野菜花き試験場

シクラメンなど秋冬の鉢物類の季節になりました

本県のシクラメンは、生産額で約9億円、生産量で2百万鉢と全国第一位の産地となっています。試験場ではシクラメンの培土試験を行っていますが、夏の記録的な高温によって開花が遅れるなど、大きな影響を受けました。それでも、気温の下降とともに開花が進み、11月に出荷期の調査を行うことができました。
また、11月9日には当試験場において、長野県園芸特産振興展推進協議会が主催する鉢花類コンクールが開催されました。県内生産者が丹精込めて栽培したシクラメン79点（5号鉢以上43点、5号鉢未満36点）、その他鉢花類25点の計104点が出品され、審査の結果、農林水産大臣賞をはじめとする7賞15点が選出されました。本県の鉢花生産者は高い技術を継承した若い生産者が多く、需要の変化に敏感に対応した商品が生産されており、今後の更なる発展が期待されます。

シクラメン培土試験の調査

咲き揃った調査用の株

葉枚数の調査

鉢花類コンクール

様々な出品物

上位入賞作品