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更新日:2024年10月16日
長野県では環境省と協力して、「ライチョウを見かけた場合には、捕まえたりせず、そっと見守る」、「ライチョウの捕食者(キツネなど)を誘引しないよう、山では食べ物を捨てない」よう登山者に呼びかけています。
ライチョウを見かけても近づかず、刺激しないよう、そっと遠くから見守りましょう。ライチョウを許可なく触れたり捕まえたりすることは違法です。
ライチョウは長野県の県鳥です。絶滅から守るために、ライチョウが生息する高山帯では以下のことに注意してください。
高山で食べ残しを放置すると、ライチョウの捕食者であるキツネやテン、カラスなどが高山帯に登ってくる要因となります。食べ残しは放置せず、必ず持ち帰りましょう。
また、高山帯に生息する野生動物に餌を与えると、これらライチョウの捕食者が高山帯に留まる要因になります。餌は決して与えないでください。
ライチョウは高山植物を餌としています。高山植物を採ったり傷めたり、また、登山道を外れて踏み荒らしたりしないようにしましょう。
ライチョウを追い回すと、ライチョウに著しいストレスを与えますので、追い回したりしないでください。
ライチョウ生息域の上空をドローンが飛行すると、捕食者である猛禽類と間違えやすく、ライチョウにストレスを与えます。ドローンを使ってライチョウの撮影を試みることはお控えください。
長野県ではライチョウの目撃情報をスマートフォンから投稿できるアプリ「ライポス」により収集しています。ライチョウを見かけたら、ぜひ写真を撮って投稿してください。生息状況の把握や保護対策の検討データなどに活用させていただきます。
詳細はこちらをご覧ください。https://www.pref.nagano.lg.jp/shizenhogo/documents/raipos.html
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