ホーム > 長野県環境保全研究所 > 感染症部業務紹介

ここから本文です。

更新日:2021年6月10日

環境保全研究所

感染症部業務紹介

感染症部のしごと

感染症を予防し、安全な生活の維持に役立てるため、特発的に発生する感染症の原因となる病原体の究明や、日常的な感染症の発生動向を調査するため細菌及びウイルスの検査を行っています。また、食中毒の防止や、流通食品の安全確保のための、細菌やウイルスなどの検査も行っています。

          kenbikyou1     guramu

顕微鏡を用いた細菌観察(グラム染色)

 

 

 riaru4 riaruhakei6

リアルタイムPCR装置と増幅曲線

主な検査について

感染症発生動向調査事業

 感染症対策の一環として、県内で発生した感染症の原因となる細菌やウイルスの動向を把握するため、医療機関から搬入された検体の検査をしています。

 全数把握対象疾病:新型コロナウイルス感染症や腸管出血性大腸菌感染症など、診断された全数について検査をする疾病

 定点把握対象疾病:インフルエンザや手足口病など、あらかじめ指定された定点医療機関から検体が搬入される疾病

 感染症発生動向調査事業 病原体検出状況・注目情報(食中毒等)

ankyabi5

安全キャビネット内で検査する様子

感染症流行予測調査事業

 幅広い年齢層から採取した血液や下水を用いて、県民の病気に対する免疫力や病原体の有無を調査し、国の予防接種計画や感染症対策に役立てています。(本県はポリオ感染源調査、インフルエンザ、麻しん及び風しんの感受性調査を担当しています。)

 感染症流行予測調査事業とは

  ryukouyosoku2

麻しんの感受性調査に係る検査

食中毒に関する検査・調査

 食中毒の原因となるノロウイルスなどの検査や腸管出血性大腸菌O157などの遺伝子学的検査を行い、感染経路特定のための調査の一端を担っています。

 感染症発生動向調査事業 病原体検出状況・注目情報(食中毒等)

    SeqStudio4       PFGE3    

     シークエンサー     パルスフィールドゲル電気泳動像

食品に関する検査・調査

 食品の安全を確保するため、食品中に病原菌が含まれていないか、基準を超えていないかなどの細菌検査を行っています。

         

  食品検査で使用する培地     希釈をしている様子

調査研究事業一覧(令和3年度)

食中毒原因病原体(ウイルス及び寄生虫)の疫学に関する研究

 食中毒を引き起こす病原体には、ウイルス、細菌、寄生虫が含まれます。本研究は、特にウイルス性食中毒および寄生虫性食中毒が疑われた事例の遺伝子解析等の検査データや保健所等で実施した疫学調査結果を収集・集計・分析した情報と、事例ごとに疫学的データを蓄積・検討した情報を関係機関等に還元することで、食中毒等感染症発生予防対策に寄与するとともに、広く県民に対し食中毒等防止対策の正確な情報を提供することに役立てていきます。

腸管出血性大腸菌等の疫学に関する調査・研究

 腸管出血性大腸菌は、菌に汚染された飲食物により感染することの多い感染症(食中毒)です。しかし、同菌の汚染量が少ない広域流通食品が原因の場合には、患者発生が散発的であるため、喫食・行動調査を行っても他の要因に紛れて原因食品にたどり着けない場合があります。そこで、患者さんから検出された菌の分子疫学的(遺伝子)解析を行い、同一性が確認された事例に絞り込んでの関連情報解析・潜在的集団事例発見により、原因究明・対策を講じることで、更なる健康被害拡大を防ぎます。

風疹抗体価保有状況に関する調査・研究

 風しんはワクチンで予防できる病気ですが、抗体価が低い人の間で大流行することがあります。妊娠初期の女性が風しんに罹ると、出生児が先天性風しん症候群と呼ばれる障がいを持つことが知られており、社会全体で風しんの流行を起こさないよう対策していくことが重要です。そこで、感染症流行予測調査を通じて、県内にお住いの方々の風しん抗体価保有状況や、ワクチン接種による抗体獲得状況等を分析し、接種勧奨などのより有効な対策につなげます。

感染症(食中毒を含む)原因菌の検査技術等に関する基礎的研究

 感染症や食中毒原因菌の検査をする際にはマニュアルに従って実施しますが、マニュアルに記載されていない細かな検査手技等によって検出率にバラつきが生じることがあります。本研究では、感染症や食中毒原因菌の検査技術に関する基礎的な手技や検査に使用する器具等の違いによる結果の検証を行い、原因菌の究明のため検出率の向上に繋げていきます。

 令和3年度の調査・研究事業の詳細はこちら

感染症対策 お役立ち情報

感染症に関して当所でまとめた資料を掲載しています。

微生物の分類など

微生物とは(基礎編)(PDF:239KB)

各種研修会資料

検体搬送研修

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検体の搬送・取り扱いの注意点について(PDF:1,584KB)

長野県臨床検査技師会研修

令和2年度長野県臨床検査技師会 新型コロナウイルス感染症等の核酸増幅(PCR等)検査技術基礎研修会(PDF:2,095KB)

 

関連リンク

 

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

所属課室:長野県環境保全研究所 

長野県長野市大字安茂里字米村1978

電話番号:026-227-0354

ファックス番号:026-224-3415

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?