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更新日:2022年5月31日

中学校の部活動の指針遵守について

ご意見(2022年4月25日受付:Eメール)

中学校運動部の部活動について、県の活動指針に沿った休養日と活動時間を徹底するよう、各学校への指針の周知をお願いしたいです。
県の活動指針では土日の片方は休みが原則とのことですが、子どもの所属する部活動は5月の半分の土日が両方部活動で、土日終日のイベント参加も予定されています。また、4月29日から5月8日までのいわゆるゴールデンウィーク中の暦通りの休日8日間のうち5日が部活です。日程上外せない(と思われる)試合以外にも練習、練習試合等が入っています。
休日の部活は自主練と称して1時間以上早く練習を始めます。止められるのは先生だけですが黙認されているようです。
年間予定表では、部活動が休みになる定期テスト前でも大会前は通常通りの部活を行う、となっており、そこまでしなければならないのか疑問です。
先生方の働き方改革の面からも子どもの体力の面からも現在のガイドラインの平日2時間1日休み、土日3時間片方休みは持続的に無理なく活動できる上限に近いと感じていますが、活動時間がこの上限から減ることはまずなく、大会だから、日程の都合だから、イベントだからといろいろな理由でそれを超える活動が(少なくとも今年度の予定表では)実施されそうです。せめて、日程の都合等で増えた分は他で休みを取るようにできないでしょうか。そうでもしないとあれこれと理由をつけて増えていく部活に歯止めがかけられません。
ガイドラインが有名無実化してしまえば、親も子どももさらに疲弊し、先生方にも負担をかけ、結局誰の何のための部活動なのか分からなくなっていきそうです。
よろしくお願いします。

回答(2022年5月6日回答)

長野県教育委員会事務局教育次長の尾島信久と申します。
県民ホットラインにお寄せいただいた、「中学校の部活動の指針遵守について」に関するご意見についてお答えします。
いただきましたメールから、お子様が加入されている部活動で指針に示された休養日の設定や活動時間が守られていない状況が常態化しており、活動が適正に行われることを切に願うお気持ちが伝わってまいりました。
長野県教育委員会では、中学生の運動部活動を短時間で効率的かつ効果的な活動とすることで、スポーツ傷害を防止し、生涯にわたってスポーツを親しむ習慣を形成することを趣旨とした「長野県中学生期のスポーツ活動指針」を示し、指針に沿った適正な活動が行われるよう市町村教育委員会や公立中学校に継続して依頼しております。
当課が実施している調査から、県内の多くの中学校において指針に沿った活動が行われていると把握していますが、ご指摘いただいている活動のように指針の活動基準を超えた活動が一部の学校や部で行われていることも承知しているところです。指導者、生徒、保護者の中に根強く残っていると考えられる「たくさん練習をしないと上手くなれない」という意識で行われている長時間による活動から、「短時間で効率的・効果的な活動」への転換を図るために、学校現場の指導者等を対象に研修会を行ったり、県内外の好事例を情報提供したりしているところです。
県教育委員会としましては、中学生期のスポーツ活動が指針の趣旨に沿った適正なものとなるよう引き続き取り組んでまいります。なお、学校名・部活動名を教えていただくことに支障がなければ、改善すべき点について改めていくよう求めるなど個別に対応させていただきます。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、スポーツ課長北島隆英、担当:学校体育係まで、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:教育委員会事務局/スポーツ課/学校体育係/電話026-235-7448/メールsports-ka(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:教育・文化)(月別:2022年4月)2022000105

 

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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