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更新日:2013年6月23日

浅川ダムに関する疑問にお答えします。(7)

(当ページは作成途中段階のものであり、今後も質問項目や関連情報を追加していく他、適宜文言の修正があることをご了承ください。)

7.河川整備計画の策定手続きについて



7-1.住民意見聴取、学識経験者意見聴取など、河川法に定める、計画策定に必要な手続きは適切に行われたのでしょうか?


7-2.住民説明会や公聴会ではダム反対意見が多かったのではないでしょうか?

 

 

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7-1.住民意見聴取、学識経験者意見聴取など、河川法に定める、計画策定に必要な手続きは適切に行われたのでしょうか?


○長野県は、「信濃川水系長野圏域河川整備計画(浅川)」の策定にあたり、河川整備計画原案の公表(平成19年4月18日)以降、河川法(以下「法」という。)第16条の2の規定に則り、適切に手続きを行っております。

この条文では、河川整備計画策定に係る手続きを次のように示しています。
(参考:河川整備計画策定に係る流れ図(外部サイト)(国土交通省のホームページにリンク))

1.河川整備計画の原案を公表

2.河川に関し学識経験を有する者の意見の聴取(当条文の第3項)
公聴会の開催等関係住民の意見を反映させるために必要な措置(同第4項)

3.河川整備計画の案の作成

4.関係市町村長の意見の聴取(同第5項)

5.河川整備計画の決定・公表

 

 

上記2.の「河川に関し学識経験を有する者の意見」については、以下のとおり聴取を行っております。
・第1回会議:平成19年5月9日(河川整備計画原案の説明及び現地視察を実施)
・第2回会議:平成19年6月6日(学識経験者からの意見聴取)
・第3回会議:平成19年6月12日(ダムの安全性について意見聴取、とりまとめ)

 


○同じく上記2.の「公聴会の開催等関係住民の意見を反映させるために必要な措置」については、住民説明会及び公聴会等を以下のとおり実施しました。
1)住民説明会
・第1回:平成19年4月24日(長野市浅川公民館)
・第2回:平成19年4月25日(長野市豊野老人福祉センター)

2)公聴会
・第1回:平成19年5月18日(長野市浅川公民館)
・第2回:平成19年5月19日(長野市豊野老人福祉センター)
・第3回:平成19年5月20日(長野市浅川公民館)

公聴会については、公述申出者が108名あり、そのうち94名が公述を行いました。

3)河川整備計画原案の閲覧
・閲覧期間:平成19年4月18日から平成19年5月18日まで
・閲覧場所:長野県ホームページ、長野県河川課、長野建設事務所、浅川改良事務所、長野市河川課、
長野市各支所、小布施町役場

4)その他
・第15回浅川流域協議会:平成19年4月23日(長野市豊野老人福祉センター)
・第16回浅川流域協議会:平成19年5月15日(長野市長野市豊野支所)

以上の手続きの後、学識経験者や関係住民の意見を反映させた河川整備計画(案)を作成し、上記4.のように関係市町の長(長野市長、小布施町長)に意見を求め、平成19年6月26日に長野市長及び小布施町長より同意する旨の意見書をいただきました。

その後、県は、当河川整備計画(案)について、法第79条第1項の規定に基づき、平成19年7月9日に国土交通大臣(関東地方整備局長)あて認可申請を行い、同年8月22日に認可を受けました。

河川法施行令第53条第3項により、認可権限は地方整備局長に委任されています。

参考:河川法の条文(別ウィンドウで外部サイトが開きます)(「法令データ提供システム/総務省行政管理局」にリンク)

 

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7-2.住民説明会や公聴会ではダム反対意見が多かったのではないでしょうか?


○県では、浅川ダム建設に関し、様々な意見があることを十分認識しております。

県は河川管理者として、浅川流域住民の生命・財産を水害から守るため、遊水地、ため池利用などダムによらない対策も含め様々な治水対策を、住民参加のもと立案・検討し、また、ダムの安全性についても合計8,000mに及ぶボーリング調査、横坑調査や模型実験などを実施し、様々な検討を行い、問題のないことを確認したうえで、現在の「河川改修」+「治水専用ダム」を組み合わせた対策が、最も低コストで実施できる対策であり最適であるという判断に至りました。

その後、7-1で記述しているように、学識経験者や関係住民の方々などのご意見を伺い、最終的には関係自治体の長である長野市長、小布施町長の同意を得て、浅川ダムの建設や内水対策の実施も含んだ河川整備計画を策定いたしました。


○関係住民の方々からのご意見ですが、平成19年4月24、25日に行われた2回の住民説明会では、「ダムは危険である」、「ダムは必要ない」という反対意見も出されました。

平成19年5月18日から3回行われた公聴会では、公述申出者108名のうち94名の方が公述し、ダムの早期実現を望むなど賛成意見も多く出されました。なお、公述申出者の内訳は、ダム建設賛成58名、反対48名、その他2名となっています。

また、この間、5月25日には、浅川流域に関係する自治体、自治体の議会、自治会などで構成する「浅川改修期成同盟会」からも、浅川ダムの早期着手の要望を受けております。

 

参考:学識経験者のご意見とこれに対する県の考え方について(PDF:20KB)
(学識経験者の方々からはダム建設の賛否に係る意見はいただいておりません)
参考:公聴会における地域の皆様のご意見とこれに対する県の考え方について(PDF:20KB)

参考:公述をいただいた皆様の全てのご意見

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お問い合わせ

建設部河川課

電話番号:026-235-7308

ファックス:026-225-7069

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