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更新日:2025年7月7日
長野県では、就農希望者の支援に積極的な熟練農業者の方を「里親(農業者)」として登録し、就農を希望する方とマッチングする「長野県新規就農里親制度(里親研修)」により、県内での就農を支援しています。
この制度は、新たに農業を始めたい方が専任の県就農コーディネーターの支援によって、「就農までのプラン」を作成し、県農業大学校研修部(小諸市)等での専門研修(10回程度/年)に加え、各地域において里親(農業者)の指導のもと、就農までの課題を一つずつ解決していくものです。
長野県内に知り合いのいない方でも、就農をマンツーマンで応援する「里親」や、県・市町村などの関係機関が、栽培技術の習得から農地・住宅の情報の提供、就農後の相談までを支援するシステムですから、安心して就農することができます。
これまで550人を超える方が、この制度により就農の夢を叶えています!
農業を志す皆さん、長野県で就農してみませんか?
◎ 制度のチラシは こちら(PDF:363KB)
【実地研修】
新規就農希望者を受入れ、独立就農を積極的に支援したいと考えている熟練農業者の方を「里親(農業者)」として登録し、独立就農を希望する新規就農希望者の方にご紹介します。
里親から新規就農希望の方への現地支援内容は次のとおりです。
(1) 技術習得のための研修
独立就農するために必要な実践的な技術習得を支援します
(2) 地域への紹介
あなたの就農意欲が地域に認知され、多くの知人・友人ができるよう地域住民の方への紹介・地域活動への参加を支援します
(3) 農地・住宅等の確保支援
里親の地域におけるネットワーク等により、就農に必要な農地等の情報提供を行い、円滑な確保を支援します
(4) 就農後の支援
就農後も、身近な相談役として様々な相談に応じます
【集合研修】
里親の下での実践的な研修(実地研修)に加えて、集合形式で農業に関する広範な知識を習得する機会も設けています。
集合研修は、県農業大学校による研修事業として、次のような専門研修を 実技形式/座学形式 で実施します。
(1) 栽培管理等の生産技術・知識に関する研修
(2) 農業機械・機器・施設の操作方法・整備・安全対策に関する研修
(3) 販売・流通・マーケティングの知識に関する研修
(4) 労務管理等の農業経営に関する研修
就農希望者のニ-ズにあった受皿として、長野県内の様々な地域・作目・経営形態の熟練農業者が、392名(令和7年4月1日現在)登録されています。
【新規参入希望者の方への里親のご紹介について】
専任の県就農コーディネーターが新規就農希望の方と御相談の上で里親を御紹介します。両者の十分な話し合いの上で、研修の実施を農業大学校長が承認します。
原則2年間の研修期間のうち、最初の1年間は、月額 14,000 円(年 168,000 円)の研修費用を県にお支払いいただきます。
農業大学校研修部(小諸市)等で実施する研修への交通費・研修教材費・宿泊費等、研修里親農業者のもとへの交通費は自己負担とします。
◎ 里親研修の申請等に関すること
◎ 里親(農業者)の登録に関すること
【相談~体験】
1. 就農相談 … 随時 (地域の農業農村支援センター・長野県農業担い手育成基金)
2. 就農体験研修 … 年間6回・1泊2日 or 1日 (県農業大学校研修部) ☜詳細は こちら(就農体験研修について)
3. 就農トライアル研修 … 里親研修を受講予定の方のお試し研修制度(4月~2月末日の最大10日間)
※申込みは、地域の農業農村支援センターまで
【里親研修のスケジュール(目安)】
・本研修制度は、国の「新規就農者育成総合対策(就農準備資金)」の対象となる研修です。