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更新日:2026年5月28日
佐久地域振興局
近年、山林火災が多発しています。山林火災が発生すると、木々が焼失し、木の根による山の地面を押さえる力が失われます。それだけでなく、地面の性質そのものが変化して、雨水が地面にしみこみにくくなります。今まで山地災害が発生しなかった地域でも、火災があったことで、災害が発生する可能性が高くなっています。また、活発な地震活動も各地で続いており、山が、雨に対して弱くなっていることが懸念されます。
このため、林野庁、長野県、各市町村において、本格的な降雨期を前に、山地災害に対する地域住民の意識を高めて防災減災につなげることを目的とし、本年度も山地災害防止キャンペーンを実施します。

避難勧告等が出た場合は、速やかに避難を開始してください。結果的に災害が起きなかったら、避難の練習をしたと思って、より安全で確実に避難するにはどうすればよいか、避難行動を見直すきっかけにしてください。御自身や御家族、地域の状況なども変化していきます。その都度、練習を進化させましょう。
令和8年度山地災害防止キャンペーン ポスター 林野庁(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
また、山の危険信号も併せてご覧いただき、山地災害に備えてください。

出典:(一社)日本治山治水協会、編集:(一社)全国林業改良普及協会
◇おまけの豆知識 ~佐久はカラマツのふるさと~
カラマツは日本の固有種で、日本のマツの仲間では唯一、秋に落葉します。天然分布は本州中部の標高が高い山地です。春の新緑、秋の黄葉がとっても綺麗です!「カラマツ=北海道」のイメージがあるかもしれませんが、北海道のカラマツの遺伝子を調べたところ、主に南佐久郡川上村から持ち込まれたものだったそうです。
カラマツは成長が早くてまっすぐ育ち、材は堅くて腐りにくいので、木材としても優秀です。そのため、戦後の拡大造林期には、スギやヒノキが育ちにくい寒冷地で盛んに植林されました。幹がらせん状に育つため乾燥させると割れやすい、樹脂(いわゆる松ヤニ)が多いなどの欠点のため、当時の技術では板材に向かず、電柱や杭など建築以外で使われていました。
近年の技術の進歩で、この欠点が克服され、長所を生かした利用方法が広がっています。また、戦後の植林から年月が経ち、今がちょうど収穫期になっています。先人から引き継いだ財産を未来へつなげていくため、「伐って、植えて、育てる」ことが大切です。
明治9年、今の長野県が誕生して今年で150周年になります。誕生して間もない明治12~13年にかけて、カラマツの種子から育てた苗(播種苗)を用いてまとまった造林を最初に行ったのが、佐久地域と言われています。カラマツは、古くは山から苗を採って植林していました。江戸時代末期、松本地域で種子からの育苗が始まり、その育苗技術は周辺地域へ広まって、明治中期以降の大規模造林へとつながっていきました。
長野県では、山地災害に対し、治山事業により復旧工事を実施し、周辺の森林とともに災害に強い森林を維持・造成しています。
関連リンク
みなさんのお住いの周辺で、山地災害の発生の危険性がある【山地災害危険地区】になっているか、長野県公式ホームページ【信州くらしのマップ】でご確認ください。
◆信州くらしのマップ:山地災害危険地区の検索方法(PDF:958KB)
◆信州くらしのマップ リンク先(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
長野県の治山事業に関するリンクはこちらです。
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