ホーム > 暮らし・環境 > 自然・水・大気 > 自然保護・再生 > 長野県の希少野生動植物について > ライチョウの保護対策について > ライチョウはそっと見守ってください
ここから本文です。
更新日:2022年5月20日
長野県では環境省と協力して、「ライチョウを見かけた場合には、捕まえたりせず、そっと見守る」、「ライチョウの捕食者(キツネなど)を誘引しないよう、山では食べ物を捨てない」よう登山者に呼びかけています。
ライチョウを見かけても近づかず、刺激しないよう、そっと遠くから見守りましょう。ライチョウを許可なく触れたり捕まえたりすることは違法です。
ライチョウは長野県の県鳥です。絶滅から守るために、ライチョウが生息する高山帯では以下のことに注意してください。
高山で食べ残しを放置すると、ライチョウの捕食者であるキツネやテン、カラスなどが高山帯に登ってくる要因となります。食べ残しは放置せず、必ず持ち帰りましょう。
また、高山帯に生息する野生動物に餌を与えると、これらライチョウの捕食者が高山帯に留まる要因になります。餌は決して与えないでください。
ライチョウは高山植物を餌としています。高山植物を採ったり、傷めたりしないようにしましょう。
ライチョウを追い回すと、ライチョウに著しいストレスを与えますので、追い回したりしないでください。
ライチョウ生息域の上空をドローンが飛行すると、捕食者である猛禽類と間違えやすく、ライチョウにストレスを与えます。ドローンを使ってライチョウの撮影を試みることはお控えください。
長野県ではライチョウの目撃情報を収集しています。ライチョウを見かけたら、いつどこで見たかお知らせください。生息状況の把握に活用させていただきます。
詳細は「ライチョウサポーターズ」のページをご覧ください。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください