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更新日:2024年10月28日
帯状疱疹のワクチン接種の助成はいつから始まりますか?
長野県健康福祉部長の笹渕美香と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました帯状疱疹ワクチン接種の費用助成に関するご質問について、お答えします。
長野県では、現時点において帯状疱疹ワクチンの費用助成を行う予定はありませんが、以下のとおり国において、定期接種化に向けた検討が進められていることから、その動向を注視しているところです。
ワクチンには、定期接種と任意接種の2種類があり、定期接種ワクチンで予防する疾患は、感染力が強く、発病した場合の健康被害が大きいとされています。そのため、社会や集団で予防する必要があり、国がワクチンの接種を勧奨し、市町村が接種を行わなければならない(公費負担、一部自己負担あり)とされています。
任意接種ワクチンは、国が使用することを認めているものの、「予防接種法」に規定されておらず、個人の判断で接種するワクチンであることから、その費用は原則自己負担となります。
ご質問いただいた帯状疱疹ワクチンは、任意接種ワクチンですが、令和6年6月20日に開催された国の厚生科学審議会ワクチン接種に関する小委員会において、帯状疱疹ワクチンの安全性・有効性の確認及び費用対効果が良好であることが確認されたことから、その定期接種化について「科学的に妥当」との判断が示されたところです。今後、接種対象年齢、使用ワクチンの種類など、国の厚生科学審議会基本方針部会において検討することとなっております。
県としましては、これらの予防接種については、居住自治体に左右されずに全国一律に受けられるようにするべきと考えることから、帯状疱疹ワクチンなど早期の定期接種化を国に要望しているところであります。
以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、感染症対策課長:塚原仁、担当:感染症対応担当までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:健康福祉部/感染症対策課/感染症対応担当/電話026-235-7148/メールkansen(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:保健・医療・福祉)(月別:2024年7月)2024000229
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