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更新日:2025年5月13日
信州まつもと空港では、離着陸回数が多い空港北側に位置する松本市神林地区地域づくりセンターの屋上に測定装置を設置・測定し、空港管理事務所で常時モニタリングを実施しています。
松本市神林地区地域づくりセンター(松本市神林出張所)
松本市神林1557番地1
松本空港に就航する定期便及びチャーター便の騒音について、24時間体制で自動測定を行っています。
現在の日本の航空機騒音の評価指標であるLden(時間帯補正等価騒音レベル)の値を日ごとに算定しています。また、1973年から2013年3月まで採用されていた評価指標であるWECPNL(加重等価平均感覚騒音レベル)の値も参考として算定しています。
1日に発生したすべての騒音の暴露量(騒音が持つエネルギー)を合計し、1秒あたりの評価値として表したものです。なお、算出の過程において「時間帯による騒音の感じ方の違い」が加味され、日中よりも夕方、夕方よりも夜間に発生する騒音を、より大きいものとして評価するような処理を行います。
発生した騒音の最大値を測定し、この「騒音の最大値」と「一律20秒と仮定した騒音の継続時間」を用いて、暴露量を近似的に推計する評価方法です。なお、算出の過程において「時間帯による騒音の感じ方の違い」が加味される点はLdenと同様です。
※国土交通省HP「航空機騒音評価指標の見直しについて」(別ウィンドウで外部サイトが開きます)中のQ&Aより引用
長野県と松本市と地元4地区(今井、神林、笹賀、和田地区)との協定の中で、WECPNLの値が70以上*(現在はLdenの値が57以上*に読み替えています。)となる区域が生じた場合には、区域に所在する住宅の所有者等が騒音防止工事を実施する際に、工事に要する経費に支援することとしており、この値を基準値として、常時モニタリングを実施しています。
*環境基本法に基づく「航空機騒音に係る環境基準(昭和48年環境庁告示第154号)」の基準値と同じ値
航空機騒音に係る環境基準について(別ウィンドウで外部サイトが開きます)