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更新日:2025年3月30日
消防団は、市町村の非常備の消防機関であり、その構成員である消防団員は、他に本業を持ちながらも「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき参加し、消防・防災活動を行っています。
県内では77市町村に消防団が設置され、多くの消防団員が地域の安全・安心のために日夜活動しています。
長野県では、消防団活動は地域防災力の中核として将来に向けてなくてはならないものであり、かつ消防団員は「一人多役」のライフスタイルのモデルとして地方創生の重要な担い手であると考え、その充実強化に向けて積極的に支援しています。
消防団は消防組織法に基づいて市町村に設置され、地域密着性、要員動員力、即時対応力という特性を活かし、常備消防(消防本部・消防署)と相互に協力して地域の防災活動を担っています。
長野県内では77市町村全てに消防団が設置されています。
平成25年12月に制定された「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」では、消防団を「将来にわたり地域防災力の中核として欠くことのできない代替性のない存在」と規定しています。
消防団員は、権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員です。
地域の人が、職業を持ちながら自らの意思に基づいて参加し、「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づいて活動しています。
入団後は市町村の条例に基づいて、報酬や出動した場合の費用弁償となる出動手当が支給されます。(金額は市町村ごとに異なります。)
活動服など消防団活動に必要な被服は貸与されます。
消防団活動における負傷や事故に対しては、公務災害補償制度があります。また、一定期間勤続して退職した場合に支給される退職報償金制度があります。
勤務の状況や年数に応じて各種表彰が設けられています。
消防団としての基本的な訓練をはじめ、施設や機材の整備点検、地域の皆さんへの訓練指導、お年寄り家庭への防火の呼びかけ、災害の危険がある箇所の把握、地域の警戒活動など、さまざまな活動を行っています。
火災現場での消火活動、水防活動、台風時の警戒をはじめ、住民の避難誘導、警戒区域の設定など常備消防と連携した活動をしています。
令和6年4月1日現在 28,717人
うち女性消防団員 1,017人
消防団員は市町村ごとに募集を行っています。
入団を希望するときは、居住地(または勤務地)の市役所・町村役場の消防団担当課または消防署にお問い合わせください。
あなたの街の消防団「長野県」(総務省消防庁)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
県内の消防団では、大勢の女性や学生が活躍しています。
消防団でどんな活動をしているか、消防団に対してどんな想いを持っているかを長野県立大学の学生がインタビューをしてきました!
将来の消防団の担い手として期待される若い世代に向けて、地域になくてはならない消防団の存在や役割を知ってもらうため、長野県では、消防団のPR動画を制作しました。
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