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更新日:2024年3月4日

環境保全研究所

食品・生活衛生部の業務風景

食品・生活衛生部で行っている調査・研究や日常の出来事などの業務風景を掲載しています。

 菅平薬草栽培試験地で、生薬の採取を行いました(令和5年10月25日)

 令和5年10月25日、長野県薬剤師会 薬草の森りんどう~菅平薬草栽培試験地~にて、シャクヤクの採取を行いました。シャクヤクは様々な漢方薬に原料として使われています。

 10~15℃という肌寒い気温ではありましたが、すがすがしい秋晴れの中、作業を行うことができました。基本的には、根の部分をスコップで掘り上げていきます。根の張り具合を確認しながら、途中で根を切断しないよう慎重に作業を進めていきました。

 

シャクヤク掘り上げの様子 掘り上げたシャクヤク
薬草園の様子(令和5年10月25日) 薬草園の様子(令和5年10月25日)

 菅平薬草栽培試験地で、生薬の採取を行いました(令和5年9月12日)

 令和5年9月12日、長野県薬剤師会 薬草の森りんどう~菅平薬草栽培試験地~にて、ゲンノショウコとイカリソウの採取を行いました。主に、ゲンノショウコは下痢止め、イカリソウは強精強壮剤として使われている生薬の原料です。

 曇り空が広がる気候の中、作業を行いました。ゲンノショウコ、イカリソウともに、生薬として使われる部分は地上部といわれる地上に出ている部分です。採取したものは研究所に持ち帰り、水洗やゴミを取り除いてきれいにした後、2週間以上乾燥させ、乾燥減量、灰分、酸不溶性灰分、エキス含量などの品質検査を行います。

 菅平薬草栽培試験地は、開場期間中(5月中旬から11月上旬)であれば、個人・団体問わずどなたでも利用できます。
 入場は無料ですが、管理上施錠していますので、利用を希望される方は、あらかじめ長野県健康福祉部 薬事管理課へお問い合わせください。

 長野県薬剤師会 薬草の森林りんどう(https://www.pref.nagano.lg.jp/yakuji/kenko/iryo/shoyaku/shikenchi/index.html)
 長野県健康福祉部 薬事管理課(https://www.pref.nagano.lg.jp/yakuji/kensei/soshiki/soshiki/kencho/yakuji/index.html)

 

イカリソウ(インヨウカク) 生薬採取の様子
2週間以上乾燥させた生薬 粉砕した生薬
薬草園の様子(令和5年9月12日) 薬草園の様子(令和5年9月12日)
ダイオウ センブリ

 菅平薬草栽培試験地で、生薬の採取を行いました(令和4年9月21日)

令和4年9月21日、長野県薬剤師会 薬草の森りんどう~菅平薬草栽培試験地~にて、ウイキョウの採取を行いました。
12~14℃という肌寒い気温ではありましたが、途中から太陽も顔を出し、すがすがしい秋空の下での作業となりました。

ウイキョウは、主に健胃作用があるとして用いられている生薬の原料です。フェンネルと呼ばれるハーブの一種でもあり、独特でスパイシーな香りがします。

ウイキョウの生薬として使われる部分は、果実の部分です。大きさは5~8ミリくらいで、精米前のお米のような形をしています。果実が成熟して、黄緑色に変わった頃が採取時期です。

採取したウイキョウを研究所に持ち帰り、写真のように果実部分だけをちぎり取り、広げて乾燥させ、灰分、酸不溶性灰分、精油含量といった品質検査を行います。

菅平薬草栽培試験地は、開場期間中(5月中旬から11月上旬)であれば、個人・団体問わずどなたでも利用できます。
入場は無料ですが、管理上施錠していますので、利用を希望される方は、あらかじめ長野県健康福祉部 薬事管理課へお問い合わせください。

長野県薬剤師会 薬草の森林りんどう(https://www.pref.nagano.lg.jp/yakuji/kenko/iryo/shoyaku/shikenchi/index.html)
長野県健康福祉部 薬事管理課(https://www.pref.nagano.lg.jp/yakuji/kensei/soshiki/soshiki/kencho/yakuji/index.html)
 

ウイキョウ(果実部分) 魚料理の香りづけなどに用いられます
ウイキョウの果実採取の様子 果実を枝から取っている様子
果実を枝から取っている様子 薬草園の様子
薬草園の様子 薬草園の様子
ほおずきが赤くなっていました ナナカマドの実も赤くなっていました
キアゲハの幼虫がいました こちらの黒いのもキアゲハの幼虫
シオン センブリ メマツヨイグサ リンドウ

 

 

 菅平薬草栽培試験地で、生薬の採取を行いました(令和4年8月30日)

 令和4年8月30日、長野県薬剤師会 薬草の森りんどう~菅平薬草栽培試験地~にて、ゲンノショウコとイカリソウの採取を行いました。主に、ゲンノショウコは下痢止め、イカリソウ(インヨウカク)は強精強壮剤として使われている生薬の原料です。

 17℃という涼しい気候の中、作業を行うことができました。どちらの植物も、生薬として使われる部分は地上部といわれる地上に出ている部分です。採取したものは研究所に持ち帰り、写真のように広げて乾燥させ、乾燥減量、灰分、酸不溶性灰分、エキス含量などの品質検査を行います。

 菅平薬草栽培試験地は、開場期間中(5月中旬から11月上旬)であれば、個人・団体問わずどなたでも利用できます。

 入場は無料ですが、管理上施錠していますので、利用を希望される方は、あらかじめ長野県健康福祉部 薬事管理課へお問い合わせください。

長野県薬剤師会 薬草の森林りんどう(https://www.pref.nagano.lg.jp/yakuji/kenko/iryo/shoyaku/shikenchi/index.html
長野県健康福祉部 薬事管理課(https://www.pref.nagano.lg.jp/yakuji/kensei/soshiki/soshiki/kencho/yakuji/index.html

ゲンノショウコ 薬草採取の様子
乾燥させるため広げた薬草 現在の菅平薬草園の様子
去年株分けしたシャクヤク エキナセア
ホオズキ ウイキョウ ヤマハギ ヨウシュヤマゴボウ 

 

 

 菅平薬草園でダイオウの堀上げ作業をしました。(令和3年11月2日)

令和3年10月22日、長野県薬剤師会 薬草の森りんどう~菅平薬草栽培試験地~にてダイオウの堀上げ作業を行いました。ダイオウは、主に下剤として使われている生薬です。株分け及び品質検査を行うために、今回堀上げを行いました。

当日は、気温が10度以下という寒空の下、作業を行いました。基本的には重機で堀上げをしていきます。ダイオウの地上部はすでに枯れており、重機で土をおこし、ダイオウの根の張り具合を確認しながら作業を進めていきます。

今回、根の張り具合が直径50cm以上にもなる大きなものもありました。
 

ダイオウ堀上げの様子 ダイオウ堀上げの様子
大きなダイオウ 現在の菅平薬草園の様子

 
 

お問い合わせ

所属課室:長野県環境保全研究所 

長野県長野市大字安茂里字米村1978

電話番号:026-227-0354

ファックス番号:026-224-3415

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