に、県建設部長殿の回答として”ルート案を検討する過程から、地域の皆様と意見交換を行い、ルート案を決定していきます“とある。これは大町市街地区間には当てはまらないのか。市民からルート案に対する数多くの意見があっても市からの要望がないかぎり意見はルート案に反映しないということなのか。
〈建設事務所〉安曇野市での当初は、県側から一方的にBルートが最良と通知した。このことで市民から猛反対があり、要望書が提出されたので、段階を踏み直して再検討した。大町市街地区間も安曇野市の再検討と同じやり方をしている。
〈私〉大町市外地区間の始点側と終点側は安曇野市の当初と同じ状況である。始点側と終点側は県からの一方的な1ルートしかなく、幅の広いルート帯の第1段階で出された市民の心配(西ルートだと田園やアルプスの景観が壊れる)が無視されたように田園を縫うようなルートになっている。安曇野では現道活用案(県道案)を含むルート案が追加され、5つの複数ルート案を評価した。大町市街地区間でもルートに反対の意見や代替ルートの意見が出ているのに否定する説明ばかりでなぜ案に追加して評価しないのか。
〈建設事務所〉安曇野市でも考えられる全てのルートを案にしたわけでは無く、実現が困難な案は排除している。大町市街地区間の例えば現道活用案(市道案)も実現困難なので案に追加できない。安曇野市と同様の考え方である。
〈私〉安曇野市の現道活用案(県道案)のほうが信号も多くよほど困難に見える。県の説明にある出来ない理由の解決策は素人の私でも思いつく。出来ない理由を並べるのでは無く、こうすれば出来るという案を作って今のルート案に追加し、透明性・公平性・客観性を確保してルート選定することがガイドラインの趣旨に沿うことになるのでは無いか。

そのあと私から、こうすれば現道活用案、高瀬川沿い案、も実現可能ではないかという話をし、建設事務所の職員は理解して頂きましたが、案に追加して頂けるかという申し入れに対しては、ルート案反対の意見ばかりで無く早く実現してほしい、という声も多くあるのでと否定的でした。大町市の団体が早期着工を望む集会を開いていたことは知っていますが、ガイドラインの透明性・公平性・客観性よりも優先するなにか大きな力が働いているように思えてなりませんでした。

また、少し話から外れお節介のようですが、建設事務所はオープンハウスの意見にもたくさんの早期着工を望む意見があると言っておられましたが、オープンハウスのアンケートには市役所職員も入れており、推進する市役所の意見が混じっていることを理解してください。結果は推進側に触れていると思われるので、この結果で推進の意見が反対より多いとの判断はできないと思います。

長野県建設部長殿、お願いです。私の疑問に答えてください。安曇野市の回答にあるようにルート案に市民の意見をとり入れてください。どうぞ宜しくお願い致します。

回答(2023年9月14日回答)

長野県建設部長の新田恭士と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた、松本糸魚川連絡道路計画の進め方に関するご意見についてお答えいたします。
大町市街地区間につきましては、地域住民の皆様の意見を可能な限り計画に反映させるため、平成30年度の幅の広いルート帯の検討から段階を踏み、全体説明会や地区説明会など地域住民の皆様に説明を行い、ご意見に対してお答えしながら進めてきているところです。

昨年10月22日の説明会、本年2月10日から13日のオープンハウス、7月30日と8月1日の住民説明会、8月10日と8月11日のオープンハウスにおいて、現道活用案は、道路の機能確保の面や地域への影響が大きくなること、また、高瀬川沿い案は、費用対効果が小さく、公共事業として実施するには現実的な案ではないことから、ルート案として設定しないと判断した経緯を説明させていただきました。
投稿者様には、大町建設事務所において改めて県の考え方をご説明させていただくとともに、意見交換する機会を設けさせていただきたいと考えています。

以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、道路建設課長栗林一彦、担当:計画調整係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:建設部/道路建設課/計画調整係/電話026-235-7304/メールmichiken(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:まち・みち・かわづくり)(月別:2023年9月)2023000369

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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