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更新日:2026年9月8日
時間:午前9時30分~午前9時55分
場所:県庁特別会議室
出席者:
阿部知事、関副知事、新田副知事、阿部警察本部長、武田教育長、吉沢公営企業管理者、渡邉危機管理監、田中産業政策監、矢島危機管理部長、中村企画振興部長、高橋総務部長、小池県民文化部長、笹渕健康福祉部長、小林環境部長、米沢産業労働部長、柳井観光スポーツ部長、根橋農政部長、千代林務部長、森下建設部長、柳沢会計管理者兼会計局長、池田監査委員事務局長、若月人事委員会事務局長、小野労働委員会事務局長、滝沢佐久地域振興局長、合津上田地域振興局長、山口諏訪地域振興局長、水上上伊那地域振興局長、大日方南信州地域振興局長、小林木曽地域振興局長、斎藤松本地域振興局長、柳原北アルプス地域振興局長、百瀬長野地域振興局長、三森北信地域振興局長、松本人事課長
(関副知事)
ただいまから部局長会議を始めます。
冒頭、知事から何かありますか。
(阿部知事)
いいです。特に。
(関副知事)
それでは、報告事項に入ります。
報告資料1について、人事課長から説明をお願いします。
(松本人事課長)
おはようございます。人事課長の松本でございます。
報告資料の1をお願いいたします。
この度、「長野県職員確保・育成基本方針」を策定いたしました。まずもって、策定に当たりまして、各部局・各層の御協力いただきましたこと、感謝申し上げます。
資料の「第1 策定の趣旨」でございます。本方針は一般行政を担う県職員の計画的な採用・育成に関する基本的な方向性を定めるものとして、7年ぶりに改訂いたしました。合わせて、女性活躍推進法、次世代育成支援対策推進法に基づく特定事業主行動計画であります、これまでの「長野県職員いきいき活躍推進プラン」を統合して策定しております。
この間、県職県の組織を取り巻く環境は大きく変化しております。「第2 直面する課題」の1、2のとおり、生成AIをはじめとする技術革新が大きく進展しているほか、人口減少、気候危機、感染症対策など、行政課題は大きく高度化しております。
3、4のとおり、県職員、県組織の人員確保が大変厳しくなっているという状況もございます。職員の約3割を占めます50代の職員が、これから役職定年の時期を迎えておりまして、マネジメント層の確保、技術職員の専門知識、経験の継承が課題となっている。その一方で、学卒者の採用試験の受験者数は令和2年度から7年度にかけて、ほぼ半減しているという状況にございます。
さらに、5にありますように、家庭生活とキャリアの両立への難しさから、職員の昇任意欲の低迷などの課題もございます。
こうしたことを受けまして、「第3 基本的考え方」でございますけども、我々県職員の仕事の進め方に大きな影響を与えるのが、AIの技術という認識の下、今後はAIに任せられる業務を積極的に活用しながら、職員には人間にしか果たせない課題を感じ取る力ですとか、関係を構築する力、こういった力の能力を強化していく必要があると認識しております。そこで、本方針では、育成する職員像を人と現場から学び、県民の思いを形にする職員という形にさせていただきました。
県民一人ひとりの思いや、価値観を理解し、現場に足を運んで、地域の実情や課題に気付き、問い続けることによりまして、より良い政策や行政サービスにつなげることができる職員を育成していきたいと考えております。
とりわけカタカナの「カタチ」ですけども、ここには目に見えるものですとか、大きな事業仕組みだけではなく、日々の業務の小さな改善なども含むものとして捉えております。職員には成果につなげることにこだわりを持ってほしいという願いを込めているところでございます。
また前の方針から引き続きまして、重視しております共感力、政策力、発信力の三つの力につきましても、AI時代を踏まえながら、人間ならではの強みを発揮できるよう内容を見直ししております。
2ページ目を御覧ください。「第4 施策の展開」でございますけども、この方針では、「職員の確保」「職員の育成」「働きやすい職場づくり」の三つの柱を中心に展開してまいります。
「職員の確保」では、インターンシップの充実などによりまして、県の仕事に関心を持つ方へのアプローチを強化し、採用候補者数増加を図ります。
2の「職員の育成」では、AI時代に即した能力育成を進めるほか、技術職員の育成プログラムの明確化や技術継承、将来の組織運用を担うマネジメント層の早期育成に取り組んでまいります。
3の「働きやすい職場づくり」では、ライフステージや個々の実情に応じた柔軟な働き方を実現するため、短時間勤務の正規職員制度の導入検討などを進めてまいります。
このほか、方針に掲げました各施策を総合的に推進し、県民により良い行政サービスを提供できる職員の採用と育成、そして、職員のウェルビーイングにつなげられるよう、各種施策を展開してまいりたいと思っております。
私からの御説明は以上でございます。
(関副知事)
それでは、ただいまの説明につきまして何かありますか。
はい、総務部長。
(高橋総務部長)
今回策定した「職員確保・育成基本方針」の内容につきましては、人事課長から説明があったとおりでありますが、少しだけ補足させていただきます。
