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更新日:2021年10月29日

騒音公害対策について

ご意見(2021年9月14日受付:Eメール)

近年、バイク愛好者の増加に伴い私の住んでいる地域にもバイクツーリング者が、特に連休休日は県外から押し寄せてきます。中には20台近くのバイクグループが爆音を轟かせ、時には大音量の音楽と共に通過して行ったり、ガソリンスタンドや駐車場で空吹かししたり、住民に対する気配り配慮が全く足りていません。ご存じのとおり田舎は高齢者が多く、休日はゆっくり穏やかに過ごすのが当たり前のはずが、爆音のバイクがひっきりなしに通過すると落ち着いてテレビを見ることも会話することもままなりません。畑仕事していても庭の手入れをしていても同じです。こんなご時世だから密を避けて都会から田舎にドライブ・ツーリングしたいという都会人の気持ちは分かりますが、爆音まで持ち込んで来る必要はないと思います。自分たちの勝手が田舎人の生活を害していることに気付いてもらいたい。ツーリングに来るなら静かに走って来てもらいたい。来るのが目的ならなにもわざわざ爆音出す必要は無いはずです。
ここまでは実情と文句ですが、きっと他の地域観光地でも同じような悩みを抱えているのではないでしょうか?と考えます。

そこで県への提案ですが、県としての観光地騒音公害条例・基準(仮)を設けて頂きたいです。例えばですが、昼間の車両騒音基準○○db以下、夜間は○○db以下で走行。集音マイクを道路の要所に設置して、100m先に電光掲示板で騒音量dbを表示、県の基準を超えている等の警告表示をする。騒音基準を超えた走行を10km以上行った場合はカメラでナンバー撮影の上で罰金請求。(速度違反と同じしくみ)
空吹かし通報制度を作り、県警(最寄りの警察署、駐在所)が警告に出動する。
また、不必要な爆音を出すバイクは不良・不法改造として罰金、部品のメーカー及び改造を行ったバイクショップや修理店は実名公表(コロナクラスター感染防止措置と同じ)にする。

以上のような条例基準を制定していただき、長野県が平穏で人と環境に優しい観光県であり続けられるようにして頂きたく、ご検討をお願い致します。

回答(2021年9月22日回答)

長野県環境部長の猿田吉秀と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた騒音公害対策に関するご意見について、お答えいたします。

この度は、観光地における自動車やバイクの騒音を規制する条例及び基準に関して、ご意見をお寄せいただきましてありがとうございます。
バイク等の交通騒音に対して、ご不快な思いをされていることと拝察いたします。

自動車の走行に伴う交通騒音については、騒音規制法第16条に基づき、各自動車(二輪車も含む)から発生する騒音の許容限度が定められております。この規定により、一台一台の自動車の生産販売や運転の段階において実体的に騒音規制が行われています。また、環境基本法第16条第1項の規定に基づき、地域の類型及び時間の区分ごとに環境基準が定められております。
なお、バイク等の空ぶかしや消音機等の不備、著しい騒音を生じさせるような運転等の運転者に対する取締りや指導は、「道路交通法」に基づいて行われております。「道路交通法」の内容の詳細につきましては、恐れ入りますが長野県警察本部にお問合せください。

環境部といたしましては、道路周辺の環境を総合的に保全するための施策に取り組み、状況を注視してまいります。
また、この度いただいたご意見は長野県警察本部にも共有させていただき、道路周辺の環境をよりよくするために参考とさせていただきます。

以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、水大気環境課長仙波道則、担当:大気保全係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:環境部/水大気環境課/大気保全係/電話026-235-7177/メールmizutaiki(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:くらし・生活環境)(月別:2021年9月)2021000788

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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