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更新日:2025年11月28日
須坂看護専門学校
北信濃にも冬が近づいてきました。すでに初雪が降って、周囲の山々の頂上付近は少しずつ白い色になり、ふもとの紅葉と美しいコントラストを見せてくれます。果樹園のリンゴの収穫期もそろそろ終わり、いよいよ冬の足音がまぢかに迫っているようです。
今月は、3・4年生が参加した長野県看護学生看護研究発表会、4年生の災害看護の授業、秋の防災訓練、2年生の事例演習発表会の様子をお伝えします。


松本市のキッセイ文化ホールで行われた第64回長野県看護学生研究発表会へ3年生と4年生が参加しました。
本校代表の4年生の堂々とした発表は素晴らしかったです。
さらに聴講していた学生9名が質問席に立ち、学びを深めて実りある学習の場となりました。


最後のまとめとなる実習を控えた4年生が、毎日元気よく登校しています!
この日は「災害看護」の講義。
信州医療センターの看護師さんからまず、トリアージについて学び、その後、午後からは4名の看護師さんが加わり(本校を卒業した2名の先輩もいました)、BLS(一次救命処置)の演習を行いました。
命を救う大事な技術の習得に、皆真剣に取り組んでいます。
この後に予定されている秋季の防災訓練では毎年4年生が1年生に授業で学んだ事を教えます。
その姿はいつも大変微笑ましいものがあり、本校が大切にしている学習の機会にもなっています。


秋季の防災訓練を実施しました。
避難行動の後、4年生と1年生は体育館に移動し、心肺蘇生訓練を行いました。
4年生は先日授業で学んだBLS(一次救命処置)を1年生に伝え、1年生は交代しながら胸骨圧迫やAEDの操作などを体験しました!
講師を務めてくださった、須坂市消防局の消防士さんからは、「学生の皆さん、本当に上手です!」とお褒めのことばをいただきました。
いざという時には、率先して実践していきましょう。


2年生の事例演習発表会を実施しました。
病院実習で自分の実施した看護について、ナイチンゲールの「看護覚え書」と、ヘンダーソンの「看護の基本となるもの」を用いて意味づけを行い、一人一人が一生懸命考えたレポートを発表しました。
まだまだ看護の入り口ではありますが、看護の原点にたちかえることができ、とても良い時間でした。参加した1年生も大変勉強になった事と思います。
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