この方針を策定に当たりましては、各部局におきまして職員対応を行っていただくなど、様々な御意見を寄せていただきました。今回の方針にできるだけ反映することができたと考えております。各部局の皆さんには、御協力いただきまして、誠にありがとうございました。
今後は、方針に盛り込んだ項目について、皆さんの御協力をいただきながら、具体的な取組を進めてまいりたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
それから、8月と9月に学生の皆さんが、県の仕事を5日間実習する長野県庁のインターンシップ、それから、1日から2日間で体験を行うオープンカンパニーということで、開催をする予定としております。今年は大幅に拡充したプログラムで、多くの学生を各部局で受け入れていただくことになります。
今回策定した方針の取組内容も含めまして、県職員の仕事の魅力や前向きな職場の雰囲気などを参加者の皆さんに伝えられるようにしていきたいと考えておりますので、御協力をよろしくお願いいたします。
私から以上です。
(関副知事)
企画振興部長。
(中村企画振興部長)
AIを踏まえて、全庁的に業務を見直さないと、という中で先駆けて見直しいただいたものと感謝申し上げます。
それでなんですけれど、AIの技術の進歩というのはやはりスピードが著しいので、期間も令和8年から12年となっているんですけれど、この期間に捉われず、柔軟に見直せるような考えにしていただきたいと、要望をまず申し上げます。
また、「現場に足を運んで」と書いてあったんですけれど、現地機関がどういったことをやっているのかとか、今言ったことなんて知らなかったとか、現場や市町村を何か所も歩いてないという方もたまにいらっしゃって、残念に思うところもあるので、それを研修の過程とかで取り込むとか、自主意欲を促すというか、研修でカバーするというのもあると思うんですけれども、そういった工夫もしていただきたいと要望を申し上げておきます。
(関副知事)
ありがとうございます。
他に御質問、御意見はありますでしょうか。
よろしいでしょうか。
それでは、知事から何かありますか。
(阿部知事)
政策会議でもいろいろ皆さんからの御指摘・御意見をいただく中で、総務部中心にまとめてもらいました。
こういう方針で進めていきたいと思っていますので、ぜひ各部局長の皆さんには、考え方はぜひ共有して取り組んでいただければと思います。
関連して、3点ほど申し上げますけれども、この「職員確保・育成基本方針」をつくっているわけですけども、基本は長野県という組織で、働きたい人たちを増やす、また、働き続けたいと全ての職員が思ってもらえるようにしていくということが基本であり、そのことを通じて、県民の皆様方の信頼に応える、期待に応える、そういった組織にしていくということが何よりも基本だと考えていますので、まず、テクニカルな報告だけではなくて、大きな方向感はぜひ共有してもらいたいなと思います。
これを踏まえて、特に総務部、あるいは関係部局には、ぜひ職員採用の在り方もよく考えていってもらいたいなと思います。
これから事務的な職務に従事する人たちは大幅に余ってくると言われている中で、武田教育長もいらっしゃいますけど、教育の在り方も大きく変えていかなければいけないと思っていますので、そうした高校だったり、大学だったり、こういったものも変わってくるので、そうした動向も踏まえながら、どういう職員をどういう形で採用する形が最適なのか。また、我々の仕事の仕方も変わってくるので、そこはしっかりと総務部なり、人事委員会で検討してほしいと思います。
それから、職員に着目した方針でありますが、先週、教育長とも一緒に「ともつくミーティング」に出て、私と一緒のテーブルの人の話を聞いて、そうだよなと思ったのは、学校の先生方の在り方、あるいは子供たちの在り方で一生懸命学校の先生も子供たちも変わろうという議論をしているけれども、学校という枠組みが、例えば、「牛乳の瓶」という例えをされていましたけど、瓶のように固定しているので、中でいくら対応とか、思っていてもなかなか変わらないとおっしゃっていたのが、非常に印象深いのですが、これは職員の話も一緒なんですね。やはり職員が働くフィールドとしての組織の在り方というものも併せて考えていかないと、職員に「こういう研修やりますよ」とか、「こういう能力を身に付けてね」と言っても、その枠組みとしての組織とか仕事の仕方が変わらないと、おそらくこの方針の効果はあまり十分発揮できないんじゃないかと思うので、そういう意味では、例えば、部局同士の縦割りの話もいろんなところでまだ出てきますけれども、皆さん部局間の関係性だとか、あるいは、現地機関と本庁との関係性だとか、その組織の動き方とかそもそも組織がどうあるべきということも併せて、今後の課題として認識をしていってもらうといいなと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。
(関副知事)
ありがとうございます。
それでは、その他事項に入ります。
最初にその他資料1について、観光スポーツ部長から説明をお願いします。
(柳井観光スポーツ部長)
観光スポーツ部です。
それでは、その他資料1、「信州デスティネーションキャンペーンのプレキャンペーンについて」、御覧ください。
