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更新日:2024年10月28日

学校教育における避雷対策について

ご意見(2024年4月4日受付:Eメール)

昨日、宮崎県の高校のグラウンドでサッカーの試合中に落雷があり、1名が意識不明の重体、15名がけがをしたというニュースがありました。私は、仕事で雷検知器という落雷の危険が迫る前に、遠距離の雷発生を知らせる機器を扱っておりますが、それが普及していればこのような事故を未然に防げたのではないかと思います。学校ではスポーツに限らず様々な屋外活動がありますが、教育委員会のホームページを拝見しても、落雷に対する安全対策が進んでいることが読み取れません。対策は事故が起こってからでは遅いと思います。落雷の危険から子どもたちの安全を守るために、そのような機器の導入を進めてはいかがでしょうか。

回答(2024年4月11日回答)

長野県教育委員会事務局教育次長の米沢一馬と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた、学校教育における避雷対策に関するご提案につきましてお答えいたします。
まずは、部活動の練習試合中、落雷事故により多くの高校生が被災されたことを憂う投稿者様の思いが伝わって参りました。
また、この度は、投稿者様より学校活動における避雷対策について、貴重なご提案をいただき、ありがとうございます。

県教育委員会では、学校における安全管理について、管理職のリーダーシップの下、学校安全担当教職員を中心に危機管理マニュアルの年度毎の更新や「学校における安全点検要領(文部科学省令和6年3月)」を活用した実効性のある安全点検等を進めています。また、児童生徒に対する安全教育として、生涯にわたって健康・安全で幸福な生活を送るための基礎を培うとともに、進んで安全で安心な社会づくりに参加し貢献できるような資質・能力を身につけられるよう取り組んでいます。
特に、落雷事故の防止については、「学校危機管理マニュアル作成の手引き(平成24年1月)」で、落雷・突風等の脅威や屋外活動時の留意点を示し、事故の未然防止に努めています。
また、今回の事故を受けて、県立学校に対して注意喚起を行うほか、関係機関を通じて県内の市町村立学校、私立学校及び地域のスポーツ団体等と情報共有するとともに、後日改めて県としての落雷事故防止に関する通知を発出する予定です。
投稿者様からご提案のあった落雷等を検知する機器については、既に活用しているスポーツ団体等もあると確認しており、活用することの有効性について、今後発出する通知において紹介することも検討させていただきたいと考えております。

以上、ご要望への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、教育委員会保健厚生課長:沼澤由憲、担当:保健・安全係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:教育委員会事務局/保健厚生課/保健・安全係/電話026-235-7444/メールhokenko(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:教育・文化)(月別:2024年4月)2024000019

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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