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更新日:2025年10月2日
須坂看護専門学校
9月の下旬に至ってようやく秋が訪れたようです。日中はまだ半袖でも過ごせますが、朝夕は肌寒く、窓を開けたままでは寒くて眠れない季節になってきました。この先、予報では平年より高い気温が続く見込みですが、豊作で秋の味覚を美味しく味わうことができるといいですね。夏の高温で果物の糖度は高めで甘みが増しているとのことですが。
今月は、4年生の実習と校内での演習、2年生の地域交流と1年生の校内授業の様子をお伝えします。
小児看護学実習での小児科外来における学びの様子です。
受診してきたお子さんの病状について、テキストと実際の症状を照らし合わせながら、外来看護師から説明を受けている様子です。
他に、腹痛と嘔吐で受診したお子さんのレントゲン撮影に付き添ったり、浣腸を見学させていただいたり、午後は予防接種外来の見学をさせていただいたりしました。
臨床で働く看護師の小児看護観などもお聞きでき、とても充実した1日になりました。
4年生が総合看護Ⅳの授業で「シミュレーション演習」に取り組みました。
入院している患者を教員が演じ、学生はその患者の看護を行います。5人いる患者はそれぞれに違う疾患を持っており、学生はシミュレーション直前に担当する患者を告げられます。
学生はこれまで学んできたことや実習の経験を活かして突発的状況に対応することになります。7分間の持ち時間での看護が終了したあとは、ファシリテーターの教員と患者役の教員も交えて振り返りを行います。その後、グループでデブリーフィングを行い学習を深めていきます。
本校では、このような演習にチカラを入れ、現場での実践能力のある看護師の育成を目指しています。
「閉塞性イレウス」で腹痛や吐き気を訴える症例では、腹部を両手の手のひらを使ってしっかり触診し、その後、一生懸命背中をさすっている学生がいました。AIには出来ない、人間の手のチカラをしっかりと使えるナースになって欲しいという願いが通じた機会となりました。
2年生の地域・在宅看護学実習でマレットゴルフ交流をしました。
今年も、須坂市マレットゴルフ協会のとてもご健康な高齢者の皆さんのご協力をいただきました。
学生は毎年変わりますので、いつも初心者ですが、毎年皆さんにしっかりご指導していただき、終わる頃にはけっこう上達しています。
今年もありがとうございました。
1年生の「看護過程第4回_看護リフレクション」の授業です。
今回の講義は教育実習生の先生が行いました。
先生が紹介してくれる話に、みんなが引き込まれていました。
その後、自分が大切にしていることを書き出し、そのきっかけについてリフレクションを書き、グループ内での共有→クラスでの共有という流れで授業が進みました。
授業のまとめをGoogleフォームで行うと、その内容がタイムリーに共有できます。価値観は人それぞれ。自分も人も大切にする。などの感想が見られ、本当に素晴らしいと先生からのコメントがありました!
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