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更新日:2023年3月31日

児童発達支援の課題について

ご意見(2023年2月9日受付:Eメール)

お忙しいところ失礼いたします。
私は起業家として、社会課題の解決に取り組んでおります。

私の子どもが発達障がいのグレーに位置し、小学校入学前や入学後も放課後等デイサービスなどを利用しておりました。

現在、発達を支援する施設の数が増えていて、施設数としては足りてきていると思いますが、現状認識されております課題などはありますでしょうか。

例)人材不足、施設の質の向上など、

私自身、こどもがグレーなのかどうかの認識が遅れたこと、正しい情報が入ってこなかったために初動が遅れたり、教育委員会の方から特別支援学級を強く勧められ、こちらが情報不足で間違った判断をしかけたなど、苦い経験がありました。まわりにヒアリングしたところ、多くの家庭で発達支援の必要なお子さんがいることを知り、みなさん同じような不安を抱え、満足のいく支援に出会えなかったり、依然受けられていないということを知りました。

ただ、根本的な課題がなにかを掴めていないこともあり、ご認識されている課題などありましたら、教えていただけますと幸いです。

わたしは、もっと多くの人が住みやすい国にしていきたいと、ビジネスの方から貢献していきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

回答(2023年2月16日回答)

長野県健康福祉部長の福田雄一と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました児童発達支援の課題に関するご質問についてお答えいたします。

ご指摘のとおり、児童発達支援事業所や放課後等デイサービス事業所などの障害児通所支援事業所は増加しており、平成28年度比で約2倍となっています。

近年、医療的ケア児の増加や発達障がいの認知の広がり等から、障害児通所支援事業所には、様々な障がい特性のある子どもとその家族へのきめ細かな対応が求められるようになっています。
こうした中で、障害児通所支援事業所においては、一人ひとりの子どもの人格と個性を尊重しつつ、その子らしさが発揮できるようサポートするとともに、その家族をしっかりと支えていくために、日々の支援の振り返りを通じたサービスの質の向上と自己研鑽による専門性の維持・確保を図っていくことなどが課題であると認識しています。
また、共生社会の礎となるよう、障がいの有無にかかわらず子どもたちがともに過ごす環境を増やしていくため、保育所等との連携によるインクルージョンの取組の推進を図っていくことも課題であると考えています。

以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、障がい者支援課長藤木秀明、担当:施設支援係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:健康福祉部/障がい者支援課/施設支援係/電話026-235-7149/メールshogai-shien(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

 

(分野別:保健・医療・福祉)(月別:2023年2月)2022001002

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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