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更新日:2026年3月16日
長野県内の高齢者介護施設に関する一般的な相談です。
高齢者施設で、摘便・座薬・浣腸(かんちょう)などの排便処置を「右側臥位(うそくがい)」で行っているという話を聞きました。
この方法について調べたところ、本来は左側臥位(さそくがい)が原則であり、右側臥位(うそくがい)での実施は腸管損傷や誤嚥(ごえん)などのリスクが高いとされています。
実際に、この施設では肛門裂傷や直腸裂傷により救急搬送された利用者が複数出ているとも聞いています。
このような排便処置は、介護保険法や運営基準上、不適切ケアまたは監査対象となる行為に該当するのでしょうか。
長野県健康福祉部長の笹渕美香と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました県内高齢者介護施設における摘便・座薬・浣腸(かんちょう)等の排便処置に関するご質問について、お答えします。
摘便・座薬・浣腸(かんちょう)等の排便処置における体位については、一般的には左側臥位(さそくがい)が基本とされていることが多く、厚生労働省が公表している「「原則として医行為ではない行為」に関するガイドライン」においても、肛門からの座薬挿入の介助について、「左側臥位(さそくがい)にすると、腸の走行が自然な位置になり、薬剤が直腸に流入しやすくなります。」と記載されています。
一方で、医師の指示等や利用者の身体上の状態により、左側臥位(さそくがい)以外の体位により処置を行う場合なども考えられます。
介護保険法や運営基準上においては、排便処置における行為について、具体的な方法まで定めた規定等はなく、例えば、特別養護老人ホームの運営基準では、
・入所者の介護は、入所者の自立の支援及び日常生活の充実に資するよう、入所者の心身の状況に応じて、適切な技術をもって行わなければならない。
・入所者の処遇により事故が発生した場合は、速やかに市町村、入所者の家族等に連絡を行うとともに、必要な措置を講じなければならない
と規定されており、施設において日頃行われている介護の状況や、事故発生時の対応状況等により、指導等の対象になる可能性があります。
以上、ご質問に対しての回答となりますが、ご不明な点がございましたら、介護支援課長:今井政文、担当:サービス係までご連絡くださいますようお願いします。
【問合せ先:健康福祉部/介護支援課/サービス係/電話026-235-7121/メールkaigo-shien(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:保健・医療・福祉)(月別:2026年1月)2025000539
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