信州DCは3か月にわたりまして、JRグループと自治体などが一体となって全国的にPRを行う大型の観光キャンペーンです。長野県での開催は実に10年ぶりとなります。DCの本番は来年の7月から9月までですけれど、1年前のプレキャンペーン「プレDC」が7月からスタートしていますので、プレDCの取組の全体像について簡単に御紹介いたします。
プレDCの期間は、本番と同じ9月末までとなっていまして、信州の多彩な魅力をできるだけ多くの方に知ってほしいという思いを込めまして、「知ってほ信州」をキャッチフレーズとしまして、「自然」「歴史・文化」「食」、これらはアピールポイントとしまして、来年のDC本番に向けたコンテンツの磨き上げですとか、機運醸成に取り組んでいるところです。
主な取組を列挙しておりますけれども、既に駅などで御覧になった方もおられるかもしれませんが、県内の観光スポットを盛り込みましたポスターですとか、ガイドブックを作成しまして、順次、JRの主要駅や県内の観光案内所に配布しているほか、DCの公式サイトも開設しまして、県内各地の観光素材やモデルルートを掲載しております。
また、9月には全国のJRや旅行会社などを200名以上お招きしまして、信州の魅力を直接PRします「全国宣伝販売促進会議」の開催ですとか、県内6コースに分けました「エクスカーション(視察旅行)」を設定しているほか、通年の取組としましては、三大都市圏や近隣県での観光商談会などを順次実施してまいります。
また、特別企画・イベントとしましては、今月4日に関副知事も御出席いただきましたが、長野駅でプレDCのオープニングセレモニーを開催しまして、特別列車「知ってほ信州号」の出発式も併せて行っております。
さらに、インスタグラムを活用しました投稿キャンペーンを行うほか、「信州体験割」ということで果物狩りだとか、アウトドアなど、千を超えるメニュー、体験プランが県民の方は半額、県外の方は2割引になります「信州体験割」を活用しました周遊促進キャンペーンも展開しておりまして、体験割につきましては、後ろに参考資料も付けております。
各部局の皆様におかれましては、各部主催イベントでのシールやファイル、三角POPといったノベルティの配布など、DCの機運醸成の御協力をお願いできればと思います。
ポスターや三角POP、クリアファイルなどを作っておりまして、各部で希望がありましたら配布いたしますので、お声掛けください。
またDCのサイトの更なる充実のために観光素材ですとか、モデルルートの情報提供を、DCと連携して行っております。先ほどの信州体験割は12月まで行っておりますので、その周知やPR、そういった点で各部の皆様に御協力いただけますと幸いです。
詳細については、観光誘客課の方までお問い合わせ願います。
(関副知事)
ただいまの説明につきまして、質問、御意見等ありましたらお願いします。
よろしいでしょうか。
知事から何かありますか。
(阿部知事)
DCのプレキャンペーンは、しっかり進めていかなければいけないと思っていますが、部局長の皆さんにお願いが。観光スポーツ部長からもありましたけど「信州体験割」。皆さん、よく知っていますか?
いろんなところでPRしてほしいなと思っているんですが、観光スポーツ部でこういうことを言ってよとか、こういうのを見てくれとか、パンフレットがあるとか、何か言ってくれないと、どうやって宣伝すればいいかわかんないんだけど、どうすればいいんですかね。
(柳井観光スポーツ部長)
今回、後ろの参考資料などをつけておりますし、また、次長会議の場でも先日、具体の御説明などをさせていただいておりますので、また説明の仕方ですとか、資料などを整理して各部に共有したいと思います。
(阿部知事)
せっかくやっているので、遡及していかないともったいないなと思っていますし、デジタルスタンプラリーも県議会の御質問の中にも言及していただいて、私もデジタルスタンプラリーをやっているんですけど、皆さんもやってます?県の職員にも積極的にこういう150周年行事に参加をしてもらうといいなと。
中村部長からも話がありましたけど、県の職員も全市町村に行ってない人たちが、まだまだいるので、研修とかで配慮してあげることも必要かもしれないけど、県民の皆さんと同じようにこういうときに周ってもらうといいなと私は思うので、何かそういうことも部局長の皆さんには職員の皆さんにもっといろんな形で呼びかけてもらえるといいのではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
(関副知事)
それでは、事前に登録された項目は以上ですけども、他に何か御発言などありましたらお願いします。
最後に知事から何かありましたらお願いいたします。
(阿部知事)
まずは職員・組織の話は、先ほど申し上げたとおりですけれども、これから夏に向けて、しばらく私の不在期間が増えますので、両副知事はじめ、部局長の皆さんにはぜひ県政が滞ることがないように、しっかり対応していただければ、ありがたいと思っていますし、もちろん緊急の要件については、私もしっかりと対応させていただきますので、必要な際は遠慮なく連絡いただければと思っております。
暑い夏になりそうなので、熱中症等にはくれぐれも気をつけて、元気で、県民のために仕事をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
(関副知事)
それでは、以上で部局長会議を終了いたします。
御苦労様でした。
会議資料
【報告事項】
【その他事項】